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掲載日:2023年9月11日
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※県では無料での麻しん(はしか)抗体検査事業は行っておりません。
有償になりますのでお近くの内科を標榜する医療機関にお問合せください。
令和5年度も引き続き、対象者に限り無料の風しん抗体検査を受けることができます。
風しんは予防接種で予防可能な感染症です。
定期接種対象者は、予防接種を受けましょう。
抗体を持たない又は低い抗体価の妊娠前半期の女性が風しんにかかると、心疾患や白内障、難聴など「先天性風しん症候群」の子供が生まれることがあります。
妊娠中の女性は予防接種が受けられないため、抗体を持たない又は低い抗体価の妊娠中のかたは、可能な限り人混みを避け、不要不急の外出を控えるようにしてください。妊婦の周りにいる方は、風しんを発症しないよう予防に努めてください。
なお、妊娠を希望される女性やその配偶者、低抗体価の妊婦の配偶者は、県やさいたま市、川越市、越谷市及び川口市が実施する「風しん抗体検査」を受けることで、ご自身に風しんの発症や重症化を予防できる免疫があるか確認することができます。
(※風しん抗体検査でわかるのは、風しんの抗体価のみであり、麻しん(はしか)の抗体価はわかりません。)
県の風しん抗体検査について
県民の皆さまへ
令和5年度も引き続き、埼玉県が委託した医療機関(病院・診療所)で、無料の風しん抗体検査を受けることができます。
この事業の対象者は、検査日時点で埼玉県内の市町村(保健所設置市であるさいたま市、川越市、越谷市及び川口市は除く。)に住民登録がある方で、下記の要件の全てに該当する方です。
【すべてのかたの要件】
(1)過去に風しん抗体検査を受けたことがない方(妊婦健診含む)
(2)過去に風しんの予防接種を受けたことがない方
(3)過去に風しんにかかったことがない方
(4)昭和37(1962)年4月2日~昭和54(1979)年4月1日生まれの男性ではない
(※上記の間に生まれた男性は、県の助成対象ではなく市町村の助成対象になります。
詳細は「風しんの追加的対策について」をご覧ください)
⇒妊娠を希望する女性本人は(5)へ
⇒同居者のかたは(6)または(7)へ
【 妊娠を希望する女性本人の要件】
(5) 年齢が18歳以上50歳未満で妊娠を希望している女性(おおむね1年以内)ただし、令和4年4月1日の時点で既に16歳以上の女性(生年月日が平成18年4月1日までの女性)は18歳未満でも対象とする。
【同居者のかたの要件】
(6) (5)の同居者である。
または
(7)「風しん抗体価が低い(HI法で32倍未満、EIA法で8.0未満)妊婦」の同居者である
(※妊婦は風しんの予防接種を受けられないため、低抗体価の妊婦の同居者は予防に努める必要があります。)
令和5年4月1日から令和6年3月31日まで
1)こちらの「検査申込書(PDF:131KB)」を印刷する。
※検査申込書の「本人記入欄」と「本人確認欄」をご自分で記入してください。
2)次のリストから希望の検査実施医療機関を探す。
3)電話で必ず医療機関に受付日時等を事前にお問合せの上、検査を受けてください。
4)記入済みの「検査申込書」を持参して医療機関で検査を受けてください。
なお、検査対象要件を医療機関が確認するため、健康保険証、生活保護受給証、運転免許証、マイナンバーカードのいずれかを、医療機関の窓口に提示してください。また、低抗体価の妊婦の配偶者は、妊婦の母子手帳も提示してください。
5)検査後、医師が風しんの予防接種の必要性を説明します。
※さいたま市、川越市、越谷市及び川口市でも、同様の無料検査を実施していますので、さいたま市、川越市、越谷市及び川口市にお住まいのかたは、それぞれの市保健所にお問合せください。
この事業で、平成26年4月から令和5年1月までに36,841人(女性20,200人、男性16,641人)のかたが検査を受けました。検査の結果、免疫が不十分なため、風しんの予防接種を推奨された方は10,174人(受検者の約27%)でした。是非、多くの県民のかたに検査を受けていただき、予防接種の必要性をご確認ください。
※検査方法について
原則、HI法での検査のみを事業の対象としています。検査キットの不足等が生じている場合には、EIA法での検査も事業の対象としていますので、ご留意願います。
※請求書記入上の注意
予防接種が推奨される風しん抗体価について(PDF:273KB)
風しん(三日ばしか)は、風しんウイルスに感染して起きる発しん性の病気で、軽い麻しん(はしか)の症状に似ています。
2~3週間の潜伏期の後、発熱とともに発しんがみられ、3日程持続しますが、熱が出ないこともあります。
また、首や耳の後ろのリンパ節の腫れる症状が現れることも特徴です。
妊娠初期に風しんにかかると、心疾患や白内障、難聴など(先天性風しん症候群)の子供が生まれることもあります。
風しんに対する抗体のない女性は、妊娠前に風しんの予防接種を受けることをご検討ください。(妊娠中は、受けることができません)
定期予防接種の対象のお子さんは、積極的に予防接種を受けましょう。
定期接種の標準的な接種期間
※定期予防接種について詳しくは、お住まいの市町村役場の予防接種担当窓口にお尋ねください。
定期予防接種の対象者以外のかたは、任意に自費で接種することとなります(一部の市町村では助成制度があります。下記参照。)が、特に妊娠中のかたの感染を予防するため、次のような方は接種をご検討ください。
(抗体価が十分であると確認できた方を除きます。)
注意:妊娠中は予防接種を受けることができません。また、予防接種後2~3か月は、妊娠を控えましょう。
定期予防接種について詳しくは、お住まいの市町村役場の予防接種担当窓口にお尋ねください。
なお、任意接種(MRワクチンなど)については、かかりつけ医などの医療機関にご相談ください。
次の市町村では、大人が風しんの予防接種を受けた場合に費用の一部を助成しています。
詳しくは、各市役所又は町村役場にお尋ねください。
小鹿野町 小川町 春日部市 川口市 川越市 川島町 上里町 久喜市 熊谷市 坂戸市 杉戸町 白岡市 草加市 鶴ヶ島市 ときがわ町 所沢市 長瀞町 滑川町 蓮田市 鳩山町 東秩父村 東松山市 本庄市 三郷市 美里町 宮代町 毛呂山町 八潮市 横瀬町 吉見町
予防接種を実施している医療機関を探す
埼玉県医療機能情報提供システムのキーワード検索に「風疹」と入力し、地域を絞り込んで検索してください。
※風しんの単抗原ワクチンは生産量が少ないため、ワクチン接種を希望される場合は、麻しんにも効果のある麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)を接種されることをお勧めします。
令和7(2025)年3月までの間に限り、厚生労働省は過去に公的に予防接種が行われていない昭和37(1962)年4月2日~昭和54(1979)年4月1日生まれの男性に対して、風しん抗体検査及び予防接種を実施することとしました。
市町村で行っている事業ですので、詳しくはお住まいの市町村の担当窓口にお尋ねください。
※概要の詳細や実施医療機関は、厚生労働省ホームページ「風しんの追加的対策について」をご覧ください。
平成24年~25年の風しんの流行では、職場での感染が疑われた患者が多くみられました。
このため、職場での風しん予防の取組が大切です。
「職場みんなで風しん対策・風しんの予防接種を受けましょう」
啓発リーフレット(PDF:2,027KB)
関連資料
「職場における風しん対策ガイドライン」(国立感染症研究所作成)(PDF:5,105KB)
啓発リーフレット(厚生労働省ホームページPDFファイル・2ぺージ)
麻しん及び風しん流行情報のページをご覧ください。
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