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掲載日:2020年11月26日

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川越東高等学校における「認知症サポーター養成講座」(平成27年10月31日(土曜日))の開催について

認知症サポーター養成講座開催報告 川越東高等学校編

はじめに

急速に進む高齢化に伴い認知症の高齢者数も大きく増加すると見込まれます。

全国の認知症高齢者数は、団塊の世代が75歳を超える平成37年時点で約700万人、65歳以上人口の約20%と国は推計しています(平成27年1月)。

県及び各市町村では認知症に関する正しい知識と接し方を学ぶ「認知症サポーター養成講座」(以下「養成講座」という。)を開催しています。

特に、将来を担う若者たちが認知症を正しく理解することはとても大切であるため、県は各校での養成講座の開催をお願いしています。

川越東高等学校の御協力により、養成講座を平成27年10月31日(土曜日)に開催しました。
他校での開催の参考としていただきたく当日の概要を報告します。

養成講座

今回は、全校生徒の皆さんに人権教育の授業の一環として受講していただきました。
講師(キャラバン・メイト)は、新所沢清和病院の有井勇司さんに務めていただきました。

養成講座ではまず、DVD教材により「認知症は脳の細胞が死んだり、働きが悪くなる事により、その症状として現れてくるものであること」や認知症の人への良い対応例・悪い対応例について学びました。

その後、生徒の皆さんと意見交換しながら、

  • 認知症の症状には「記憶障がい(新しいことが記憶できなくなる。)」、「見当識障がい(時間や場所がわからなくなる。)」、「理解判断力の障がい(考えるスピードが遅くなる。2つ以上のことを同時に上手く処理できなくなる。)」などがあること
  • このような症状が現れてきたことは本人も気が付いていて、自信を失ってしまうこと
  • しかし、周囲の人が、認知症を理解した上で、ちょっとした手助けや気遣いができれば認知症の人が穏やかに暮らすことができること
  • 認知症の人への対応の3つの心得「驚かせない」「急がせない」「自尊心を傷つけない」

などを説明していただきました。

最後に、もし将来身近な人が認知症になった場合には、大きなショックを受けるかもしれないけれども落ち着いて本人を受け止めてほしいというメッセージがありました。

参加者の反応(アンケート結果から)

  • 自分の祖母が認知症なので、講座の内容にはとても共感できた。脳の機能が失われても感情は残るということを覚えておきたい。
  • 市内でよく迷子の放送を耳にし、ただ聞き流していたが、これからは少しだけでも周りに注意を払おうと思った。
  • 将来医療系の仕事に就こうと思っているので、今回学んだことがたくさんあったので、少しでも生かせるようにしたいと思った。
  • 認知症は、僕たちの誰しもがなりうる可能性があるもので、こうやって高校生のうちから知識を得ることができてよかった。
  • 認知症の人に対し、威圧するといけないので横から話しかけようと思っていたが、正面から目を見て優しく話しかけた方がよいことがわかった。
  • 今まではやはり他人事に考えがちだったが、もう少し自分のこととして考えてみようと思った。
  • 認知症のことはテレビのドキュメンタリーなどで見ていたので知っていたが、自分達で行動していくことが今の自分たちの世代にも求められていると思った。

今回の開催結果

祖父母や自分の進路選択と絡めてアンケートに回答した生徒も多いなど、養成講座に参加した生徒の皆さんには認知症を「自分事」として受け止めていただけたようです。

認知症や認知症の人に対する考え方や行動を変え、今後、認知症の人やその家族を地域で支える頼もしい存在になってくれることと思います。

また、川越東高校の校内新聞「ひんがし倶楽部」にも認知症サポーター養成講座の記事を掲載していただきました。

校内新聞「ひんがし倶楽部」記事

県では、これからも学校における養成講座開催を積極的に働き掛けていきます。関心のある学校等からの問い合わせをお待ちしています。

お問い合わせ

福祉部 地域包括ケア課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-830-4781

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