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掲載日:2026年3月10日
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――多世代交流と食を通じた、社会的養護を巣立った若者と地域住民が関わる取り組み
社会的養護のもとで育ち、施設等を巣立った若者の中には、親族に頼れず一人暮らしを始めるケースも多く、生活面・心理面の両面で孤立しやすい状況に置かれることがあります。
「みな風地域食堂×クローバーハウス」は、地域に開かれた食の場として、社会的養護を巣立った若者たちが地域のこどもや高齢者などとともに食事や交流の場を共有する取り組みです。
一般社団法人コンパスナビとカフェギャラリー南風が連携し、こうした若者たちが地域の人々と同じ場で継続的に食事や活動に参加し、多世代と関わりながら過ごす機会が設けられています。
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この取り組みのポイント (1)社会的養護を巣立った若者が、地域の中で安心して過ごせる居場所 (2)食を通じて多世代が関わる、開かれた地域の交流の場 (3)専門支援と地域拠点が役割を分担する連携モデル |
| 取組名 | 社会的養護を巣立った若者の居場所「みな風地域食堂×クローバーハウス」 |
|---|---|
| 実施主体 | カフェギャラリー南風(代表:山田ちづ子さん) |
| 主な活動地域 | さいたま市中央区(与野エリア) |
| 開始時期 | 2020年8月〜 |
| 主な連携先 | 一般社団法人コンパスナビ(社会的養護後の若者支援団体) |
| 主な対象 | 社会的養護を巣立った若者、こども、高齢者、生活困窮者 |
| 公式情報 | みな風地域食堂 Webサイト(別ウィンドウで開きます) |
社会的養護を巣立ち、親を頼ることが難しい状況で一人暮らしをしている若者の中には、地域との関わりが限られたまま生活している人がいます。
「みな風地域食堂」は、もともと地域のこどもを中心とした食堂として活動していましたが、2022年10月からは、高齢者や家庭に居場所のない若者まで対象を広げ、世代を問わず受け入れる場としての活動をスタートしました。
若者支援を担う「一般社団法人コンパスナビ」と連携し、地域食堂を社会的養護を巣立った若者の第二の居場所として開放したことが、本取り組みのきっかけとなっています。
社会的養護を巣立った若者が地域食堂の活動に継続して参加し、地域住民と同じ場で食事や交流を行う機会が生まれました。
参加当初は緊張した様子が見られた若者も、回を重ねる中で地域の人と関わりを持つようになり、食堂の場に継続して参加する姿が見られています。
また、若者が資格試験に合格した際には、食堂の利用者やボランティアに報告し、祝福される場面もありました。こうした交流を通じて、若者にとって安心していられる居場所の幅が広がっています。
若者支援の知見を持つ団体と、地域のこどもや高齢者が集う場を運営する食堂が協力することで、若者が地域の中で過ごせる環境が整えられています。
食堂の活動には地域住民やボランティアも関わっており、若者が地域の人と同じ場を共有する機会となっています。
専門的な支援と地域の日常的な場が結びつくことで、若者と地域をつなぐ取り組みとして広がっています。
「みな風地域食堂×クローバーハウス」は、社会的養護を巣立った若者が地域の中で食事と交流を重ねられる居場所を整えた取り組みです。
地域食堂と若者支援団体が連携し、食を通じた交流の場を継続的に活用することで、孤独・孤立の予防につながる地域協働の一つの形を示しています。
イベント情報の告知チラシ

活動の様子を撮影した写真





<何年も通っている若者がみな風地域食堂のボランティアスタッフさんや他の利用者に、自身の保育士試験合格の報告をして祝福していただいている様子>