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掲載日:2022年3月18日

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「第21回さいたま緑のトラスト写真・動画コンクール」入賞作品を決定しました!(令和2年度)

さいたま緑のトラスト運動をより多くの県民の皆さまに知っていただき、緑への理解と関心を深めるため、「さいたま緑のトラスト写真・動画コンクール」を開催しました。

第21回となる今回のコンクールでは、これまでの郵送による応募に加えInstagramによる応募も開始し、過去最多の858点の応募がありました。御応募いただいた作品は、どれもコロナ禍になっても安らぎを与えてくれる素晴らしいものでしたが、審査の結果、30点の入賞作品を決定しました。

写真部門の入賞作品は、みどり自然課公式Instagramで令和3年2月15日以降順次公開いたします。
動画部門の入賞作品は、YouTubeチャンネル「さいたま緑のトラスト運動~緑のトラスト保全地~」で御覧いただけます。

なお、例年開催している表彰式については、緊急事態宣言の発令などを受け、本年度は実施いたしません。

応募数

858点

トラスト保全地の部

226点
<写真部門>:215点
<動画部門>:11点

身近な緑の部

632点

入賞作品 ※敬称略、@以下はInstagramユーザー名

トラスト保全地の部<写真部門、動画部門>

緑のトラスト保全地を対象とした、緑豊かな自然環境、自然や生き物と人とのふれあい、保全管理活動の様子など。

写真部門

入賞作品一覧(PDF:1,598KB)

最優秀賞

「早朝の黒浜沼」吉川 忠雄
撮影場所:黒浜沼(蓮田市)

【講評】
沼と日の出を絡めた美しい風景写真です。小舟と水面の雲の映り込みが、人々が動き出す前の静けさを伝えています。

優秀賞

「センダン(栴檀)の花と蝶」石井 守彦@ishimori19800
撮影場所:黒浜沼(蓮田市)

【講評】
花木に注ぐやわらかな光の中に蜜を求めてきた蝶をハイキー調に優しく表現しています。

 

優秀賞

「新緑の林」笠原 秀夫
撮影場所:堀兼・上赤坂の森(狭山市)

【講評】
大胆な画面構成が樹木の生命力を伝えています。広角レンズを用いて左から二本の太い幹、右から細い幹とアンバランスにしたことで臨場感が生まれました。

優良賞

「尾花に差し込む落陽」佐藤 清
撮影場所: 武蔵嵐山渓谷周辺樹林地(嵐山町)

【講評】
落日までにはもう少し、その光がススキの穂を輝かせています。絞り具合でできた光輪でよりインパクトのある作品になりました。

 

優良賞

「若竹天へ」堀越 力男
撮影場所: 見沼田圃周辺斜面林(さいたま市緑区)

【講評】
力強くまっすぐ伸びたタケノコ。広角で撮ったことにより「私を見て!」と語りかけているようです。

優良賞

「刈り取った枯れ草でベッドを作ったよ」塘 久夫
撮影場所: 山崎山の雑木林(宮代町)

【講評】
刈り取ったふわふわの草に寝転んでみえた空は多分すがすがしい青空だったことでしょう。

 

佳作

「晩秋」後藤 實
撮影場所:藤久保の平地林(三芳町)

【講評】
いつもの通りの木々たちも見事に紅葉しました。斜めの光線により立体感が出て美しい作品になりました。

佳作

「落ち葉踏み踏み」畠山 敏郎
撮影場所: 狭山丘陵・雑魚入樹林地(所沢市)

【講評】
小路がずっと奥に続いてゆっくりした時間が流れているようです。落ち葉を踏む人達にも安らぎを与えているのではないでしようか。


 

佳作

「嵐山渓谷の水彩絶景」角張 洋司
撮影場所: 武蔵嵐山渓谷周辺樹林地(嵐山町)

【講評】
青空の反映を受けた水面に黄葉も映り込み現実の倍の秋模様です。

佳作

「黒浜沼 春の朝」土屋 君代
撮影場所:黒浜沼(蓮田市)

【講評】
季節や時間帯によって趣の違う姿を見せてくれます。沼の朝は澄み切った気配を漂わせています。

 

佳作

「家族でぶらっと散歩!」滝瀬 初男
撮影場所: 高尾宮岡の景観地(北本市)

【講評】
昼下りに菜の花の咲く道を散策する親子連れに何か懐かしさを覚える風景です。

インスタグラム特別賞

「ススキ観賞」平山 泰広@_yhb.world_
撮影場所:黒浜沼(蓮田市)

【講評】
ススキに隠れて他にも仲間がいるかの様、背景も整理されて一枚の絵を見ているようです。

 

インスタグラム特別賞

「Tokyo aroundも魅力いっぱいです」早野 由香@hayanoyuka
撮影場所: 浮野の里(加須市)

【講評】
青葉の茂る木々のトンネルを進んでいく小舟、櫓をこぐ女性の背に未来へ向かう力強さを感じます。

 

動画部門

入賞作品一覧(PDF:904KB)

最優秀賞

「浮野の里」山中 敏郎
撮影場所: 浮野の里(加須市)

【講評】
逆光の中に輝くのうるしを捉えることで生き生きとした朝の風景に始まり、四季にわたって移ろいゆく様子を静止画も取り入れ丁寧に表現しています。

 

 

優秀賞

「大切な水場」加倉井 憲一
撮影場所:見沼田圃周辺斜面林(さいたま市緑区)

【講評】
水を求めて現れる鳥や動物たちをやさしい目で丁寧に撮られています。また定点カメラを用い夜の仲間の姿も私たちにみせてくれました。

優秀賞

「山崎山自然観察会」千葉 庄一
撮影場所: 山崎山の雑木林(宮代町)

【講評】
トラスト保全地を守る人々の活動を子供たちの元気な声や鳥の声などを交えて記録しています。このように一般市民の参加によりより地域が盛り上がっていけたらと思います。

身近な緑の部<写真部門>

緑のトラスト保全地を除く、埼玉県内にある緑の風景。平地林など里山の風景、屋上・駐車場緑化、緑とのふれあいの様子など。

入賞作品一覧(PDF:1,138KB)

最優秀賞

「コスモスとアーバンパークライン」R.KURA@mukku81659
撮影場所: さいたま市大宮区

【講評】
コスモス畑の中を走る電車が白色だったこともあり爽やかな秋を感じます。車窓から見える景色もさぞ綺麗でしょう。

 

優秀賞

「夢先案内人」福島 一生@sisimai2020
撮影場所: 鴻巣市

【講評】
遠くの山並みを見ながらのポピー畑を散策する、なんと賛沢な時間でしょうか。このシーンを撮影するにあたり絶好の気象条件が揃いました。

 

優秀賞

「秋ヶ瀬の初冬模様」細井 町子
撮影場所: さいたま市桜区

【講評】
幾つものS字に映るカメラポジションも良く、その先に富士山が見えることでタイトルとした季節感が伝わってきます。

優良賞

「睡蓮の咲く頃」秋本 茂一郎
撮影場所: さいたま市緑区

【講評】
前景、中景、遠景と要素をしっかり押さえた気持ちの良い風景写真です。

 

優良賞

「静かな清流」角張 洋司@aira_photos
撮影場所:寄居町

【講評】
流れを白とびさせず手前の苔むした石の質感もしっかりでています。遠くに日が射した部分を入れたことで季節感が出ました。

優良賞

「おとぎの国の門番」鈴木 行男
撮影場所:坂戸市

【講評】
童話に出てくるようなユーモラスな雰囲気が生まれました。背後のきれいな玉ボケがよりおとぎの国へ誘ってくれます。

 

佳作

「緑の試練」水上 貴夫
撮影場所:狭山市

【講評】
雪の日、緑の葉と枝に積もった雪の対比にレンズを向けた作者の感性は素晴らしいと思います。タイトルのように作者は緑の葉に思いを寄せた優しさを感じます。

佳作

「ソーシャルディスタンスで自己防衛中⁉」山岸 まさ子
撮影場所: 横瀬町

【講評】
表情豊かな案山子君が皆で力を合わせて乗り越えよう!と呼びかけているようで楽しい作品です。

 

佳作

「さ~帰ろうかな~」ヌルル アヌワル
撮影場所:さいたま市緑区

【講評】
絵日記の中のひとコマを思い出す作品です。整理された背景の中に少し元気なく帰る姿から虫かごの中は空っぽなのかなと思わせます。

佳作

「静寂」佐々木 聡
撮影場所:さいたま市西区

【講評】
逆光の桜の大木と、日を受けて輝くメタセコイヤ(?)との映り込みも含めてこのバランスが絶妙です。

 

佳作

「ラベンダーに包まれて」池田 勝美
撮影場所:嵐山町

【講評】
ラベンダーにピッタリの女性二人、爽やかさ満載の作品になりました。

インスタグラム特別賞

「大きな木とマリーゴールド」新井 あゆみ@xinjingayumi6
撮影場所:本庄市

【講評】
マリーゴールドの奥に大きな樹、その向こうに広い世界を感じます。遠いどこかの地に憧れを抱かせるような魅力を持った作品です。

 

インスタグラム特別賞

「秋のピックニック」
アグステイン マリア ヴェロニカ@mariaveronicasagustin
撮影場所:さいたま市大宮区

【講評】
低いアングルにより、木々は大きく背を伸ばし葉を広げ、憩いのオアシスを作っているように思えます。

インスタグラム特別賞

「緑に囲まれて生きる」miz@mizupaca
撮影場所:飯能市

【講評】

撮影手法をうまく活かし、作者を中心に赤黄緑の葉と枝の絡みをリズミカルに表現した面白い作品です。ハイキー調で軽妙に仕上げたのが良かったです。

審査

審査日

令和2年12月22日(火曜日)

審査員

石橋 哲子 氏(全日本写真連盟埼玉県本部委員長)

公益財団法人さいたま緑のトラスト協会理事

みどり自然課長

総評(石橋 哲子 氏より)

トラスト保全地の部は、各号地の特色がある作品が多かった。身近な緑の部の作品は、気が付かず通り過ぎていくような場所にも目を向けチャンスをものにした写真が多かった。新型コロナウイルス感染症で世の中大変だが、みどりや自然を見ると安らぎを感じる。

【写真全般の評価】
・人物が写っているものは、肘が曲がっていたり、足は片足が上がっているような身体の動きがある方が生き生きした感じがでる。
・木漏れ日など光と影の写真は印象が強くなる。シルエットはその形に視線が集まるのでバランスなどに気を付ける。太陽を写す場合、白とびしやすいので手前のもので隠したり、レンズを絞り光を調整など工夫してください。
・画面全体を覆うような写真ではなくて、画面の中で間があったり流れがあるほうが心地よい写真になる。

その他

募集案内は「第21回さいたま緑のトラスト写真・動画コンクール」作品募集! ※募集は締め切りました。を御覧ください。

 

 

お問い合わせ

環境部 みどり自然課 みどり保全・総合調整担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第3庁舎2階

ファックス:048-830-4775

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