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掲載日:2026年2月1日
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学芸員が紹介する、美術館の舞台裏。
スタジオ65《ボッカ(口)》(1970年)に座る
佐伯綾希(さえき あやき)学芸員
県立近代美術館(さいたま市浦和区)
電話:048-824-0111
\緑豊かな北浦和公園内!/

[休館日]
月曜(祝・休日、県民の日は開館)、年末年始、メンテナンス日
北浦和駅下車徒歩3分

例えば収蔵しているモネやピカソ、シャガールも、県民みんなの財産です。それをしっかり管理して、未来永劫楽しめるようにするのが、美術館の学芸員の仕事です。
作品そのものの研究だけでなく、作者自身の交友関係、所蔵者の変遷もたどります。作品とともに人間模様まで紹介したいと思っています。舞台や映画でいうなら、作品と学芸員は、出演者と演出家の関係。展覧会では、出演者たちが織り成すストーリーをお楽しみください。

会場づくりは、まずは空間構成から。展示室の壁は可動式で、部屋の大きさや数、動線、視線の誘導など、作品数・章立てから割り出します。

展覧会は作品収集から。そのため美術館は、世界規模で作品を貸し借りする協力関係にあります。アートは一点物ですので、搬出入は、緊張の連続!

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県ゆかりの作家の作品を核としてそれに影響を与えたフランスの印象派から、現代の作品に至るまで、幅広く収蔵。常設展入場料の200円で同館自慢のモネもご覧になれます。
クロード・モネ《ジヴェルニーの積みわら、夕日》(1888-1889年)
モネが里帰り!
睡蓮の連作が描かれた「モネの庭」があることで知られるフランス・ジヴェルニーにある美術館に3月上旬から約3カ月間、里帰りの予定です。貸し出しのオファーを受けたときは、この上ない喜びでした。
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好評につき、第2回の開催を検討中です。乞うご期待!

月2、3回土曜の午後に開催中!
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県立近代美術館といえば有名なのが、開館当初から収集する実際に座れるデザイン・チェアのコレクション。令和7年に初のクラウドファンディングを実施。

2月7日(土曜日)~5月10日(日曜日)
会期中にギャラリートーク、講演会を開催【予定】
[一般] 1,000円 [大高生] 800円

現在の県立浦和高校在学時に父を亡くして貧し、18歳で単身、世界へ旅立ち再び母国の地を踏むことなく世を去った画家、田中保。「エコール・ド・パリ(注1)」が華やかなりし時代のパリで活躍した田中の、波乱万丈な人生とは―。調べると、彼が「日本では無名であった」こと自体にこそ、秘められた人間模様とストーリーがあったのです。
(注1)École de Paris(訳:パリ派)。20世紀前半に世界中から芸術の都パリに集まってきた芸術家たちの総称
最新の調査で、海外で暮らす田中に届いた母からの手紙が現存していることが分かり、フランスに飛びました。「わずか18歳で旅立ったあなた。勉強など頑張っているのでしょうか、便りもよこさず、いったいどうしているのか。勉強を終えたら一日も早く帰国して、ちゃんと仕事に就いて、どうか活躍してほしい」。そこには、気をもみながら、わが子の幸せを一心に願う親の愛がつづられていました。同展では、田中保をはじめ全7テーマで、コレクションに光をあてます。
戦後日本で普及した花柄の毛布を用いた立体の作品や展示空間を創り出す気鋭のアーティストを紹介する展覧会。
2月7日(土曜日)~5月10日(日曜日) [観覧無料]
会期中に作家本人来場によるギャラリートークや子供向けワークショップを開催【予定】
「江頭誠《忙しい夜》展示風景(部分)2025年」
武蔵コーポレーション株式会社 特別協賛
最高賞金100万円
15歳以上(中学生を除く)
直接作品を持参 [事前申し込み不要]
搬入期日は部門ごとに異なります【5月初旬】
出品手数料は作品1点3,000円(1部門3点まで出品可)
県展については
【問合せ】県生涯学習推進課
電話:048-830-6925
入選点数 1,464点[入選率 52.7%]
入選者の年齢 最年少 16歳/最高齢 94歳
5月28日(木曜日)~6月18日(木曜日)
月曜休館
入賞・入選作品と県内作家の招待作品等、約1,800点を展示します。
