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掲載日:2024年10月1日
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広報課から皆さまへ
能登半島を襲った地震は、遠くで起きた痛ましい出来事ではなく、私たちのまちで起きていた災害だったかもしれません。普段から防災を意識することで、モシモの時の心構えが身に付きます。イツモの生活の中でできることを一緒に実践しませんか。
石川県内で今後30年以内に震度6強以上の揺れが起きる確率は「0.1~3%未満」*と言われていました。しかし、元日、石川県能登半島をマグニチュード7. 6、最大震度7の地震が襲いました。また、8月8日には、日向灘を震源とする最大震度6弱の地震が起き、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が初めて発表されました。
いつ起きるか分からない災害に備え、いま一度、防災について考えてみませんか。
*出典:地震調査研究推進本部「全国地震動予測地図2020年版」
【問合せ】県災害対策課
電話:048-830-8181
▲埼玉県防災ポータルサイトはこちら(別ウィンドウで開きます)
地震発生直後で混乱する被災地に入り、避難所運営などの支援業務を行った、埼玉県内の自治体職員に話を聞きました。
★県では県内市町村と連携し、地震発生直後から現在に至るまで、被災地に応援職員を派遣しています
川口市立医療センター 佐伯 翼 主任
崎山地区コミュニティセンター
★1月3日〜5月5日まで石川県七尾市内の避難所として開設
避難所はある程度の安全性が保たれているという認識でしたが、いざ現地に到着すると、天井の継ぎ目から空が見える状態で、大きな衝撃を受けました。
そんな中でも、避難者の皆さんは落ち着いていて、互いに助け合いながら生活していました。避難者名簿の作成や支援物資の計画的な配布など、自ら進んで行動していたのが印象的でした。それでも、一人ひとりから話を聞くと、家の状態が酷いなどそれぞれに大変な事情があって―。そんな状況でも、皆さんが前向きに生活されていたことに心を打たれました。
力及ばず申し訳ない気持ちですが、災害発生直後の避難所は、自治体の支援だけでなく、避難者の皆さん自身で運営していくことが求められます。みんなが少しずつ我慢すること、できることをやること。こうした心構えで全員で助け合うことが、避難所での生活においてとても大切だと感じました。
▲避難所に届いた物資の積み下ろしをする職員
県危機管理課 石田 真彦 主査
七尾市立小丸山小学校
★1月1日〜3月24日まで石川県七尾市内の避難所として開設
能登半島地震では上下水道が完全にストップしたため、避難所運営支援に当たる中でも、特にトイレの備えはとても大切だと改めて感じました。悪臭は直接的に体にこたえましたからね―。支援業務終了後、家に帰ってすぐに携帯トイレを個人的にも買い足したほどです。
現地の市職員の中には、自宅に水・食料などの備蓄がなかったため、災害発生直後は家族の水・食料を確保するのに非常に苦労したという人もいました。支援業務を通じて、「災害は本当に起きるんだ」と身をもって実感しました。国や自治体からの支援には限界があり、地震が起きてしまった後にできることは本当に限られています。埼玉県内でいつ災害が起きてもおかしくありません。いざというとき、自分を助けるため、大切な人の命を守るため、イツモ防災・ミンナ防災をもっともっと県民の皆さんに知ってもらいたいです。
▲段ボールベッドを組み立てる職員
地域の皆さんで自主的に防災活動(初期消火、救出・救護、集団避難、給水・給食など)を行う団体(組織)です。活動組織を自分たちで立ち上げてみるのも。
❶ミンナでまち歩きー防災を知り、まちを知る
地域の危険箇所、避難場所などを確認しましょう。
清掃活動などの地域行事と一緒に開催すると、多くの人が参加しやすくなります。
❷ミンナで向こう三軒両隣の無事を確認
震度5強の地震後3日間は安否を提示するなど、普段からルールを決めて訓練してみてください。
❸ミンナでイツモ防災を実践
一人ひとりが各家庭で「イツモ防災」を実践しましょう。
消防団は災害現場での消火活動をはじめ、地震や風水害といった大規模災害発生時の見回り、救助活動、避難誘導などさまざまな活動を行う地域の安全に欠かせない存在です。
Q消防や防災の知識がなくても入団できますか?
A研修が充実しているので、消防団に入ってから消防や防災について基礎から学べます。少しでも地域を知りたい、関わりたいという気持ちがあればぜひ!人とのつながり、地域の魅力を再発見できますよ。
梅田 隆星(りゅうせい)さん(入団4年目)
Q入団したら、どのような活動をしますか?
A私の所属する消防団では、女性団員は主に、防災訓練・市民向け救命講習の指導補助などの多彩な活動をしています。地域の方と直接触れ合い、寄り添いながら防火・防災を伝えるという大切な役割にぜひ参加してください!
阿部 空美(くうみ)さん(入団9年目)
1家具の固定
地震から生き残る(災害発生時自分の身の安全を守る)には、まず「家具の固定」です。
23日以上の水・食料の備蓄
災害発生直後は支援物資が届くまで自力で生き延びなければなりません。最低3日分(できれば1週間分)の水と食料を備えておきましょう。
3災害用伝言サービスの体験利用
体験できる日 毎月1日、15日
★防災週間(8月30日〜9月5日)も体験できます
+携帯トイレの備蓄
断水していて、トイレの水が流せない!そんなとき、トイレ空間が安全で便器が使用可能であれば、携帯トイレを使いましょう。
1人1日約5回×家族の人数分×7日分(4人家族なら約140セット)が備蓄の目安です。
さまざまなシナリオを作成し、関係機関とともに図上訓練を繰り返すことで、県全体の危機・災害対応力の底上げを図っています。
子供から大人まで実際に体験しながら学べる訓練です。防災ヘリや消防、警察、自衛隊の車両も参加します。
日時
10月20日(日曜日)午前9時~午後1時
★救出救助訓練は午前11時40分まで
防災フェアは午後1時まで
会場
日高総合公園
★武蔵高萩駅下車徒歩15分
地震などの災害時の対処方法を楽しく体験・学習できます。
忍者の行動や精神、消防の技術や道具を「防災」にいかしたらどうなる…?
場所
鴻巣市袋30
★北鴻巣駅下車徒歩20分
開館時間
午前9時~午後4時30分
休館日
月曜、年末年始
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