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掲載日:2024年10月7日
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県内の在留外国人は23万人※を超え、県民に占める割合は約31人に1人となっています。出身の国及び地域の数は166と幅広く国籍も多様化しています。
日本人住民と外国人住民がお互いの立場を理解し、安心して暮らすことのできる地域づくりに向けて、身近な外国人と気軽にコミュニケーションをとる手段の1つとして「やさしい日本語」があります。
(※)令和5年12月末時点、法務省調査による。詳細は埼玉県内の在留外国人数のページ。
「やさしい日本語」とは、難しい言葉を言い換えるなど相手に配慮したわかりやすい日本語のことです。専門用語などを簡単な言葉に置き換えたり、文章自体を短くしたりした日本語で、例えば「高台に避難」といった難解な熟語を使わず、「たかいところへにげて」などど言い換え、わかりやすく、伝わりやすくするものです。
「やさしい日本語」は、1995年の阪神・淡路大震災の際に、地震発生の緊急速報や避難指示、ライフラインなどの情報を理解できずに多くの外国人が被害を受けたことをきっかけとして、外国人に対して迅速に災害などの情報伝達を行う手段として取組が始まりました。
近年では、平時の情報伝達の手段として、日本に住む外国人に情報を伝えたいときに、多言語で翻訳・通訳するほかに、「やさしい日本語」を活用する取組も進んでいます。
埼玉県に住む外国人に日本語でどれくらい会話ができるかを聞いたところ、多くが日本語を知っており、「ゆっくり、簡単な言葉で話せる」を含めて約9割の方が日本語で会話できると答えました。(令和5年度埼玉県外国人住民意識調査)
(参考)やさしい日本語による災害・防災情報の発信
外国人(がいこく じん)の ため の 災害(災害)・防災(ぼうさい)の 情報(じょうほう)
「やさしい日本語」のポイントを動画で学ぶことができます!
もっと詳しく知って「やさしい日本語」を使ってみませんか。
知ることからはじめよう!やさしい日本語(外国人お助けボランティア育成研修・第2部)(別ウィンドウで開きます)
埼玉県では「やさしい日本語」を普及する取組を進めています。今回、普及啓発のアニメーション動画を作成しました。
日頃のコミュニケーションのヒントや普及ツールとしてご活用ください!
<「やさしい日本語」で伝えてみませんか(30秒Ver)>
※15秒Verの動画もあります。「やさしい日本語」で伝えてみませんか(15秒Ver)
※動画のテキスト版はこちら(PDF:266KB)
※動画データの提供を希望される方は下記お問い合わせ先までご連絡ください。
「やさしい日本語」を学ぶことができる「多文化共生ボランティア育成」を開催しています。
令和6年度はオンラインを含む年4回開催します。参加無料です。ぜひご参加ください。
身近な外国人とのコミュニケーションのコツを学びませんか?(多文化共生ボランティア育成研修)
出入国在留管理庁・文化庁が作成したガイドラインです。書き言葉編と話し言葉編があります。
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