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掲載日:2020年10月22日

研究課題評価の公開(令和2年度)

研究課題評価の公開

  限られた研究資源で、効率的かつ効果的な研究開発を実施するために、研究課題の評価(以下「課題評価」という)を実施しています。課題評価において適切な助言を得ることで、研究員の創造性が十分に発揮できるように活用するものです。

  ここでは、課題評価の透明性を高めるとともに、試験研究について、広く県民の皆さまに知っていただくために、ホームページで公開いたします。

研究等評価委員会の設置

  「埼玉県農林水産試験研究機関研究課題評価実施要領(平成27年4月1日最終改正)」に基づき、厳正かつ公平性、客観性を確保するため課題評価を行う組織として、外部の有識者等で構成する研究等評価委員会(以下「評価委員会」という)を設置しています。

  令和2年度の評価委員会構成員は、次の7名です。

令和2年度評価委員会構成員(7名)

専門分野

氏名

現職等(令和2年4月現在)

作物全般

髙島武

元(独)農業技術研究機構

中央農業総合研究センター所長

園芸

荒木陽一

高崎健康福祉大学農学部教授

畜産

牛島仁

日本獣医生命科学大学応用生命科学部教授 

植物

米林仲 

立正大学地球環境学部教授

病害虫 高橋賢司 元(一社)日本植物防疫協会技術顧問
食品 青柳康夫  女子栄養大学栄養学部名誉教授

土壌肥料

加藤直人 JA全農耕種資材部技術主管

※ 敬称略

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課題評価の種類と公開

  評価委員会で行う課題評価には、下記の3つがあり、このホームページで公開するのは、令和元年度に終了した研究課題を対象にした「事後評価」です。 

課題評価一覧(3種類の評価とその概要)

事前評価

新たに実施する研究課題について、県民ニーズなど農林水産行政からみた緊急性や重要性、本県農林水産業への貢献の可能性、技術的な達成の可能性等、多様な観点から、課題化の妥当性を評価します。

事後評価

研究終了後、当該研究の成否について総括するとともに、新たな研究計画の策定等に活かすため、研究目標の達成の度合い、 研究成果の波及効果、県民生活や本県農林水産業への貢献度など研究内容の全般について、 総合的な観点から評価します。

追跡評価

事後評価だけではその成果が確定できないと判断された研究課題については、研究終了後一定期間経過後に、追跡評価を実施します。

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令和元年度に実施した課題の評価

  令和2年7月に評価委員会を開催しました(新型コロナウイルス感染拡大防止のため書面開催としました)。評価は、完了課題の研究進行管理表、プレゼンテーション印刷資料をもとに、評価委員7名から評価をいただきました。

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令和元年度に終了した課題の評価公開

評価基準(事後評価)

  評価基準は「総合評価」と「要素別の評価」があります。

総合評価
  • A:優れた研究成果で活用が大いに期待できる。
  • B:良好な研究成果で活用が期待できる。
  • C:一部の研究成果で活用が期待できる。
  • D:不十分な研究成果で活用が期待できない。
要素別の評価
目標達成度
  • a:大いに認められる
  • b:認められる
  • c:やや欠ける
  • d:認められない
活用見込み
  • a:大いに認められる
  • b:認められる
  • c:やや欠ける
  • d:認められない

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評価対象課題と評価結果

研究課題1:ナシ白紋羽病の温水治療効果の確認、実証
  • 研究担当:農業革新支援担当
  • 研究期間:平成29年度~令和元年度
  • 研究概要:ナシ白紋羽病は、生産性の低下を引き起こすだけでなく枯死に至る重要病害ある。しかし、現状の防除法は、登録農薬があるものの土壌を掘り起こし、根部の羅病部を取り除き、薬液を灌注するという重労働を伴う。そこで、農研機構が開発した温水治療法を本県で有効であるかの実証試験を行った。その結果、「罹病樹に対する温水治療処理」並びに「高温水を用いた発病跡地の土壌消毒処理」の有効性を明らかにすることができた。
  • 研究評価:評価の要素(目標達成度:a、活用見込み:b)、総合評価A
評価課題2:生産現場で発生するカブの根内部黒変症に関する発生要因の解明と対策技術
  • 研究担当:環境安全担当
  • 研究期間:平成29年度~令和元年度
  • 研究概要:カブ産地において、可食部に黒褐変の斑点と空洞化を生じる原因不明の症状(以下、カブ内部黒変症)が発生した。そこで、発生原因の解明と、土壌肥料と植物栄養の両面に着目した対策の確立を図った。その結果、カブ内部黒変症はほ場のカリウム欠乏と収穫約3週間前からの気象条件が関与しており、カリウムを慣行施肥量より多くすることと、耐性品種(ゆりかもめ)の導入が有効であることを明らかにした。
  • 研究評価:評価の要素(目標達成度:a、活用見込み:a)、総合評価A
評価課題3:トマト土耕栽培における次世代技術実証
  • 研究担当:次世代技術実証普及担当
  • 研究期間:平成29年度~令和元年度
  • 研究概要:次世代施設園芸埼玉拠点に隣接する当担当ではトマトの長期土耕栽培を行っている。本研究課題では、炭酸ガス施用装置、細霧装置、LED補光装置が生育や収量に与える効果を検証した。これらの機器を導入することで、長期に渡る栽培管理が比較的容易になった。併せて、生育調査に基づき適切な草勢管理をすることで、収穫期間を慣行(促成栽培)と比較して4ヵ月程度拡大可能である。最大収量は、上記機器を全て併用することで43.2t/10aを記録した。成果等は、毎月開催する研修会において県内生産者らに発信している。
  • 研究評価:評価の要素(目標達成度:a、活用見込み:a)、総合評価A
研究課題4:イチゴ新品種の高品質果実生産技術の開発
  • 研究担当:野菜育種担当
  • 研究期間:平成29年度~令和元年度
  • 研究概要:県育成イチゴ品種「埼園い1号」および「埼園い3号」の観光・直売向け品種としての普及拡大にあたり、高品質・安定生産が可能な栽培技術およびDNAマーカーを活用した品種判別手法の確立を目的とした。その結果、育苗期の施肥量や育苗日数、本圃定植後の電照・炭酸ガス施用等の管理条件および病害抵抗性(炭疽病、萎黄病、うどんこ病)を明らかにし、これらの知見を元に栽培マニュアルを作成した。また、DNAマーカーによる16品種間の判別方法を開発すると共に、さらにうち7品種については、より簡便な方法での判別を可能にした。
  • 研究成果:評価の要素(目標達成度:a、活用見込み:a)、総合評価A
研究課題5:ニホンナシ「彩玉」における効果的な短期貯蔵法の検討および短期貯蔵における糖度上昇要因の解明
  • 研究担当:果樹担当
  • 研究期間:平成29年度~令和元年度
  • 研究概要:「彩玉」は収穫期間が短いため長期販売が難しく、販売期間延長のための適切な貯蔵条件は明らかになっていない。さらに、短期貯蔵により食味が向上するとされているが、その要因は不明である。そこで、貯蔵条件の確立と食味向上の要因の解明を目標とした。その結果、温度帯による貯蔵性の違いや貯蔵期間延長方法が明らかとなり、実証試験を基に「彩玉」貯蔵マニュアルを作成した。また、貯蔵により構成糖や香気成分比率の変化が見られたことから、これらが食味に影響を及ぼしたと考えられた。
  • 研究評価:評価の要素(目標達成度:a、活用見込み:a)、総合評価A
評価課題6:安定生産可能な水稲乾田直播栽培技術の確立研究担当
  • 研究担当:高度水田利用担当
  • 研究期間:平成29年度~令和元年度
  • 研究概要:水稲の乾田直播は低コスト化と省力化による規模拡大が可能であり、安定生産可能な栽培技術が確立すれば大規模主穀作農家を中心に普及が期待される。そこで、直播適用性が高いと考えられる本県奨励品種「彩のきずな」を用いて、漏水防止技術や施肥法など、安定性を高める乾田直播技術の検討を行った。その結果、漏水防止のための鎮圧作業方法と「彩のきずな」の乾田直播用一発肥料の配合割合を解明し、栽培マニュアルを作成した。
  • 研究評価:評価の要素(目標達成度:b、活用見込み:b)、総合評価B
評価課題7:母豚の非生産性日数抑制による繁殖率向上試験
  • 研究担当:養豚・養鶏担当
  • 研究期間:平成29年度~令和元年度
  • 研究概要:繁殖に供する種雌豚の発情は、通常観察により確認するが、発情徴候の判断が困難となる「鈍性発情」と呼ばれる症状が存在する。この症状は繁殖効率を下げるため、経済的損失が大きい。そのため、種雌豚の膣内電気抵抗値の計測や膣垢(スメア)を簡易サンプリグによる鈍性発情個体を見分ける方法の開発を目的とした。その結果、膣内電気抵抗値と発情予定日の白血球出現比率を確認することで、鈍性発情の鑑別が可能となることが明らかになった。
  • 研究概要:研究評価:評価の要素(目標達成度:b、活用見込み:b)、総合評価B

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お問い合わせ

農林部 農業技術研究センター 企画担当

郵便番号360-0102 埼玉県熊谷市須賀広784

ファックス:048-536-0315

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