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掲載日:2024年9月12日
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ワークにピンゲージ(精密に作られた鉄丸棒)をセットします。 ”Y軸平行移動”と”回転移動”のにより測定軸(X軸)とワークが平行になるように調整します。
※詳しい調整方法は職員より直接操作指導させていただきます(要指導員料)。 |
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試料をセットします。 測定したい箇所が測定軸方向になるようにセットします。 画像では、バイスで挟みにくいため固定治具を下に敷いています(溝を利用)。
※測定試料によっては別途治具をご用意いただく必要があります。 ※試料が当センターのバイスで挟めるかどうかはご利用者様にてご判断ください。 |
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測定子を測定開始位置に接触させます。
測定子の先端角度よりも狭い場所は測定できません。 測定子の接触部分は目視でよく確認してください。
※急斜面も微速であれば測定できますが、速度や表面の状態によっては測定できない場合もあります。 |
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測定長さと測定速度を入力・設定します。 測定長さは駆動方向(X軸)の長さです。測定の道のりではありません。
測定速度は0.3mm/sが標準です。 凹凸の多い部品や傾斜のきつい部品は速度を落としてください
速度を速くすると測定時間の短縮になりますが、測定子破損のリスクも高くなります。 |
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測定ボタンを押すと自動で測定子が輪郭形状を取得します。 取得後は自動で測定した輪郭形状が表示されます。 |
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ウィンドウ右側にある解析メニューから適切な幾何形状ツールを選択して近似形状を作成します。 作成した形状から座標系を整えたり、長さや角度などの値を読み取ります。
解析した結果はPDFでの保存(印刷機能を利用)が可能です。 紙での印刷をご希望の場合は印刷用の普通紙をお持ち込みください。
測定した形状データは点列データ(NCデータ)やCADデータ(DXF)として保存できます。 ※近似形状は形状データとして保存できません。 |
※この解説は簡易的な説明です。詳細な操作方法について指導が必要な場合は、使用料の他に指導料が1時間あたり2,500円かかります。
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