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イベントレポート

農ある暮らし体験ツアーを秩父地域で開催しました!

日時 2022年10月23日10時00分

秩父地域の街並み風景の画像

 埼玉県への移住や農ある暮らしに興味がある都市住民向けに、埼玉での農ある暮らしや、農ある暮らしの関わり方を体感する秩父地域を巡る農ある暮らし体験ツアーを実施しました。

 まず最初に秩父市農産物直売所に行き、施設を見学しました。時間が早いこともあり、直売所には農産物が豊富に揃っていました。

秩父農産物直売所の画像

 次に、秩父の樹木を維持管理する取組に共感して、地元にUターンをして、秩父メープルの製造に取り組んでいる井原さんが経営しているショップを訪問しました。
 ここは、日本初のシュガーハウスとして、メープルシロップの製造機械をカナダから導入。カエデの樹液やメープルシロップを味わることができるカフェを併設し、さまざまなオリジナルメニューを提供しています。

 当日は、天気もよく、週末であったことから多くのお客様で賑わっていました。

秩父にあるメープルベースに入るツアー参加者の様子の画像

 次に向かったのが、秩父市田村にあるKEINA(ケイナ)。ここは、自社農園で栽培した無農薬野菜を使ったカフェやプライベートキャンプ場を提供する令和4年4月にオープンした施設です。
 ここで、昼食をとった後に、現在都内在住で週末に地元に戻って経営をしている今山さんより話を伺いました。ケイナを地元に戻ってはじめようと思った経緯や、これまでの取組実績、今後目標として地域の活性化を図り、移住者や2拠点生活者の増加を目指していきたいなどの話を伺いました。
 次に、横瀬町にUターンして地域おこし協力隊を務めている宮下さんからも移住体験談や町への想いなどについての話を伺いました。
 その他にも、秩父市の地域おこし協力隊の松本さんの秩父市移住制度の紹介、大阪からの移住者で、秩父地域でグラフィックデザイナーをされている吉田さんからもお話を伺いました。

 その後は、ケイナの施設及びケイナに食材を提供している収穫農園を見学しました。農園管理者の厚意により、その場で収穫体験が行われ、サツマイモ、落花生、インゲンなどの収穫が行われました。

左の画像はケイナで行われた交流の様子、右の画像は農園内での収穫体験の様子

 秩父市から横瀬町に移動し、横瀬町のそば打ち会のメンバーの方の指導の下、「そば刈り体験」を行いました。
 その後は、そば刈り体験をした畑のすぐ近くにある「チャレンジキッチン ENgaWA(えんがわ)」に移動しました。ここは、人と人が気軽に出会い、交流することができる拠点で、町の地域おこし協力隊員らが、地域の食材にこだわった新商品を開発し、毎週土日に提供しているそうです。
 横瀬町職員の田端さんより、町内の農家の方などとの連携や町を盛り上げていく取組の話などを伺いました。

 最後に、参加者が本日の振り返りや感想などを述べてツアー終了となりました。

左の画像はそば刈り体験の様子、右の画像はチャレンジキッチンENgaWA(えんがわ)内で、ツアーの振り返りを行っている様子。