令和6年2月定例会 代表質問 質疑質問・答弁全文（松澤正議員）

都市計画道路越谷吉川線の整備について

Q　松澤正　議員（自民）

都市計画道路越谷吉川線は、吉川市と越谷市を連携する道路であり、沿線ではこれまでに越谷市の越谷レイクタウン、吉川市の吉川中央土地区画整理事業などの開発により、大型商業施設や住宅の建設が進み、にぎわいある地域が形成されてきました。
一方、このことにより、定住人口や買物客等が増加し、越谷吉川線では交通量も増加しました。この結果、地域を東西方向に行き交う越谷吉川線の吉川橋前後での渋滞は慢性的なものとなり、地域の課題となっております。
また、吉川市の歴史は大変古く、このたび架け換えられた橋の1世代前の旧橋は昭和8年の建設で、老朽化も著しく進み、大型車両の重量制限も設けられておりました。このため、私は、吉川市議会議員の時代から、この地域の更なる発展には吉川橋架換え整備を進めることが重要と捉え、県議会議員当選以降の県議会一般質問においても、度々その事業進捗を質問してまいりました。
平成17年度以降、県では越谷吉川線の吉川市周辺の4車線化事業を着々と進めていただいており、令和4年度には吉川橋の架換工事が完成しました。その際には、吉川市側の取付道路の一部が工事中にもかかわらず、暫定型ではありますが速やかに供用していただき、地元の皆さんからも感謝の声が上がっているところでございます。
現在、工事中である残りの区間の4車線化工事を完成していただくことにより、県南東部地域における渋滞の緩和や防災機能の強化、加えて、人やものの活発な交流など大きな事業効果が発揮されると考えます。そこで、都市計画道路越谷吉川線の事業中区間の進捗状況と今後の見通しについて、県土整備部長にお伺いします。

A　金子勉　県土整備部長

この道路では、越谷市内の大成町七丁目交差点から、吉川市内の吉川交番前交差点までの約1.1キロメートル区間について、老朽橋である吉川橋の架け換えと合わせて4車線道路の整備を進めております。
これまでに用地取得は全て完了しており、工事は大成町七丁目交差点から東側の約0.8キロメートル区間の整備が完了しております。
今後の見通しでございますが、残る吉川交番前交差点までの約0.3キロメートル区間の道路拡幅工事を進め、令和6年夏頃の全線4車線供用を目指してまいります。

 

• 上記質問・答弁は速報版です。
• 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
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