埼玉県議会 県議会トップ画像

本会議及び予算特別委員会の生中継・録画中継をご覧になれます。

会議録の内容を、検索したい言葉や発言者などで検索できます。

ここから本文です。

ページ番号:243729

掲載日:2023年10月20日

令和5年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(渡辺聡一郎議員)

知事公約について ~未来に向けた人材の育成~-英語教育の強化を-テスト改革と環境整備について-

Q 渡辺聡一郎 議員(自民)

大野知事は、公約の中で、未来に向けた人材育成として、グローバル人材の育成を掲げております。グローバル化の中で活躍するためには、国際共通語である英語力の向上は極めて重要であります。
しかしながら、各国を比較したEF EPI(英語能力指数)のランキングを見ますと、日本の順位は年々下落し、111か国中80位という結果となっております。特に英語を話す力に大きな課題があり、TOEFLなどの英語試験でも、日本人は、ほかのアジア諸国と比べてスピーキングの成績が低くなっております。私自身も、小・中・高校で一般的な英語教育を受けてきましたが、いざ現地に留学をすると、英語で授業を受けることに大変な困難を感じました。やはり義務教育の時点から、実用的な英語力を養うことが必要だと思います。
東京都では、高校入試にスピーキングテストが実施されるようになりました。入試への導入は様々な課題がありますが、日常のテストの中でスピーキングテストの充実を図っていくことや、オールイングリッシュでの授業の導入など、実用的な英語教育の強化は進めていくべきと考えます。そのための教員の英語力向上など、環境整備も求められます。
埼玉県において、使える英語教育に力を入れることは重要と考えますが、今後どのように英語教育の強化を図っていくのか、教育長にお伺いいたします。

A 日吉亨 教育長

議員御指摘のとおり、日本人の英語力は他国に比較して特に「話す力」が低いと言われております。
県内の公立学校におきましては、英語力を強化するため、授業などにおいて、スピーキングテスト等を積極的に導入している学校もございますが、より一層の充実を図る必要がございます。
そのため、小中学校においては、児童生徒の発達段階に応じたスピーキングの指導方法や効果的なスピーキングテストの実施方法について、県が優れた取組を収集し、全市町村と共有を図り、教員研修などに活用してまいります。
また、高等学校においては、スピーキングテストの実施方法のほか、オールイングリッシュによる指導方法について、優れた授業の動画を作成し、教員研修などで活用してまいります。
こうした取組により教員の指導力を向上させ、児童生徒の実用的な英語力の強化に努めてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?