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掲載日:2021年7月9日

令和3年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(浅井 明議員)

元荒川に架かる〆切橋の整備について

Q 浅井 明 議員(自民)

地元越谷市南荻島地区にある市が管理する〆切橋についてお尋ねします。
この橋りょうは昭和12年に元荒川に架橋され、84年が経過しております。老朽化が著しく、5月1日から現在通行止めの措置がなされました。住民からは生活上、かけがえのない橋であり、補強、架替え、いずれにしても存続を願っております。最近では署名活動が始まると言われております。
この件は6月の越谷市議会でも取り上げられ、市長の答弁では、元荒川の河川計画上において右岸側につきましては拡張計画、左岸側につきましては河川と県道大野島越谷線との区域界、更に現橋りょうにおける河川管理上など多くの課題がありますと、河川管理者と協議調整を図り、補強による機能回復の可能性を含め架替え、撤去の方向性を整理すると、どの方向を選択するにも多額の費用を要することから、国の補助金等の財源の確保を関係機関と調整すると述べました。
〆切橋は、県道大野島越谷線と県道越谷岩槻線方面を結ぶ橋りょうでもあり、通行止めとなった現在は400メートル下流にある国道4号バイパスをつなぐ元荒川橋まで歩くことになり、高齢者等の交通弱者の住民に負担をかけています。また、この元荒川橋交差点は交通量も多く危険な箇所になっており、住民に不安を与えていることになりました。
そこで、補強をするにも、架替えをするにも、国からの補助金等の財源の確保や調整に県のお知恵を拝借することになります。県土強靱化に向けた事業にも関わると存じますが、県は今後どのように対応していただけるか、県土整備部長の所見を伺います。

A 北田健夫 県土整備部長

〆切橋は、越谷市が管理する橋長54.6メートル、幅員4.15メートルの橋りょうです。昭和12年に元荒川に架橋され、平成17年度以降は車両の通行を制限し、歩行者と自転車等の通行に利用されてきました。
これまで、市により点検や修繕が行われてきましたが、令和2年度の橋りょう点検により劣化が大きく進行していることが確認されたため、令和3年5月から通行止めとなっています。
現在、越谷市では橋りょうの修繕による機能回復や架換え、あるいは撤去といった方向性を整理しています。
そのため、管理者である越谷市の方針が決まり次第、国の有利な補助制度を活用し、市の財政負担が軽減されるよう市の取組を支援するとともに、河川管理者としても適切に対応いたします。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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