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掲載日:2023年6月28日

令和2年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(塩野正行議員)

新型コロナウイルス感染症の予防対策について - 県民が安心できる分かりやすい情報発信について

Q  塩野正行  議員(公明)

新型コロナウイルス感染症対策は、感染症の早期発見と隔離治療が肝要であります。検査体制と医療提供体制の拡充が、再拡大を想定した際の最重要課題ですが、外出の自粛要請が解除され、社会経済活動を再開し始めた今、感染を未然に防ぐ対策の徹底、感染を再拡大させないための徹底した予防対策が基本になります。
緊急事態宣言は、正に劇薬でありました。外出自粛や営業自粛による接触機会の激減で感染拡大を抑え込むことはできましたが、社会経済活動への打撃が極めて大きい。感染が拡大して再び緊急事態とならないよう、徹底した予防対策を行いながら社会経済活動を戻していく。そのことを県民に訴えるとともに、県民が少しでも安心できる分かりやすい情報発信が、今こそ必要だと感じています。
新型コロナウイルスとの闘いは、長い闘いになります。多くの県民が危機感を持っています。治療薬が開発され、ワクチンが行き渡るまで続きます。それぞれの局面に応じた分かりやすい情報を提供していくことが、不安解消の一助になります。
第1波の経験として、感染症対策においては県独自の判断や対策が重要なことが明らかになりました。私たち公明党県議団としても、県の支援策等をオンラインニュースの形で県民に対して発信するような取組を今でも続けておりますが、やはり知事からの発信が極めて重要であります。感染の再拡大を防ぐために、感染予防の徹底と県民が安心できる分かりやすい情報発信を行うことについて、知事のお考えを伺います。

A  大野元裕  知事

私は、早くから県民の皆様への情報発信を重視し、2月に開催した第1回新型コロナウイルス対策本部会議から「県民の皆様へのお願い」として感染防止対策などを発信してまいりました。
その後の対策本部会議や埼玉県新型感染症専門家会議の後には、必ず報道各社からの御質問にお答えし、それぞれの局面に応じて必要なメッセージを発信し続けております。
また、県民の皆様に正確な情報を提供し、正しく恐れていただくために、県のホームページに「新型コロナウイルス感染症総合サイト」を設け、感染症の発生動向などを分かりやすく説明しております。
さらに、本県の感染動向が東京から約10日遅れで、ほぼ同じ推移をたどっていることに気が付き、3月下旬から、感染者が急増している東京の夜の街などへの外出を控えるようにと、対応の対象を明確化したメッセージを発信してまいりました。
緊急事態宣言解除後の現在において、感染の再拡大を防止するためには、人と人との接触機会の縮減ではなく、「外出して人と会っても感染しない」という感染機会の縮減が必要です。
その具体策は、手洗いや消毒など基本的なことではありますが、社会全体でこれを徹底することは容易なことではありません。
こうした取組を社会全体で徹底できるよう、「彩の国『新しい生活様式』安心宣言」という制度を作らせていただきました。
この宣言を行った各事業者は感染機会の縮減に徹底的に取り組み、そこで働く人や利用するお客様に安心を届けることとなります。
この取組を積極的に推進していくことで、安心を社会全体で共有でき、感染の再拡大の防止につなげることができると考えています。
なお、ゴールデンウイーク中の外出自粛、再拡大期に備えた医療体制及び安心宣言につきましては、既に主要6紙と埼玉新聞の紙面で一斉に情報発信をさせていいただきました。
また、彩の国だより7月号では、新しい生活様式の実践例などについて分かりやすく情報発信する予定でございます。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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