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ページ番号:175127

掲載日:2020年3月26日

令和2年2月定例会 「総務県民生活委員長報告」

委員長   浅井   明

総務県民生活委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、議案5件及び請願1件であります。
以下、これらの議案等に関して行われた主な論議について申し上げます。
まず、県民生活部関係では、第52号議案について、「昨年のラグビーワールドカップは素晴らしい大会であったが、県の当初予算は9億8,500万円余りで、今回3億3,200万円の減額補正となっている。節減努力の結果だと思うが、どのような工夫でここまで圧縮できたのか」との質疑に対し、「大会組織委員会と開催基本契約を結び、基本的な役割分担や費用負担を決めていたが、細かい部分では個別協議が多く、調整の結果、かなりの部分が削減できた。例えば、当初は屋外に仮設を予定していた会場を、彩の国くまがやドームの活用により設営費を削減した。また、チームキャンプにおけるグラウンドの芝の拡張幅を、チームなどとの調整により大幅に削減した」との答弁がありました。
次に、総務部関係では、第24号議案について、「知事等が損害賠償責任を負う額は、職の区分によって基準給与年額に乗じる数が異なるが、どのような考えに基づくのか。また、具体的にどういう事例を想定しているのか」との質疑に対し、「乗じる数は、総務省から示されている参酌基準に基づいている。具体的な事例は想定していないが、住民訴訟等で損害賠償責任が認められた場合に対応する」との答弁がありました。
このほか、第23号議案についても活発な論議がなされ、第25号議案及び第62号議案については、執行部からの詳細な説明をもって了承した次第であります。
以上のような審査経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案5件について採決いたしましたところ、いずれも総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、請願について申し上げます。
議請第2号につきましては、請願者84名を追加したい旨の申請が請願者からあり、これを了承し、審査したところであります。
審査におきましては、不採択とすべきとの立場から、「消費税については、社会保障と税の一体改革において、消費税をはじめとする税制抜本改革で安定財源を確保し、社会保障の充実と安定化及び財政健全化の同時達成を目指すため、税率が決定されたものである」との意見が出されました。
次に、採択すべきとの立場から、「住民の暮らし、地域経済に深刻な打撃を与える消費税率10%を止め、5%に戻すことが急務である」との意見が出され、採決いたしましたところ、賛成少数をもって不採択とすべきものと決した次第であります。
なお、当面する行政課題として、総務部から「令和2年度地方税制改正案の概要について」、県民生活部から「熊谷ラグビー場の利活用促進について」並びに「屋内50m水泳場及びスポーツ科学拠点施設の検討状況について」の報告があり、種々活発な論議がなされましたことを申し添えまして、本委員会の報告を終わります。

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