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掲載日:2019年2月8日

平成27年研究課題(自然2)

平成27年度研究課題

光化学オキシダントと高濃度化二酸化炭素が埼玉県の水稲に及ぼす単独および複合的な影響の評価

(自然環境担当:米倉、王、三輪、温暖化対策担当:嶋田/H26~H28)

光化学オキシダントの大部分を占めている成分であるオゾン(O3)濃度が世界的に上昇しつつあります。

O3は酸化性の高い物質で、植物への毒性が高く、我が国で観測されるO3濃度レベルで多くの農作物の成長や収量が低下することが明らかになっています。また、地球規模で大気中の二酸化炭素(CO2)濃度も上昇し続けています。CO2濃度上昇によって植物の光合成は促進され、多くの植物の成長や収量が増加します。その一方で、高CO2環境下で長期間栽培すると、光合成速度が高まる結果、初期生育が促進され、葉に同化産物が早く蓄積することになり、長期的には光合成の抑制が起こることが指摘されています。そこで本研究では、既存の水稲品種や埼玉県農林総合研究センター水田研究所で開発中の新しい品種を対象に、相反する影響を及ぼすO3と高CO2が複合的に作用した場合、収量等へのO3の悪影響発現が高CO2環境下で変化するか明らかにし、O3とCO2の複合影響の品種間差異が発現する要因を調べ、近い将来起こりうる高濃度CO2環境下における水稲生産性に対するO3リスクの評価を行います。

お問い合わせ

環境部 環境科学国際センター 研究企画室

郵便番号347-0115 埼玉県加須市上種足914 埼玉県環境科学国際センター

ファックス:0480-70-2031

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