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掲載日:2024年4月17日

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一般国道254号和光富士見バイパス

バイパスの概要

一般国道254号は東京都文京区を起点に埼玉県西部地域を縦貫し、長野県松本市に至る延長284kmの路線であり、産業、経済、文化交流の基盤をなす道路です。特に県内においては関越自動車道を補完し、首都圏中央連絡道路や東京外かく環状道路などの幹線道路と連結する本県の道路ネットワーク上、重要な幹線道路となっています。
しかし県南部においては著しい交通渋滞が生じており、時間や経済的な損失はもとより沿道環境への負荷、更には生活道路への車両流入等による安全性の低下など多くの問題を抱えています。
朝霞県土整備事務所では、この一般国道254号の渋滞緩和と主要幹線道路へのアクセス強化による県南西部地域の発展を目指し、和光市内の東京外かく環状道路から朝霞市、志木市を経て富士見市内の一般国道463号までの延長6,850mの「一般国道254号和光富士見バイパス」の整備を進めています。

計画の概要

計画延長

約6.85km

道路幅員

36~42m

起点

和光市新倉[外かん(東京外かく環状道路(外環自動車道・一般国道298号)]

終点

富士見市下南畑[一般国道463号]

航空写真

都市計画道路の名称

都市計画区域

番号

路線名

当初決定告示年月日・番号

最終変更告示年月日・番号

和光

3.2.13

志木和光線

昭和55年3月11日県第378号

平成28年12月27日県第1665号

朝霞

3.2.10

志木和光線

昭和51年6月15日県第844号

令和5年10月6日県第1123号

志木

3.1.7

志木朝霞線

昭和51年6月15日県第845号

平成28年12月27日県第1664号

富士見

3.2.1

川越志木線

昭和46年3月26日県第366号

平成19年2月2日県第154号

事業効果

バイパス全線6.85kmが完成すると

  • 現道(国道254号)の混雑が緩和されます
  • 埼玉県南西部の幹線道路ネットワークが強化されます
  • 地域内の交通安全が向上します

第一期整備区間2.6kmが完成すると

  • 県道朝霞蕨線の渋滞が緩和されます
  • 周辺交差点(花ノ木交差点など)の渋滞が減少します
  • 生活道路への車両流入を抑制できます

事業の経緯と進捗状況

主な事業の経緯

  • 昭和46年3月:富士見市で都市計画決定
  • 昭和51年6月:朝霞市、志木市で都市計画決定
  • 昭和55年3月:和光市で都市計画決定
  • 昭和59年度:道路改築事業に着手(国庫補助事業採択)
  • 昭和60年度~:測量立入の説明会を実施
  • 平成4年度:和光市内起点部(東京外かく環状道路~)約600m区間を暫定2車線供用
  • 平成6年度:第1期整備区間(起点~県道朝霞蕨線)を定め、重点整備を推進
  • 平成13年度:越戸川を渡河する新東和橋(和光・朝霞市境)が完成
  • 平成16年度:(仮称)朝霞大橋の下部工に着手
    新東和橋から県道朝霞蕨線までの約2kmの道路築造工事に着手
  • 平成18年度:第2期整備区間の説明会を開催し、路線測量や地質調査等を実施
  • 平成19年度:(仮称)朝霞大橋の下部工が完成、上部工に着手
  • 平成20年度:(仮称)朝霞大橋の上部工が完成、取付道路及び台交差点の築造工事に着手
  • 平成21年度:舗装及び道路付属物設置工事に着手
  • 平成22年度:第一期整備区間の暫定2車線供用開始(平成22年4月24日)
    和光市区間先行4車線化事業着手
  • 平成23年度:和光市区間先行4車線化事業完成
    第二期整備区間モデル工事(L=120m、志木市下宗岡地内)に着手
  • 平成24年度:第二期整備区間モデル工事完成
  • 平成25年度:4車線化に向けた朝霞大橋の上部工に着手(第一期整備区間)
  • 平成26年度:4車線化に向けた東和橋の下部工に着手 (第一期整備区間)
  • 平成27年度:4車線化に向けた東和橋の下部工が完成、上部工に着手(第一期整備区間)
  • 平成28年度:4車線化に向けた東和橋の上部工が完成(第一期整備区間)
  • 平成28年12月:和光市、朝霞市、志木市で都市計画変更
  • 平成28年度:第二期整備区間の工事に本格着手(国道463号立体交差橋橋台)
  • 平成29年度:4車線化に向けた道路一般部の工事に着手(第一期整備区間)
  • 平成30年度:第二期整備区間の国道463号跨道橋下部工が完成、上部工に着手
  • 令和 元年度:第一期整備区間の4車線化が完成(令和2年3月31日) 
  • 令和2年度:国道463号跨道橋上部工が完成(第二整備区間)
  • 令和5年度:第二期整備区間(志木市~富士見市区間)暫定3車線供用開始(令和5年7月29日)
  • 令和5年10月:朝霞市で都市計画変更

現在の進捗状況(令和5年7月末)

 254事業

 

モデル工事松ノ木島交差点

               モデル工事(志木市下宗岡地内)                             松ノ木島交差点(和光市新倉地内)

道路の基本構造について

一般国道254号和光富士見バイパスは昭和50年代はじめに計画されました。これまで30年以上が経過し、社会・経済情勢や周辺の道路状況も大きく変化してきました。
埼玉県ではこうしたことを踏まえ、今後どのような道路構造が望ましいのかを沿道状況が最も成熟している志木市区間をもとに総合的に検討し、平成20年2月に一般国道254号和光富士見バイパスの基本構造を「平面4車線」とすることとしました。
また道路構造の決定にあたっては、地元説明会やアンケート調査、意見募集を実施するなど、幅広く市民の皆さまの意見を求めるとともに、これらの意見を十分に踏まえ検討しました。

道路の基本構造(平成20年2月28日記者発表)

道路の基本構造を「平面4車線」とした主な理由

  • 最新の将来交通量の推計結果から、交通容量として4車線で対応が可能であること
  • 環境調査の結果から、沿道環境に対しても平面構造で十分対応が可能であること
  • 歩道整備、水害対策など地元のまちづくりや地域振興を図る上で平面構造が最適であること
  • 平面構造は経済性に優れ、最も事業期間が短く、早期に完成させることが可能であること

志木市区間の道路の基本構造の決定について(PDF:683KB)

調査検討等の経緯

国道254号バイパス環境緩衝帯整備検討協議会

道路の基本構造を「平面4車線」に決定するにあたり、多くのかたから「沿道環境の保全」「横断時の交通安全」「地域の分断」などへの対策を求める意見が出されました。
こうした意見や要望を踏まえ、車道の両側に設ける「環境緩衝帯」の整備について、市民の皆さんと一緒に検討する場として「環境緩衝帯整備検討協議会」を設置しました。
協議会の検討結果報告について(PDF:7,594KB)

都市計画変更

一般国道254号和光富士見バイパスについては、平成19年度に、将来交通量推計などから道路構造を平面4車線とする方針を決定しています。また、平成25年度から進めている都市計画道路の検証・見直しの中で、構造形式を変更する方向で見直しを進める見直し路線に選定されました。

都市計画変更の法手続に着手(平成28年4月)

 一般国道254号和光富士見バイパスの都市計画変更について(PDF:551KB)

 調査結果(将来交通量推計、環境予測)(PDF:287KB)

 都市計画道路の検証・見直し(一斉見直し)の概要(PDF:320KB)

都市計画変更を告示(平成28年12月27日)

 一般国道254号和光富士見バイパスの都市計画変更の内容(PDF:1,198KB)

都市計画変更を告示(令和5年10月6日)

 一般国道254号和光富士見バイパスの都市計画変更の内容(PDF:152KB)

パンフレット「国道254号和光富士見バイパス(令和2年7月)」について

一般国道254号和光富士見バイパスに関する最新のパンフレットを公開します。

パンフレット(PDF:2,071KB)

 

お問い合わせ

県土整備部 朝霞県土整備事務所 国道254号バイパス整備担当

郵便番号351-0033 埼玉県朝霞市浜崎678番地

ファックス:048-471-4666

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