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掲載日:2024年3月14日

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コース番号3「伊豆ヶ岳を越えるみち」

「伊豆ヶ岳を越えるみち」の概要と注意事項

関東ふれあいの道の各コース概要は、埼玉県みどり自然課のホームページもご覧ください。ルートマップ等をダウンロードできます。
また、地元飯能市のホームページなどは、関係機関、団体のリンクからご覧ください。

概要

コース

吾野駅(西武鉄道)→東郷公園(トイレあり)→浅見茶屋→子の権現(トイレあり)→天目指峠→高畑山→古御岳→伊豆ヶ岳(踏破チェックポイント)→小高山→正丸峠→正丸駅(西武鉄道)

コース案内図

このコースは、西武鉄道吾野駅から奥武蔵の名峰・伊豆ヶ岳を越え、西武鉄道正丸駅に至る健脚向きのコースです。

沿線には、足腰の守り神として有名な子の権現や西川材で名高い杉・檜の植林地帯が続いています。伊豆ヶ岳からは有間・秩父・奥武蔵の山々をはじめ、関東平野が一望できます。沢沿いの道もあり、沢のせせらぎを聞きながら歩くこともできます。

このコースは、2つのコースと重複しています。一つは、「2奥武蔵の古刹を訪ねるみち」で、吾野駅から子の権現を過ぎたあたりまで重複しています。もう一つは、「4峠の歴史をしのぶみち」で、正丸峠から正丸駅まで重複しています。

距離

14.5km

所要時間の目安

4時間30分(健脚向き)
(平地1km15分、山地1km約20~30分を目安にしたものです。)

注意事項

時間にゆとりをもって

アップダウンが多く、難易度も高いコースです。山歩きに不慣れな方は、所要時間を1.5~2時間ほど多めにしてゆとりを持って歩いてください。
特に天目指峠から正丸峠までは、林道等と接することがなく山道だけを歩きます。時間帯・時間配分を考えて歩いてください。

登山道登山道2

伊豆ヶ岳男坂・女坂について

伊豆ヶ岳山頂の北側に男坂・女坂があります。
男坂(鎖場:岩肌を鎖を使って通行するルート)は、関東ふれあいの道のルートではありません。滑落・落石の危険がある非常に危ないルートです。

女坂は土砂崩れのため閉道となっています。

現在は、男坂と女坂の中間にある道がルートになります。

↓男坂

男坂写真

 

五輪山(伊豆ヶ岳の北)から正丸駅のルートは、関東ふれあいの道ではありません。

伊豆ヶ岳の北に位置する五輪山から下山し正丸駅へ向かうルートは、関東ふれあいの道ではありません。正丸駅への近道としてルート選択をして道に迷う登山者がいますので御注意ください。

冬期の凍結、積雪に注意

冬期は登山道が凍結していることがあります。アイゼンを使用するなど冬用の装備が必要です。

コースのポイント

伊豆ヶ岳

伊豆ヶ嶽とも書く。標高851m。奥武蔵を代表する山。
山名は、山頂から遠く伊豆まで見えるという説、柚子の木が多くあったからという説、突峰状の山容によるアイヌ語の「イズ」という説等、色々な話が伝えられています。
伊豆ヶ岳はチャートでできている山です。チャートは生物の死がいがたくさんたまって岩石に変わってできたと言われ、秩父古生層のなかでも特に固いため、浸食に対して強くゴツゴツした地形をつくっています。伊豆ヶ岳のほか、県内では両神山・城峯山・武甲山の南側の浦山渓谷など、高い山やけわしい地形をつくる所にチャートが多く分布しています。

↓踏破チェックポイント

伊豆ヶ岳標識伊豆ヶ岳山頂景色

正丸峠

標高630m。飯能市南川と飯能市上名栗(旧名栗村上名栗)の境にある峠。正丸トンネルが昭和57年(1982年)11月に開通するまでは、峠道が国道299号でした(現在は、正丸トンネルが国道299号。)。正丸峠越えの旧道は、戦前に開削工事が行われ昭和12年(1937年)に開通、以前は、秩父を結ぶ定期バスが走っていました。

旧正丸峠は、ここより約1.3km北側に位置し、川越山(カンゼ山)北側の鞍部にあります。かつては、江戸と秩父を結ぶ道として栄えていました。旧正丸峠は、「4峠の歴史をしのぶみち」のルート上にあり、今でも昔ながらの峠道が楽しめます。

正丸峠旧正丸峠の場所にある標識

参考図書

  • 関東ふれあいの道の「参考図書」をご覧ください。

その他

  • 埼玉大百科事典(埼玉新聞社1974年)
  • 角川日本地名大辞典11(角川書店1980年)
  • 飯能市史資料編11地名・姓氏(飯能市1986年)

お問い合わせ

環境部 西部環境管理事務所 地域環境担当

郵便番号350-1124 埼玉県川越市新宿町一丁目17番地17 ウェスタ川越 公共施設棟4階

ファックス:049-246-7885

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