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掲載日:2022年2月17日

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本庄早稲田の杜地域連携展覧会「旧石器・縄文時代の児玉・深谷地域」

★本庄早稲田の杜ミュージアム企画展「山内清男(やまのうちすがお)コレクション受贈記念 山内清男の考古学」の記事はこちら!!

本庄早稲田の杜地域連携展覧会では、発掘調査などで出土した資料等が展示され、本庄市・美里町・神川町・上里町・深谷市における旧石器・縄文時代の人々の生活と文化が紹介されています。旧石器・縄文時代に、県北地域でどんな文化・生活が行われていたのかがわかる貴重な出土品が揃っています。

 

旧石器・縄文時代の児玉・深谷地域紹介文

本庄早稲田の杜ミュージアム学芸員の松本完さんにご解説頂きました。

 

 旧石器時代は、今から約38000年前から16000年前の約22000年間続き、石を打ち砕いて作った打製石器が使われていました。また、縄文時代は土器や石を磨いて作った石器が使われ、紀元前14000年頃から約1万年以上もの間続きました。旧石器・縄文時代は文字がなかったため、縄文時代の人々の生活は発掘された土器や石器から推定します。このことから、遺跡や出土品は過去を知る重要な手掛かりと言えるのです。

 

本庄市1

児玉・深谷地域の旧石器・縄文時代早期の石器

 上の写真は、発掘時に飛び散っていた石の破片を接合したものです。欠けている部分は調査で見つからなかったことから、その部分から石器を製作したと思われます。

 

本庄市2

美里町普門寺(ふもんじ)西山遺跡から出土した尖頭器

 

 美里町の南東部の斜面に位置する普門寺(ふもんじ)西山遺跡からは、縄文時代草創期の尖頭器が発掘されました。光沢や石の表面にできたキズや筋から、木などの柄につけて狩猟などを行ったと考えられます。

 また、発見された際に見られる石器の欠片の飛び散り方から、石器製作者の座っていた位置や、他者と相談しながら作っていた様子が復元されます。

深谷市原ヶ谷戸

深谷市原ヶ谷戸遺跡出土品他出土品

(写真中段右から4番目に見える丸状のものは耳飾り)

 

耳飾り

土製の耳飾り

 

 深谷市原ヶ谷戸遺跡は、縄文時代の多くの土偶や耳飾りなどが出土したことで注目されました。展示されている耳飾りは、大きいものから小さいサイズまであります。子供のうちから耳飾りを装着し、成長するほど大きな耳飾りをするようになったようです。また、耳飾りには文様が刻まれており、それを見れば耳飾りを装着している者がどこの村からやってきたかわかるそうです。縄文時代において耳飾りは、地域性や年齢を示す縄文人のアイデンティティとして重要な意味を持っていたのですね。

 これらの展示品から、旧石器・縄文時代に生きた名もない人々の存在が感じられます。考古学は、公の歴史からこぼれおちたマイノリティの声をくみ取ることのできる学問なのかもしれません。

 本庄早稲田の杜地域連携展覧会「旧石器・縄文時代の児玉・深谷地域」では、ここでしか見られない出土品が展示されているので是非足をお運びください。いにしえの児玉・深谷地域を想像し、思いを馳せてみてはいかがでしょうか。開催期間は令和4年1月4日~3月27日です。

 

<ミニ企画展>本庄市の遺跡 令和3年度 最新出土品展 

 本庄市には500箇所以上の埋蔵文化財包蔵地が所在していることはご存知でしょうか?

「埴輪(はにわ)」+「本庄(ほんじょう)」が名前の由来である本庄市マスコットの「はにぽん」も、市内の遺跡から発見された埴輪をモチーフにしています。本庄早稲田の杜ミュージアムでは、はにぽんのモデルである「盾持人物埴輪」を見ることができます。

はにぽん

本庄市マスコット「はにぽん」

 

 土地の開発整備に伴い消滅してしまう遺跡を後世に伝えていくため、本庄市では毎年発掘調査が行われています。遺跡の写真や図面が記録され、市の歴史を語る上で欠くことのできない貴重な資料が発見されています。

 今回のミニ企画展では、令和3年度に発掘調査を実施した小島4丁目の旭・小島古墳群元屋敷4号墳の周りから出土した土師器(はじき)と、児玉町金屋の高柳原遺跡D地点において発掘した出土した土器、石製品などを展示します。弥生時代から古墳時代初期の竪穴住居跡から出土した遺物を中心に、発掘調査によって新たに得られた知見をいち早くご紹介します。

本庄市の遺跡ミニ企画展紹介

ミニ企画展の様子

 

展示品2

本庄市児玉町金屋の高柳原遺跡から出土した翡翠製勾玉(ひすいせいまがたま)

光にかざすと透き通り美しいです。

 

展示品1

本庄市児玉町管内の羽根倉南(はねくらみなみ)遺跡の墓域部分から出土した「土器棺墓(どきかんぼ)」。亡くなった人を埋葬する土器です。

 

 

 第1期は令和4年1月12日~2月27日まで、本庄早稲田の杜ミュージアム交流ひろば(早稲田リサーチパーク・コミュニケーションセンター1階)で、第2期は令和4年3月1日~3月25日まで、文化財整理室 文化財展示コーナー(児玉総合支所第2庁舎2階)で開催します。

 本庄早稲田の杜地域連携展覧会「旧石器・縄文時代の児玉・深谷地域」、ミニ企画展「本庄市の遺跡 令和3年度 最新出土品展」の詳細情報については、「本庄早稲田の杜ミュージアムホームページ」をご確認ください。

お問い合わせ

企画財政部 北部地域振興センター 本庄事務所 地域振興・産業労働担当

郵便番号367-0026 埼玉県本庄市朝日町一丁目4番6号 埼玉県本庄地方庁舎1階

ファックス:0495-22-6500

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