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掲載日:2024年9月17日
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9月から就学時健康診断の時期を迎えますが、学校現場において感染症の集団発生を予防するためには、就学前の定期予防接種をしっかりと受けることが重要です。
予防接種には様々な種類がありますが、特に就学前に確認が必要となる予防接種は、「麻しん」「風しん」の予防接種です。
麻しん、風しんの第2期定期予防接種は、小学校入学前の1年間のお子さんを対象としています。
就学時健康診断などの機会を利用して、再度予防接種歴の確認をしましょう。
予防接種が済んでいない場合には、小学校入学前に予防接種をしっかり受けましょう。
一般的に「はしか」とも呼ばれています。
発熱やせき、鼻水といった風邪のような症状と発しんが現れ、まれに肺炎、脳炎など重い合併症を引き起こすことがあります。
また、麻しんはとても感染力が強く、マスクや手洗いでは防ぐことができません。
麻しんにかかると、熱が下がっても、3日経つまでは登園・登校ができません。
発しんや発熱、リンパ節の腫れなどの症状が現れます。
症状は約3日間で治るので、「3日ばしか」と呼ばれることがあります。
妊娠初期(20週以前)に風しんにかかると、赤ちゃんが難聴や白内障、先天性心疾患を持ってうまれてくる可能性が高くなります。
麻しん、風しんを予防するために大切なことは、予防接種を受けることです。
予防接種は、予防接種法という法律に基づいた定期予防接種と、法律に基づかない任意予防接種があります。
麻しん、風しんの定期予防接種は、次のとおりです。
第1期:1歳のお子さん
第2期:5~7歳未満で小学校入学前の1年間のお子さん
(令和6年度の対象は、平成30年4月2日から平成31年4月1日生まれのかた)
※小学校に入学する前に、第2期の予防接種が済んでいるか確認しましょう。
予防接種がまだ済んでいないかたは、令和7年3月31日までに受けましょう!
ワクチンには、「MRワクチン」という麻しんと風しんの混合ワクチンと、それぞれ単独で対応する「麻しんワクチン」、「風しんワクチン」があります。
予防接種を受けられる医療機関については、お住まいの市町村予防接種担当におたずねください。
接種費用は、お住まいの市町村が負担します。
ただし、定期予防接種の対象者でなくなると、費用は自己負担となります。
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