PCR検査等の無料化に関する知事発言内容（12月22日）（テキスト版）

私の方から本日議会で議決をいただきました予算も含めて、何点か御報告をさせていただきたいと思います。まず、いつものパターンですけれども、県内の市町村別警戒区域アラートですが、川口市が出ておりましたが、さいたま市、上尾市が加わっております。是非これらの地域においては特に3密の回避、手指消毒をはじめとする感染防止対策に、万全を期していただきたいと思っています。

次に、ワクチン検査パッケージを利用するために必要な検査の無料化についてでございます。このワクチン検査パッケージでありますけれども、飲食店や、イベントの主催者などが、入店者あるいは入場者、こういった方々の、ワクチン接種履歴もしくは、検査、PCR、抗原両方ですけれども、の陰性のどちらかを確認することによって、感染リスクを低減させた形で利用をいただくということで、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置等において実施される行動制限について緩和をしようと。こういったものでございます。無料検査の対象は、ワクチン検査パッケージを活用するために、検査が必要な方がおられますけれども、その中のうち、健康上の理由でワクチン接種ができない方、そして12歳未満のお子さんということになります。

明日、12月23日より、無料検査を開始をいたします。検査は、県民の皆様の身近な薬局、あるいはドラッグストア等で受けることができます。可能な限り多くの薬局やドラッグストアに、協力をいただきたいというふうに思っておりますが、明日からは200以上の店舗での協力で開始をさせていただきますが、今後、増やしていきたいと思っています。この無料検査は、発熱など症状がない方。発熱などの症状がある方は、診療検査医療機関に行っていただきますが、そういった方ではなく、ワクチン検査パッケージを利用して、お店等を活用される時に行う方々が、活用できると思います。また症状のある方については先ほど申し上げた、埼玉県が指定する診療検査医療機関を御利用いただきたいと思います。なお今後感染が拡大の傾向となった場合には、私から特別措置法第24条第9項によって検査を要請することになると思います。その場合には、ここにおられる、この2つのカテゴリー以外、不安を感じる方についても検査は無料となります。

県民の皆様に、次に検査を受ける場所について、お願いでございます。検査は2か所で受けることができます。その2か所というのは、第1は、明日から県内で始まるこのワクチン検査パッケージの無症状の方への無料検査であります。もう一つは、診療検査医療機関での検査ということになります。ここは無症状の方と発熱等の症状がある方で、是非、分けていただきたいと思っています。この埼玉県指定の診療検査医療機関は、12月21日の時点で1,363の医療機関で受診をすること、検査をすることができます。県のホームページにすべての医療機関の場所、名前が公表されていますので、発熱時には検索をしていただいて、是非、利用をいただきたいと思います。他方、こちらのワクチン検査パッケージの方ですけれども、先ほど申し上げた症状のない方の無料検査ですが、症状のない方は、病院ではなく、こちらに行っていただく薬局やドラッグストアでございます。間違った方に行っても検査を受けることができませんので、是非ここは御注意をいただきたい。私からは以上をお知らせをさせていただきます。