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掲載日:2020年4月16日

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新型コロナウイルス感染症の状況について(テキスト版)※2月4日知事定例記者会見抜粋

   今日は最初に、新型コロナウイルス感染症対策につきまして、改めて県民の皆様にお知らせをさせていただきたいと思っています。県民の方からの相談窓口につきましては、埼玉県としては1月24日に設置させていただきましたが、これは国あるいは他の都道府県よりも早く設置させていただきました。この1月24日に設置させていただいて以降、2月3日月曜日までの時点で夜間の救急電話相談(シャープ)7119を含めた累計の数字で、1,868件のお問い合わせをいただいています。これらのお問い合わせの相談内容の中身ですけれども、発熱あるいは呼吸器の症状から御自身が感染をしているのではないかといった感染不安が約35パーセント、そして医療機関を受診したいがどこに行けば良いのかという、受診先の相談が16パーセントと多くなっています。これは、このように関心が高まる中で皆さんが実態をよくわからない、この感染症に対して不安な気持ちを抱いているということが伺い知れるというふうに思っていますが、一方で、是非冷静な対応を改めてお願いをさせていただきたいと思っています。県としても、県民の皆様の不安の払拭と感染の予防・蔓延の(防止の)ために、再度、相談窓口を御案内させていただきたいと思っています。この右下にあるとおり、平日の昼間につきましては各保健所に御連絡をいただきたいと思っています。また、土曜日、日曜日あるいは祝日の昼間については保健医療政策課に、そして夜間については救急電話番号、シャープ7119ですけれども、こちらへ電話をしていただきたいと思っています。なお、本日から政府の症例の定義が変わりました。これまでは武漢市に渡航した人という話だったのですが、渡航歴については、「武漢市を含む湖北省」となりました。また、これまで肺炎の症状でしたけれども、今回は発熱または軽症の場合を含め、呼吸器症状を呈していて、新型コロナウイルス感染症であることが確定した方と濃厚接触歴がある、そういった方というものが新たに加わりました。対象が広がって、検査対象となる事例が増える可能性がありますけれども、埼玉県としてはすでに現時点で県の衛生研究所での検査体制は整えてあります。しっかりと対応をさせていただきたいと思っています。

   次に、新型コロナウイルス感染症の予防対策。これはおさらいになりますけれども、是非皆さんには覚えていただきたいと思っています。パネルにありますとおり、対応の方法としては、季節性のインフルエンザ対策と似ているというふうにお考えください。つまり、まめな手洗い、これをまずは心掛けてください。そして、咳エチケットにお気を付けいただき、周囲にこれらの菌が飛散しないように、あるいはどこか外で持ち帰った菌が万が一にも皆さんに悪影響を及ぼさないようにしていただきたいと思っています。また、マスクあるいはティッシュと書いてありますけれども、こういったマスクやティッシュ、ハンカチがない場合には服のそでなどで口を覆う。(実演して)こういう感じですね。このようにして咳をするというのも、有効であります。また、手洗いの際には是非ですね、指先、指の間、あるいは親指、それから手首は特に注意して手洗いをしていただきたいと思います。これは目に見えない小さなウイルスでありますので是非、こういったところに気を付けていただきたいと思います。また、この他にもうがいや、あるいはアルコール消毒なども有効だというふうに言われています。そして、真ん中にありますけれども、十分な休養を取って体をいたわることも大切であります。私からは是非、これを習慣にしていただいて、「かからない」あるいは「うつさない」というお互いの配慮のもと、予防に努めていただけるよう、県民の皆様には改めてお願いをさせていただきたいと思います。

お問い合わせ

保健医療部 感染症対策課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎4階

ファックス:048-830-4808

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