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掲載日:2025年11月14日
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目次
PFASとは、主に炭素とフッ素からなる人工化合物の総称で、1万種類以上の物質があるとされています。PFASの中には撥水・撥油性、熱・化学的安定性等の物性を示すものがあり、環境中で分解されにくいことから「永遠の化学物質」とも呼ばれています。
PFASの中でも、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)及びPFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、撥水・撥油性、熱・化学的安定性等から、泡消火薬剤、界面活性剤、繊維・革・紙・プラスチック等の表面処理剤など幅広い用途で使用されてきました。
自然界で分解されにくい(難分解性)ため、環境中に蓄積されやすく(高蓄積性)、風や水などに乗って長距離を移動する(長距離移動性)という性質があります。

日本では化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律における第一種特定化学物質に指定し、PFOSは2010年、PFOAは2021年に製造・輸入等を原則禁止しています。
参考:環境省よくある質問(外部ページ)
Q3国内ではPFOS等はどのように規制されているのか
水道水に関しては、環境省令が改正され、令和8年4月1日からは水質基準(水道水が満たすべき基準)にPFOS及びPFOAが追加されることとなりました。
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