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掲載日:2022年3月29日
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人権とは、誰もが生まれながらにして持っている人間として幸せに生きていくための権利で、私たちの日々の生活を支えるとても身近で大切なものです。
人権を尊重するとは、相手のことを自分のことと同じように考え、大切にすることです。思いやりの心をもって、お互いの違いや多様性を認め合うことが、誰もが幸せに暮らしていける「人権が尊重された社会」を築きます。
人権を意識することなく過ごしていると、私たちは知らず知らずのうちに誰かを傷つけ、人権を侵害してしまっていることがあります。社会の中に様々な差別や偏見があり、社会の変化に伴って人権問題は複雑化してきています。
埼玉県では「すべての県民がお互いの人権を尊重しながら共に生きる社会」の実現に向けて、「埼玉県人権施策推進指針」を策定し、様々な施策を推進しています。
私たちの周りでは、女性、子ども、高齢者、障害者、同和問題、外国人、性的少数者に関わる問題や、インターネットによる人権侵害など、様々な人権問題が存在しています。
人権推進課で作成している次の冊子では、様々な分野における人権課題について分かりやすく説明しているほか、相談できる窓口をご案内しています。
5.人権教育及び人権啓発の推進に関する法律(PDF:759KB)
6.人権・同和問題啓発講師の派遣と人権啓発・教育DVD等の貸出について(PDF:1,422KB)
「本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律(平成28年法律第68号)」が、平成28年6月3日に施行されました。
特定の民族や国籍の人々を排除する差別的言動、いわゆるヘイトスピーチが社会的関心を集めています。こうした言動は、人々に不安感や嫌悪感を与えるだけでなく、人としての尊厳を傷つけたり差別意識を生じさせたりすることになりかねません。
埼玉県では県民の皆様とともに、民族や国籍等の違いを越え、「すべての県民がお互いの人権を尊重しながら共に生きる社会」の実現に向け各種施策に取組んでまいります。皆様のご理解とご協力をお願いします。
アイヌの人々は、日本列島北部周辺、とりわけ北海道に先住し、独自の言語、宗教や文化の独自性を有する先住民族です。
過去に発掘・収集され、現在大学が保管するアイヌの人々の遺骨及びその副葬品の中には、アイヌの人々の意にかかわらず収集されたものも含まれていることから、アイヌの精神文化の尊重という観点から、遺族等への返還が可能なものについては、返還するとともに、遺族等への返還の目途が立たないものについては、国が主導して、アイヌの人々の心のよりどころとなる象徴空間に集約し、尊厳ある慰霊が可能となるよう配慮することとしています。
この方針を踏まえ、文部科学省は遺骨の返還手続きに関するガイドライン等を踏まえ、出土地域が特定された遺骨の返還申請を受けつけるとともに、大学の取組について情報を公開しています。
大学が保管するアイヌ遺骨の返還について(文部科学省)(別ウィンドウで開きます)
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