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掲載日:2025年12月8日
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どこでも知事室では、県民本位の県政をより一層推進するため、知事自身が現場に出向き、県民の皆さまの多様な御意見を直接お聴きしています。皆さまからお聴きした御意見は、今後の施策の立案や事業の実施に生かしています。
令和5年度第3回どこでも知事室では、旧小川町立小川小学校下里分校において、小川町へ移住・新規就農した方やそれを支援する方々と「埼玉ではじめる農ある暮らし~移住・新規就農の推進~」をテーマに意見交換を行ったところ、移住して新規就農した方から、「農ある暮らしによる移住等を進めるためには、新規就農希望者に寄り添った支援をする必要がある」などの御意見をいただきました。
この御意見を受けて、農業ビジネス支援課では、移住希望者、移住者で農業に興味がある方などを対象にした「埼玉ではじめる農ある暮らし」地域づくり推進事業を令和6年度に実施し、農業実習等の農業の基礎が学べる講座や移住実践者などとの交流会を開催し、農ある暮らしに触れる機会を提供しています。

令和6年度第2回どこでも知事室では、三芳町立歴史民俗資料館において、伝統芸能の継承に積極的に取り組む三芳町の竹間沢車人形保存会の皆様と「伝統芸能の魅力を幅広く届けるための取組について」をテーマに意見交換を行ったところ、参加者から、「自分たちのSNS発信だけでは限界があり、広がりがない」との御意見をいただきました。
この御意見を受けて、文化振興課では、令和7年度の新規事業として各伝統文化団体が自律的にイベント情報等を掲載できるプラットフォームの制作を予算化し、埼玉県文化アプリ「ぶんたま」の運用を開始しました。
埼玉県には、400を超える伝統芸能団体が存在するなど、豊富で多彩な文化が地域に根付いています。 多くの方々に県内各地の伝統文化を知り、体験していただくため、このアプリを活用してイベント情報などを写真や動画と共に発信していきます。

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