早わかり！統計で見る埼玉県の動き（平成28年3月号）

1.県推計人口（平成28年3月1日）について

埼玉県の推計人口（平成28年3月1日現在）は7,264,768人（前月比208人減）。

• 平成27年国勢調査（速報値）を基礎とした、平成28年3月1日現在推計人口は7,264,768人（男3,626,508人、女3,638,260人）で、前月と比べ、208人減少した。この内訳は、自然増減1,096人の減少（出生4,674人、死亡5,770人）、社会増減888人の増加（転入24,088人、転出23,200人）であった。なお、世帯数は2,979,387世帯であった。

         平成27年国勢調査結果(速報値)

• 今回の推計人口は、平成27年10月1日現在の国勢調査人口（速報値）を基に、住民基本台帳人口における自然増減及び社会増減を加減したものです。
• 総務省統計局から平成27年10月1日現在の国勢調査人口（確報値）が公表された後（平成28年10月頃）、この推計人口は再集計する予定です。

    

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2.県景気動向指数（1月）から

県景気動向指数（平成28年1月）は、先行指数が75.8、一致指数が149.1、遅行指数が100.9。

• 先行指数は、前月と比較して5.3ポイント下降し、4か月連続の下降となった。3か月後方移動平均は、3.47ポイント下降し、3か月連続の下降、7か月後方移動平均は、1.79ポイント下降し、13か月連続の下降となった。
• 一致指数は、前月と比較して2.8ポイント上昇し、2か月連続の上昇となった。3か月後方移動平均は、0.13ポイント下降し、4か月ぶりの下降、7か月後方移動平均は、1.09ポイント上昇し、4か月連続の上昇となった。
• 遅行指数は、前月と比較して1.9ポイント上昇し、2か月ぶりの上昇となった。3か月後方移動平均は、0.14ポイント上昇し、2か月ぶりの上昇、7か月後方移動平均は、0.28ポイント下降し、7か月連続の下降となった。

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3.毎月勤労統計調査（1月）から

平成28年1月の賃金指数（現金給与総額）の前年同月比は引き続き減少、労働時間指数（総実労働時間）の前年同月比は引き続き減少、常用雇用指数の前年同月比は引き続き増加。

• 毎月勤労統計調査の平成28年1月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は241,027円、総実労働時間数は127.8時間、推計常用労働者数は2,080,310人であった。
• 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数（現金給与総額）は3.1％減少、賃金指数（定期給与）は0.2％減少、賃金指数（所定内給与）は同水準、労働時間指数（総実労働時間）は2.2％減少、労働時間指数（所定外労働時間）は9.5％減少、常用雇用指数は0.4％増加となった。

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4.県鉱工業指数（1月）から

平成28年1月は、生産は2か月ぶりの上昇、出荷は3か月ぶりの上昇。

• 平成28年1月の埼玉県鉱工業指数（季節調整済、平成22年平均＝100）は、生産101.3、出荷100.0、在庫134.4、在庫率150.3で、前月と比べ生産は7.1％の上昇、出荷は7.8％の上昇、在庫は0.4％の低下、在庫率は3.1％の上昇となった。
• 前年同月比では、生産が4.4％の低下、出荷は2.0％の上昇となった。
• 生産指数を23業種別に前月と比べると、化学工業、食料品工業などが上昇、生産用機械工業、業務用機械工業などが低下に寄与した。

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5.消費者物価指数（2月）から

平成28年2月の消費者物価指数（総合）は、対前月比及び対前年同月比は共に0.1％上昇した。

• 平成28年2月分のさいたま市の消費者物価指数（平成22年平均=100）は総合で104.2となり、対前月比及び対前年同月比は共に0.1%上昇した。
• 対前月比が0.1％上昇となった内訳を寄与度でみると「食料」などが上昇している一方で、「光熱・水道」などは下落している。

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6.家計調査（2月）から

平成28年2月の勤労者世帯の消費支出は前年同月比で34.6％の増加。

• 平成28年2月分のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、591,392円であった。実収入から所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は475,568円で、実収入に占める割合は80.4％（前年同月86.7％）であった。
• 消費支出は371,692円で、前年同月に比べて34.6％増加し、実支出（487,516円）に占める割合は76.2％（前年同月79.1％）で、平均消費性向（可処分所得に占める消費支出の割合）は78.2％（前年同月58.1％）であった。