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掲載日:2017年6月15日

しごと準備プレ講座~つらいのは「わたし」のせいじゃない~

日時

平成28年6月8日(水曜日)13時半から15時半

場所 埼玉県男女共同参画推進センター(With You さいたま)
参加者

17人

内容

しごと準備講座プレ講座として、働きづらさ、生きづらさを感じるのはなぜなのか。 今できることは何かを考える講座を実施しました。

第1部 講演会

講師:飯島裕子さん(大学非常勤講師、ノンフィクションライター)
1.働きづらさ、生きづらさと私

2.若者の苦難の時代へ
「ネットカフェ難民」「派遣切り」「ワーキングプア」「ニート」「フリーター」「若者ホームレス」
からどんな人をイメージする?
・1994年:就職氷河期突入  ・2003年:大卒就職率55.1%
・2008年:リーマンショック、年越し派遣村  ・現在:若年女性(15歳~34歳)の2人に1人が非正規雇用
男性だけの問題ではないはずなのに・・・なぜ女性の声、聞こえてこないのか?

3.女性たちの抱える働きづらさ、生きづらさとは?
・若年シングル女性へのインタビュー(30人)
・3人のケース紹介

4.なぜ私たちは働きづらい?生きづらい?

1)女性と貧困
働く単身女性(20~64歳)の3人に1人は年収110万以下の貧困状態(2006年)
シングルマザーの57%、65歳以上の単身女性の52%、
若年女性(15~34歳)の4割が年収200万円未満
賃金格差男性100として女性70.9(正規)50.5(非正規)(国税庁民間給与実態統計調査)
2)女性と非正規
女性に圧倒的に多い非正規雇用⇒しかし、問題化されてこなかったのはなぜか?
・多様な女性の生き方の拡がり
・未婚率の上昇(2030年生涯未婚率は23%、40代4人に1人がシングル)
・仕事(就活)も結婚(婚活)も子ども(妊活)も ・男性も不安定、低収入で頼れない

5.私たちにできることは?(個人ワーク)
参加した皆さんの意見を抜粋して紹介します。
1)本人にできること
・自分を知る。生き方、アイデンティティを考えて自分らしい価値観の生き方をする。
・同じ境遇の人と語り合う。 ・同じ悩みを持つ人同士がつながりやすい場をつくる。
・自分を知る。自分の中にある思い込み、人との距離の取り方。
・仕事にすぐ就ける状況でない場合には、自分に無理のない範囲でボランティアなどを行い、体をならしていく。
・何かあった時に相談できる所(家族や友人以外にも)があることを知っておく。(ソーシャルワーカーなど)
・自分を大切にする(自分の存在、価値を自分で認められるようにする。無理しちゃいけない)
・学び続ける。 ・自らのステップアップ(キャリアアップ)を図る。 ・好きなことを見つける。
・周りと比べない。・身近なロールモデルを探す。・健康的な生活習慣をこころがける。
・応援者に力を借りる、「お手上げ」と認め、休みつつSOS発信する。
2)周囲の誰かができること
・働きづらさ、生きづらさを抱える人が集まって語り合える機会をつくる。
・現在を昔と比べてそのままの物差しでの判断を押し付けない。
・相談窓口の認知度向上(数が足りないなら、相談窓口で働ける人の養成・育成)
・「あなたは間違っていないよ」と言ってくれる人(自分の存在、価値を認めてくれる人)
・共感できる本を紹介する。 ・自分の周りに悩んでいる人がいたら話を聞いてみる。

3)社会、会社、国などにできること
・誰のことも排除しない社会へ変えていく(男女共同参画社会へ)
  →あらゆる差別の解消を。いじめ撲滅、暴力の追放
・ハラスメントのない職場環境をつくる研修実施・ブラック企業を放置しない。
・多様な働き方制度を採用する。 ・最低賃金を上げる。正社員化、派遣法など制度・法律を整える。
・誰もが平等に教育が受けられる制度の充実。格差解消のための方策を考える。
・中間的就労はここ数年増えてきている。(志ある社長は多いですが、なかなかそれがつながらない)

4)その他
・「気のいい」中小企業の会社と仕事に困っている人をどうつなげるかかと思う。(大きいと小回りが利かない印象)
・ 居場所をつくる(同じような状況の人と話せる場)・柔軟な人間関係をつくるための学習、アサーション。
・ 金銭的不安を取り除く。・社会問題として新聞や内閣府に投稿、パブリックコメントを出し続ける。
・TV・ラジオ・新聞などで情報提供(生きづらさを感じている人にメッセージを送る)

    講座の様子1
    岩波新書「ルポ若者ホームレス」の紹介

    講座の様子2
    みんなで個人ワーク

    講座の様子3
    何ができるか?

    第2部:しごと準備講座のご案内

    しごと準備講座の流れ

    講座の流れ    

    参加者の声

    •  生きづらさや働きづらさについて悩んでいる方が多くいるということを分かりやすく詳しい事例を通して、学ぶことができました。これから働きやすい社会になるよう自分も現実と向かっていこうと強く感じました。学び続けます。
    • 女性のおかれている環境をデータとともに知ることができたのがよかったです。また、自分の個人的な悩みに社会の変化が影響している、という点はなるほどと思いました。
    • 様々な角度から問題を説明していただき大変勉強になりました。今回は娘と参加させていただきましたが、仕事についても人生についても見つめ直す良い機会になったと思います。
    • 自分自身を見つめ直す機会になりました。少しずつ不安を取り除いていけたらなと思います。
    • 講師の方が直接インタビューした内容を聞くことができ、今の女性の置かれている生きづらさの現状を改めて考えさせられました。「倒れない働き方をしたい」という言葉が印象に残りました。(今の日本社会を表す一言だと思います。「働かされすぎる」ということと、「一度倒れると社会の中でも立ち直りにくい」という意味を持っていると感じました。)

参考

本飯島さんの著書で当センターの取り組みが紹介されました。
「ルポ 貧困女子」岩波新書(新赤版1621)
(2016年9月21日第1刷発行)
若年層が抱える困難、未だにILOの勧告をたびたび受ける日本の男女格差.その両方を抱えながら、働くことも、結婚して子どもを産み育てることも期待されているのが、いまのアラフォー/非正規/シングルの女性たち.「一億総活躍社会」の掛け声の陰で、ひっそりと困難を抱えて生き抜こうともがく女性たちの等身大の姿に迫る. (岩波書店ホームページから引用)

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お問い合わせ

県民生活部 男女共同参画推進センター 女性チャレンジ・女性就業相談担当

郵便番号330-0081 埼玉県さいたま市中央区新都心2‐2 ホテルブリランテ武蔵野3階

電話:048-601-3111

ファックス:048-600-3802

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