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掲載日:2020年7月6日

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県民及び事業者の皆さまへのお願いに関する知事メッセージ(7月6日)(テキスト版)

   お疲れ様でございます。

   本日先ほどですけれども、第22回の埼玉県新型コロナウイルス対策本部会議を開催をさせていただきました。県内の1週間の新規陽性者数でありますけれども、金曜日の段階で100人を1週間ですね、超えることとなりました。以前からお話をさせていただいている通り、外出自粛などの再要請についての検討の目安というものを我々は定めており、この目安に達した際には、その後の対応について、どのようにしていくかを検討する、あるいは専門家に諮るこういったことになっておりましたけれども、その目安に達しました。そこで、改めて明日、埼玉県新型感染症専門家会議を開催をさせていただき、ご意見をいただいた上で対応を判断することといたしたいと思っています。

   また、再拡大期におけます医療体制を構築していくために、病床確保を含め、医療機関との連携をしっかりと図ることについて、先ほどの対策本部会議において確認をさせていただいたところでございます。一方、さいたま市や越谷市などのキャバクラ店では、クラスターが発生したり、あるいは感染経路となり、従業員や利用者の方々の中で多数の陽性者が確認をされているところであります。現在、それぞれの市においては積極的疫学調査を行っており、県も積極的に取り組んでいくつもりでありますが、事態としては非常に憂慮すべきである状況にあります。東京都においても、先週木曜日から連日、100人を超える新規の陽性者が確認をされており、ここ最近、埼玉県においても東京都内で感染をした新規陽性者が目立っております。

   そこで改めて県民の皆様にお願いをさせていただきます。まず、県内や東京の夜の繁華街への外出は避けていただきたいと思います。特に、感染症対策が十分に取られていないようなお店の利用はぜひ控えてください。そして、大人数での会食についても避けていただきたいと思います。併せて、今度は事業者の皆様にお願いでありますけれども、彩の国「新しい生活様式」安心宣言、及び業界のガイドラインを活用し、感染症対策の徹底をお願いをしたいと思っています。現時点で埼玉県の場合、感染経路が追えない孤発例は全体の3割程度と低く、感染者増加の原因がある程度、把握できているので、これらの申し上げたお願いをした事項をしっかりと実践をしていただくことによって、感染拡大を防ぐことが可能になると考えています。現時点では戦略的に、しっかりとした対応を行うことによって、経済社会活動と感染予防の対策を両立させていく。このような県の感染縮減の対応をとっていきたいと考えています。

   改めて、最近では、相対的に若い方々の感染者が増えています。一般論として、若い方の重症化する率は低いままに留まっていますが、しかしながら、そういった方々が感染をすれば、そこから再び感染者を広げることになり、医療機関の最前線の方の命を危険に及ぼす、負担を増やす、あるいは高齢者の皆様の生命を脅かすことになります。ぜひ愛する方やご家族を守るため、県民の皆様には引き続きのご理解とご協力をお願いを申し上げます。

   私の方から以上です。

お問い合わせ

保健医療部 保健医療政策課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎4階

ファックス:048-830-4800

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