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講座・イベント > 講座終了報告 > 令和5年度 > 「おとなの性教育2023~自分のからだのことは自分で決める!『性と生殖に関する健康と権利』~」

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ページ番号:244223

掲載日:2024年1月30日

「おとなの性教育2023~自分のからだのことは自分で決める!『性と生殖に関する健康と権利』~」

 

場所

参加者

令和5年10月21日(土曜日) 13時30分~16時

埼玉県男女共同参画推進センター(With You さいたま)

会場参加 52人

動画視聴 202回

内容

講演「自分と相手を大切にするって?」オンライン講演(Zoom)

遠見才希子さん

はじめに、なぜ包括的性教育が必要か、SRHR(性と生殖に関する健康と権利)の理念、成長段階に合わせた国際セクシュアリティ教育ガイダンスをご自身監修の性教育マンガを例にして分かりやすく御講義いただきました。

性については著書の「うみとりくのからだのはなし」のような絵本の読み聞かせなどを取り入れ、脅しや説教ではなく、発達段階に合わせて学ぶことの大切さについて話されました。
プラベートパーツや性的同意を権利として肯定的に伝えるポイントや、性暴力から二次被害につながることについて丁寧に説明されました。緊急避妊薬の薬局での入手を実現する活動とその思いについても紹介されました。

また、中絶について、基本的な知識から経口中絶薬の作用や、自分自身で決めるために選択肢を持つことの重要性まで幅広くお話していただきました。他者による中絶のジャッジやスティグマをなくし、性教育とは別軸で考え、当事者に寄り添いつながり続ける支援が求められていると話されました。
おわりに、「すべての若者が自身の健康と幸せのために必要なサービスにアクセス可能であるべき」とまとめられ、参加者からのご質問にも丁寧に対応してくださいました。

講師  遠見 才希子(えんみ さきこ)さん 産婦人科医

【プロフィール】神奈川県生まれ。筑波大学大学院社会精神保健学分野在籍。大学時代から性教育活動を行い「えんみちゃん」のニック 

                       ネームで、全国1000ケ所以上の中学校や高校などで講演を行っている。

講演「〈性〉について学んできた?-性の権利としての包括的性教育-」

田代さん講演220分という限られた時間の中で、性の権利宣言、包括的セクシュアリティ教育ガイダンスの枠組みと構造、包括的性教育の要件や目指すことなどを幅広く、そして分かりやすくご講義くださいました。
講義では特に、「性の権利」の理念は包括的性教育によって実現すること、そして、包括的性教育は公正で思いやりのある社会を構築する人を育てることだと強調されました。
包括的性教育は人とのコミュニケーションに深く係わり、仲間とともに幸せに生きることにつながると締めくくられ、次のトークセッションへの良いプロローグにもなりました。

 

 

講師  田代 美江子(たしろ みえこ)さん 埼玉大学副学長(ダイバーシティ推進・キャンパス環境改善担当)教育学部教授

【プロフィール】専門分野はジェンダー教育学。主な研究テーマは近現代日本における性教育の歴史、ジェンダー・セクシャリティ平等

                       と教育をめぐる諸問題。埼玉県性の多様性に関する施策推進会議委員長、さいたま市男女共同参画推進協議会会長など 

                       を歴任。

トークセッション「語り合おう!わたしたちのSRHR」

田代さんが進行を務め、3人の登壇者がそれぞれの経験や考えを語るトークセッションを行いました。

ファシリテーター:田代美江子さん
登壇者:落葉えりかさん(#しかたなくないプロジェクト)

小田原未依さん(令和4年度女性リーダー育成講座修了生)

天羽陽太さん(目白大学看護学部看護学科4年生)

田代さんトークセッション2 落葉さん2 小田原さん2 天羽さん2
トークセッションの様子

まずは、登壇者3人に自己紹介を兼ねてこれまで受けてきた性教育と現在取り組んでいる活動を話していただきました。

落葉さんは、幼少期に受けた性教育と大学やデンマーク留学を経て性やからだ、ジェンダーに関心を持つようになったこと、それが現在、企業や自治体との共同事業の冊子作成や多様性に配慮した商品開発などの仕事につながっており、やりがいを感じていると話しました。

小田原さんは、高校生のときに今回御講義いただいた遠見さんの性教育の本を利用したオリジナル保健授業を受けた体験や、現在取り組んでいる防災と男女共同参画の活動に対する強い思いを語りました。

天羽さんは、目白大学の紹介動画とともに大学のチームでのアンコンシャス・バイアスやジェンダー平等をテーマにした活動を紹介しました。そして、男性の看護職はとても少ないが患者さんに1番近い存在になりたいと話しました。

続いて、年齢や性別の違う方と関係性を築くために大切にしていることや活動を継続するためのヒントなど、活発な意見交換が行われました。登壇者相互の質疑応答や情報交換も行われ、その様子を見て、来場者も大いに刺激を受けていました。

特に性教育というと女性のからだの話になり女性目線になりがちですが、お互いに対する理解が必要でパートナーにこそ自分のことや相手のことを知ってもらいたいとの思いが語られ、伝え方の議論がされました。

最後は田代さんの「登壇者の方々は一緒に活動している仲間との信頼関係を築いているし、多様性を楽しんでいて未来は明るい」とのコメントでしめくくられました。

参加者の声

  • 「人権」とは何なのか、深く考えることができました。若者のリアルな意見を聞ける機会はふだんないので、とても参考になりました。私たち大人が思っている以上に若者は性教育を学ぶことを必要としているし、多様性に対応する力がすばらしいなと思いました。大人がもっともっとアップデートしなくてはいけないなと感じました。(30代・女性)
  • 遠見さん、田代さんの話が土台となっていたので、トークセッションも目指すところが明確でとても良かった。(50代・男性)
  • 性教育に対する大人の姿勢を見直す必要があるという遠見さんのお話に共感した。お互いのことを学ばないとどのようにするのが良いかわからないだろう。(10代・女性)
  • トークセッションで若者世代の活動とこれからの目標が聞けて少し明るい気持ちになれた。また、世代が上の者も、若い世代をどんどん応援していかなければと思いました。(70代・女性)
  • 今日の取組はとても前向きで良いと思いましたし、若い方の中で広がっていくことを願います。(60代・女性)
  • 自分は大学生だが性教育に関して全く知らなかったことが知れてすごく有意義だった。(20代・男性)
  • 今まで避妊というと女性目線、視点で考えていましたが、今回の質疑で男性も避妊したいと思っている人がいるのではというような話を聞いて、ハッとしました。他にもいろいろな気づきをさせていただき参加できてよかったです。(40代・女性)

チラシ

お問い合わせ

県民生活部 男女共同参画推進センター  

郵便番号330-0081 埼玉県さいたま市中央区新都心2‐2 ホテルブリランテ武蔵野3・4階

ファックス:048-600-3802

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