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掲載日:2025年11月28日

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【こどものこえアンケート結果】将来の有権者への選挙啓発について

1 調査の概要

(1)調査形態

アンケートテーマ 将来の有権者への選挙啓発について

アンケート期間 令和7年10月15日~令和7年10月29日

対象メンバー数 2,382人

回答数 1,861人

回答率 78.1%

回答者属性
属性 人数(人) 比率(%)
未就学児(保護者) 481 25.8
小学校低学年(1~3年生) 423 22.7
小学校高学年(4~6年生) 499 26.8
中学生 299 16.1
高校生 159 8.5
合計 1,861 100.0

※比率(%)は小数点以下第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計の数値が100%になっていません。

(2)調査結果の見方

設問中の括弧内の数字及びグラフの中の数字は、回答比率(%)です。

回答比率(%)は小数点以下第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計と全体またはカテゴリーを小計した数値が、100%にならないことがあります。

グラフの中で「n」とあるのは、その質問の回答者の総数を示し、回答比率は「n」を基数として算出しています。

複数回答の質問については、その回答比率の合計は、100%を超える場合があります。

2 調査の目的

過去の選挙においては、20代を中心とした若者の投票率が他の年代に比べて全国的に低くなっています。埼玉県は若者の人口の割合が高いことから、投票率を向上させるためには、より多くの若者に投票していただくことが必要です。

これまで、埼玉県選挙管理委員会では、SNSを活用した啓発や、小・中・高校生等を対象にした選挙啓発出前講座など、若者向けに様々な取組を行ってきました。

こうした取組を更に充実させるとともに、若者に向けたより効果的な啓発の手法を検討するため、今回のアンケートを実施しました。

3 調査結果

将来選挙に行きたいと思うかについて

今現在、皆さんが投票に行こうと思っているかどうかについてお聞きすることができました。

また、なぜ行きたくないと思っているかについてもお聞きすることができました。

これからの選挙啓発を検討する際に参考とさせていただきます。

選挙啓発の取組について

これから、どのような形で選挙についてのお知らせをしていけばいいか、様々なアイディアをいただきました。

今後の若者に向けた選挙啓発のための取組の参考とさせていただきます。

将来選挙に行きたいと思うかについて

質問1

【この質問は小学生、中学生、高校生のみ答えてください】将来、選挙権を持ったら投票に行きますか。(1つ選んでください。)

「必ず行く」「できれば行く」と答えた方が8割強(83.1%)

【分析】

「必ず行く」(46.2%)、「できれば行く」(36.9%)と、将来選挙権を持ったら選挙に行くという回答が8割強でした。

質問2

【質問1で「あまり行く気はない」「行かない」と回答した場合】投票に行きたくない理由は何ですか。(あてはまるものを3つ以内で選んでください。)

→「政治に興味がない」と答えた方が5割弱(47.3%)

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【分析】

「政治に興味がない」(47.3%)、「投票が難しそうで行きたくない」(28.7%)と政治に対する興味や関心の薄さから将来投票に行きたくないと考えている方が多い傾向があります。

質問3

保護者の方と一緒に投票所に行ったことはありますか。(1つ選んでください。)

→行ったことが「ある」が7割半ば(74.6%)

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【分析】

行ったことが「ある」と回答した方のうち、質問1で「必ず行く」(53.2%)、「できれば行く」(35.7%)と回答した方は89.0%となりました。

また、行ったことが「ない」と回答した方のうち、質問1で「必ず行く」(26.6%)、「できれば行く」(40.2%)と回答した方は66.8%となりました。(小学生、中学生、高校生のみ分析。)

投票所に行った経験が「ある」場合は、将来は投票に行こうとする意識が高くなる傾向があります。

質問4

【この質問は小学生、中学生、高校生のみ答えてください】選挙について、学校の授業で勉強したことがありますか。(1つ選んでください。)

→勉強したことが「ある」が4割半ば(44.8%)

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【分析】

勉強したことが「ある」と回答した方のうち、質問1で「必ず行く」(52.5%)、「できれば行く」(37.2%)と回答した方は89.6%となりました。

また、行ったことが「ない」と回答した方のうち質問1で「必ず行く」(40.8%)、「できれば行く」(37.7%)と回答した方は78.5%となりました。(小学生、中学生、高校生のみ分析。)

選挙について学校の授業で勉強したことが「ある」場合は、将来は投票に行こうとする意識が高くなる傾向にあります。

一方で、勉強したことが「ない」場合は、質問1で「分からない」(11.3%)と回答した割合が、勉強したことが「ある」場合(2.6%)と比較して高くなっています。

選挙啓発の方法について

質問5

選挙に関するお知らせで、見たり、聞いたりしたことがあるものを選んでください。(あてはまるものを全て選んでください。)

→「ポスターやチラシ」(81.2%)が圧倒的に多い。

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【分析】

「ポスターやチラシ」(81.2%)が割合としては最も多く、次いで「テレビやYouTubeなどの動画」(48.5%)となりました。

「その他」の中で主なものとしては、

  • 選挙カーを使った選挙活動(例:手を振ったことがある、大きな音と一緒に演説しているなど)
  • 新聞や小学生向け新聞
  • 家族(母・父・友達の親)から選挙について話を聞く
  • 街頭演説や駅での演説
  • 立候補者が載っている看板

といったものがありました。

質問6

選挙に関するお知らせは、どのようにやるとよいと思いますか。意見があれば自由に書いてください。(例:駅にポスターを貼る、YouTubeでお知らせの動画を流す等。)

<主なご意見>

  • 学校の掲示板にも貼り出して、子供の頃から選挙に親しむ
  • YouTubeでお知らせの動画を流す、LINEにお知らせの文章を送る
  • 駅やコンビニ、ショッピングモールなど、人が多く集まる場所にポスターを貼る。
  • 全ての世代に届けるにはポストへのチラシが有効だと思います。
  • 選挙に関係する人、候補者とお話ができたらいい。その人がどんな人なのか、分かったら選挙にもっと意欲がわくし、自分も候補者になりたくなるかもしれないから。
  • インターネット、SNSを利用する。投票もインターネット、SNSを利用する。
  • 現在の選挙公報は紙で配布されていますが、すべての自治体でデジタル配信を義務化するとよいと思います。
  • 議員や政治に関わりのある人が小さいうちから学校などで子供にもわかるように説明する機会を持ってほしい。
  • 人気のあるアーティストが動画などで、お知らせするといいと思います。
  • 学校で知らせて欲しい。イベントで教えて欲しい。
  • お知らせの方法というより、まずは県民全員が政治に参加しないといけないと思う。そのための取り組みが必要だと考える。
  • 現在はポスターを始め駅の改札に貼られているなどして関心度向上を図ろうとしている。正直、Youtubeやポスターは見る人がいない。お知らせをするためにはまずは選挙ではなく政治に対する関心を向上させていくべきだと思う。
  • 投票前にテレビなどで、どんなことをしたいのか、どんなことを実現するのかを分かりやすくまとめて10分以内の動画などにして直前までなにも考えてなかった人にも投票しやすくする。また、その人の動画だけでなく、政治のコメンテーターなどの評価などもあるとよいと思う。
  • 駅にポスターを貼るなどの、通学路に関連した取り組みがいいと思います。もしYouTubeに動画を流すなら、ショート動画が関心が集まりやすくいいと思います。
  • 政見放送や駅などでの演説があるから、ポスター掲示は不要と感じます。少しでも経費や職員の負担が減る方向で実施してほしいです。

※上記を含め、計483件の貴重なご意見をいただきました。アンケートへのご協力ありがとうございました。

 

お問い合わせ

選挙管理委員会    

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎3階

ファックス:048-830-4740

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