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掲載日:2022年10月13日
Q 橋詰昌児 議員(公明)
まつぶし緑の丘公園は、県南東部の松伏町の北部に位置し、里山ゾーン、広場ゾーン、水辺ゾーンからなる26.5ヘクタールの公園で、平成19年4月に開設されました。同公園の魅力は広大な広場ゾーンの芝生広場やジャブジャブ池、里山ゾーンの築山などが利用者からは大変な好評を得ています。私も年に数回は家族で伺い、自然との触れ合いを通じて心と体のリフレッシュをさせていただいております。
その中で、水辺ゾーンでは自然に近い水環境で野鳥や様々な生き物が集まる水辺空間ですが、利用者からは水質汚濁やにおいが指摘されています。同エリアでは毎年7月に蛍観賞とミニコンサートの夕べがNPO法人松伏公園都市づくり協会の主催により開催されています。このイベントには協会員をはじめとした方々が1年間、手塩にかけて育てた蛍を持ち込み実施をされているもので、イベント終了時には蛍の放流も行われておりますが、残念ながら自生には至っていないとのことです。本来なら蛍が自生するような水辺が望まれているところでもあります。
また、同公園は自然の原風景を生かした公園であり、県として抜本的な水質浄化を推進していくべきと考えますが、水質浄化、改善の取組について都市整備部長の見解を伺います。
A 和栗 肇 都市整備部長
まつぶし緑の丘公園は、水辺、里山、広場の各ゾーンからなる公園であり、松伏町が指定管理者として管理を担っております。
議員お話しの水辺ゾーンの水質につきましては、5年ほど前から利用者より水の汚れなどの指摘を受けるようになりました。
この要因は、雨水をためてできた池であるため水の流れが少ないことや、近年の猛暑による水温の上昇が考えられます。
また、飼育放棄などの理由により公園に放されたミドリガメ等が大量に増えたことも水質悪化の一因と考えております。
これまでに池の水をポンプを使って強制的に排水することや、ミドリガメ等の駆除作業を実施してまいりましたが、抜本的な水質改善には至ってない状況でございます。
今後は、水質改善が期待できる方法として、池の水を抜き一定期間天日に干す、いわゆるかいぼりの実施等について、指定管理者とともに検討してまいります。
自然の原風景を活かした、まつぶし緑の丘公園が将来にわたり愛される公園となるよう、しっかりと取り組んでまいります。
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