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掲載日:2022年10月12日

令和元年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(山根史子議員)

PTAの改革について

Q   山根史子  議員(民主フォーラム

PTAは、学校にとり最高の応援団であり、良きパートナーだと言われております。これまでPTAが学校教育の中で果たしてきた役割は多大なものがあったのは事実です。しかし昨今、社会環境、家庭環境が激変しており、PTAは今大きな曲がり角に差し掛かっています。この状況を直視し、現状に合ったPTAの在り方を模索する時期が来ているのではないでしょうか。
ところで、朝日新聞が4年前に行った全国規模のアンケート調査によれば、埼玉県ではPTAの不要論が必要論を上回っているという結果が出ています。全国平均でも不要論が多数を占めており、この結果は軽視するべきではありません。それでは、不要論に賛同する方の本音は何かと探ってみますと、アンケートに寄せられている意見では、「必要だとは思うけれども、個人の負担が大きい」という声が圧倒的に多いようです。
私自身も小学生、中学生の親としてPTA役員の経験がありますが、高齢の両親の介護や共働きのため、活動するのに必要な日程を十分確保することができないなどの事情で、役員就任に苦しむ親御さんを目の当たりにしてまいりました。結局、役員の選出はほとんどの場合、くじ引きとなります。どうしても受けられない方は、多数の皆様の前で受けられない理由を述べ、納得していただくことが役員回避の条件となっているようです。それでも皆さんの納得が得られず、そのまま役員を受けないとなれば、保護者の間でいじめの対象となり、それが子供にも影響が及んでくるという事例もあると聞いております。
一方、教員は数年で異動となるため、校風の伝承者とはなりがたく、PTA役員がその役割を受け持っているという自負を持たれている方もおられます。また、PTAの役員となったことで学校の実情を把握できたり、保護者同士の人間関係の構築ができたりという利点があることも事実です。そして、何よりもPTAは学校運営を支える大きな柱の一つとなっていることは間違いありません。
今求められているのは、存続か廃止かという二つの選択肢ではなく、PTAの改革だと私は思います。PTAが担っている不要な役割はないのか、活動を簡素化することはできないのか、会費の透明性は確保されているのか、父親の参加はできないかなどなど、工夫、検討すべき点は数多くあるはずです。
特に、今高齢社会にあっては、元気な祖父母の参加を促すことは時宜にかなった判断であると思います。市町村との連携の中で、PTA改革についてどのようにお考えになるのか、教育長の御答弁を求めます。

A   小松弥生   教育長

保護者と教職員により構成されるPTAは、家庭や学校における教育に関して相互に理解を深める団体であり、児童生徒の健全な成長を図る上で、極めて重要な役割を果たしております。
議員お話のとおり、共働きや家族の介護など、様々な事情から「活動する時間がない」など、PTA活動に不安や負担を感じている方もいらっしゃいます。
一方で、PTA役員を経験した保護者からは「同じ年代の子供を持つ保護者同士が、交流する機会となった」、「はじめは大変だと思ったが、子供たちの成長に関わることができ、やってよかった」などの声もございます。
PTA活動は、一部の保護者に過重な負担がかからず、誰もが参加できるよう配慮することが大切だと考えております。
例えば、PTA活動に関する保護者アンケートを実施し、その結果に基づき、役員会議の回数を縮小するなど活動のスリム化に成功したところもございます。
また、夜間や休日のPTA活動や、子供を連れての参加を認めることにより、多くの保護者が参加するようになった例もございます。
県教育委員会では、市町村や埼玉県PTA連合会と情報共有を行い、各PTAの参考になるよう、役員の研修会などにおいて、好事例の紹介や指導助言を行っております。
今後とも、保護者の負担が軽減され、祖父母を含む多くの保護者が参加し、PTA活動がより充実できるよう支援してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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