環境科学国際センター > 試験研究の取組 > 研究課題 > 令和5年度研究課題一覧 > 令和5年度研究課題(大気環境担当 R5-R7 観測タワーとドローンの統合観測による多成分BVOC放出フラックスの面的不確実性評価)
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掲載日:2026年1月21日
生物起源揮発性有機化合物(BVOC)は、地球規模の炭素循環や気候変動、地域規模の光化学大気汚染に大きな影響を与えている。しかし、BVOCの物質収支は未だ十分に解明されておらず、中でも放出量(放出フラックス)算定の不確実性を低減することが大きな課題である。
一般に、BVOCの主要放出源である森林生態系からの放出フラックスは、森林樹冠の上部まで伸びた1本の観測タワーを用いて、大気濃度や気象データから推計される。しかし、BVOCの放出には、微気象、樹種、ストレスなど様々な要因が関係し、これに伴い放出フラックスが面的(水平2次元的)に大きく変動している可能性が高く、1地点の観測結果の代表性について疑問が残る。
そこで本研究では、森林上におけるタワー観測とドローンを活用した水平移動観測とを組み合わせ、BVOC放出フラックスの空間代表性(不確実性)の解明を目的とする。
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