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掲載日:2023年10月4日

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一般飲料水水質検査の受付について

狭山保健所では、次のとおり飲料水の水質検査を受け付けています。御希望される場合は、あらかじめ窓口で御相談ください。なお、容器をお渡ししますので、エコバック等持ち帰り用の袋を御持参ください。

詳しくは、一般飲料水水質検査の受付について(PDF:1,034KB)を御覧ください。

検体の受付日時について

水質検査受付日時

次の受付日の9時30分から11時までにお持ちください。検体を取扱の都合上、受付時間外の対応はできかねます。

令和5年

10月

23日

 

11月

13日

27日

12月

11日

 

令和6年

1月

22日

 

2月

26日

 

3月

11日

 

4月

8日

22日

5月

13日

27日

6月

10日

24日

7月

8日

22日

8月

26日

 

9月

9日

 

受付について

狭山保健所2階窓口

※ 窓口は8時30分から開庁していますが、水質検査の受付開始時間は9時30分です。

お持ちいただくもの

種類

説明

大きいガラスビン

(理化学検査用)

受付日当日の朝、数分間水を流し、軽くゆすいでから肩まで採水してください。

ラベル用紙に氏名を記入しガラスビンに貼り付けてください。

小さいポリビン

(細菌検査用)

中に入っている粉は、残留塩素を消すための大切な試薬です。ゆすいだりせずに、そのまま採水してください。また、滅菌済ですので、容器の内側に手を触れないよう慎重に肩まで採水してください。

ポリビンの側面にマジックで氏名を記入してください。

試験等依頼書(PDF:1,034KB)

太枠の中を記入してください。

封筒・切手

(84円)

検査成績書は郵送交付となります。封筒に宛て名書きし、切手をお持ちください。

 

検査項目と料金について

検査項目名

一般飲料水検査

(13項目)

一般飲料水検査

(井戸水等11項目)

水質基準

省略不可9項目

アンモニア態窒素

亜硝酸態窒素

硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素

塩化物イオン

有機物(全有機炭素(TOC)の量)

pH値

臭気

色度

濁度

残留塩素

一般細菌

大腸菌

検査料金(セット料金)

9,740円

9,130円

6,340円

検査項目について

検査項目名/基準値

解説

  1. アンモニア態窒素

0.1mg/L以下が望ましい

水中にアンモニア塩として含まれる窒素のことです。主にし尿や下水の有機物に起因するもので、環境汚染指標として用いられます。

水の殺菌に用いたれる塩素を大量に消費されるため、0.1mg/L以下であることが望ましいとされます。

  1. 亜硝酸態窒素

0.04mg/L以下

肥料や腐敗した動植物、下水による汚染の指標として用いられます、極めて低い濃度でも、副腎皮質への影響があるとされることから硝酸態窒素との合計値とは別に基準が設定されています。

  1. 硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素

10mg/L以下

アンモニア態窒素が水や土の中で分解されたものです。

乳幼児にメトヘモグロビン血症(血液中に酸素が取り込めなくなり、チアノーゼや呼吸困難を呈する)を起こすことがあります。

  1. 塩化物イオン

200mg/L以下

水中に溶解している塩分のことです。地質や海水の影響によりある程度の量含まれるものですが、下水の混入によっても数値に変化がみられるため、急激な数値の変動の際は原因を調査する必要があります。

  1. 有機物(全有機炭素(TOC)の量)

3mg/L以下

有機物中の炭素の量です。有機物は水や土壌中の微生物により分解・浄化されますが、その能力を超えた汚染がある場合に検出されます。

  1. pH値

5.8以上8.6以下

水の酸性・アルカリ性の指標です。配管等の設備の腐食等を防止する観点から水質基準が定められているもののため、直接的な健康被害は想定されません。

  1. 臭気

異常でないこと

地質や藻類(カビ臭)、下水の混入の指標となります。

残留塩素に起因した塩素臭や味は異常ではありません。

  1. 色度

5度以下

色度は、水の色付きの程度を示すもので、有機高分子化合物(フミン質(腐植質)等)や金属類(鉄、マンガン等)の析出が原因とされます。

色度のみの超過の場合は、凝集沈殿ろ過や活性炭処理により取除くことができます。

  1. 濁度

2度以下

濁度は、水に浮遊する微小粒子を表したもので、配管のさびや粘土性物質が原因とされます。

濁度のみ超過の場合は、凝集沈殿ろ過や活性炭処理により取除くことができます。

  1. 残留塩素

0.1mg/L以上(水質基準ではない)

一般的に水道水の消毒に用いられる次亜塩素酸ナトリウムの残留濃度です。日本の水道水は、水道法により、蛇口で検出される濃度を0.1mg/L以上保持するよう定められています。

  1. 一般細菌

100/1mL以下

一般細菌は、いわゆる雑菌がどの程度いるかを調べるもので、清浄度の指標となります。一般細菌のみが超過する場合には、塩素消毒や煮沸消毒により死滅させ、飲料水とすることができます。

  1. 大腸菌

検出されないこと

大腸菌は、人や動物の腸内に生息する細菌です。検出された場合、野生動物による水源の汚染や下水の混入などが疑われます。

大腸菌自体は塩素消毒や煮沸消毒により死滅させられますが、クリプトスポリジウム等原虫の汚染も否定できないことから、検出された場合、使用を避けましょう。

※  厚生労働省が定める水質基準及び検査項目は、上記項目のほかに重金属等40項目ほどあります。

その他

保健所で実施している項目以外の検査は、次の機関で実施しています。

お問い合わせ

保健医療部 狭山保健所 生活衛生・薬事担当

郵便番号350-1324 埼玉県狭山市稲荷山二丁目16番1号 埼玉県狭山保健所2階

ファックス:04-2954-6615

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