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掲載日:2025年11月20日
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特定非営利活動法人まきの木福祉会(以下、まきの木福祉会)は、障害福祉サービス事業と就労継続支援B型事業を行っているNPO法人です。
今回は、令和7年10月30日(木曜日)に開催された「ハロウィン仮装パレード」の様子を取材しました。

平成15年8月に設立したNPO法人で、現在は障害福祉サービス事業と就労継続支援B型事業を中心に活動しています。
障害のある方を対象とした生活介護事業を行っています。
ハロウィン仮装パレードをはじめ、YouTubeを活用したダンスや体操、カラオケ大会など、利用者が楽しみながら生活できるよう工夫を凝らしたイベントを企画しています。
農作業や請負加工、アルミ缶等のリサイクルを行っており、農作業では利用者が育てた新鮮な野菜を近くのJA直売所に出荷しています。
本イベントは、新型コロナウイルスの影響で活動が制限される中、職員の「少しみんなで楽しもう」という呼びかけから始まりました。
当初は、運営する「フレンドセンターまきの木」内にて利用者と職員で仮装し、楽しんでいましたが、コロナ収束後は、「ハロウィン仮装パレード」と称して、周辺の特別養護老人ホームに訪問する形に広がりました。
職員が中心となり、利用者一人ひとりの好みや個性に合わせて衣装やメイクを選定しています。
衣装は手作りのものもあり、細部にまでこだわったデザインで、利用者が安心して楽しめるよう配慮しています。メイクに加え、衣装に合わせたネイルも施し、季節感のある色やデザインで手元も華やかに仕上げています。また、小物やアクセサリーの準備も丁寧に行い、仮装がより一層引き立つようサポートしています。
イベント当日は、様々な衣装に身を包んだ利用者と職員による仮装パレードから始まります。
「フレンドセンターまきの木」に隣接している特別養護老人ホームを訪問し、「ハッピーハロウィーン」の掛け声とともに、老人ホーム利用者を楽しませています。

仮装パレード後、彩花クリニック駐車場において開催される「彩木マルシェ」にて、参加者全員で昼食を楽しみます。
「彩木マルシェ」は、毎週木曜日に彩花クリニック駐車場で開催されており、取材当日は、カレー店やコーヒー店、クレープ店などが出店し、多くの来場者で賑わっていました。
彩花クリニックは、「フレンドセンターまきの木」に隣接し、施設利用者が健康診断やインフルエンザの予防接種の際に利用しています。
同クリニック院長の大澤洋之氏は、「もともとクリニックの駐車場を毎週木曜日に提供し、キッチンカーによるマルシェを開催している。その中で、まきの木福祉会様が非常に面白いイベントを行っており、一緒に実施することでさらに盛り上がるのではないかと考え、毎年日程を調整して、仮装パレードとキッチンカーの出店が重なるようにしている。」と仰っていました。
当日は一般のかたも多く訪れ、地域を挙げての一大イベントとなりました。
また、本イベントでは「家に帰るまでがハロウィン」というルールのもと、イベント終了後、皆さん仮装したままの格好で家に帰るそうです。


理事の河田氏にお話を伺うと、「私たちのような小規模な団体だからこそ、活動の幅が自由という利点がある。本イベントのように、今後も地域を巻き込んだ活動を行っていきたい。」と仰っていました。
まきの木福祉会では、一緒に働いてくれる職員を募集中です。
当法人では、利用者が笑顔で生活できるよう、季節ごとに様々なイベントを開催しているので、ご興味のある方は是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。

(左)彩花クリニック 院長 大澤 洋之 氏
(右)まきの木福祉会 理事 河田 美恵子 氏

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