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掲載日:2020年11月19日

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新型コロナウイルス対策本部会議後の知事発言内容(11月19日)(テキスト版)

   先ほど、埼玉県の新型感染症対策本部会議を開催をさせていただきました。本県では、昨日1日当たりの新規陽性者数が過去最多の126人を記録をいたしました。また1週間の新規陽性者数につきましても、昨日に過去最大の643人を記録するなど増加の傾向を示しています。今日も100人を超える陽性者が判明をいたしました。今後の感染拡大に歯止めをかけられるかは、まさに今が正念場だと考えています。より一層の強い警戒感をもって対応していかなければならないと考えています。
   まずは、これまでのクラスター対応から得られた知見と今後の対策についてであります。過去2週間程度をかけて、これまで本県で発生した主なクラスターについて分析を行いました。その結果、共通の発生要因や、とるべき対策が見えてまいりました。それぞれの個別の例について、ここでご紹介はできませんけれども、全体の取りまとめとして主なものをご紹介をさせていただきたいと思います。例えば、医療機関や福祉施設におけるクラスターについては、患者さんや入所者の方に発熱が出たにも関わらず、新型コロナウイルスの感染を疑うことができずに、検査が遅れてしまい、結果としてその遅れている間に感染が拡大したというケースが複数見られました。また、検温など、患者さんや入所者の方の健康チェックを徹底し、早期に検査を行うことが、医療機関や福祉施設におけるクラスターの拡大防止に大変重要であります。また、COVMAT(コブマット)の派遣は効果的でありますけれども、早期介入が不可欠であるということであります。それ以外にも、医療機関や福祉施設においても、基本的な感染防止対策がとられていない、そういったところもございました。いずれにしてもクラスターが発生したケース、それぞれにやはり理由があると考えており、今後は、例えば体調不良の職員が休みやすい環境を作るとか、あるいは早期の介入を行うとか、研修によってそれぞれの施設における意識を高めることによって、院内感染、施設内感染を防ぐということが大切だと思いました。また、劇団におけるクラスターについても、細かくインタビュー等も行いながら調査を行ってまいりました。例えば、調査を行ってみると、80平米ほどの稽古場に、60人から70人の方々が集まって大きな発声を行う稽古をしたり、発声の機会が多い人ほど、マスクではなくマウスシールドを使っていたということが明らかになりました。劇団の公演や稽古は、大きな会場で行っていただく、あるいはマウスシールドは(マスクと比べて)ほとんど意味がありませんので、マスクを着用いただく、特に演者の方ですね、そういった必要があるといった貴重な知見を得ることができました。次のページお願いします。 さらに、夜の街におけるクラスターでは、お客さんが保健所に対して協力的ではない、そういった場合も見受けられ、接触者を特定できないことから、接触者の調査に時間をかけているうちに、クラスターが発生する、次の感染者にうつってしまう、こういったことも見られました。あるケースでは、最初の陽性者を把握してから、その街の中の地域の一斉検査を行うまでに、約20日間を要することになり、結果として長期化の要因となった可能性があります。最近では、ちなみに逆にですね、福祉施設等でもクラスターが発生しても、一気にその時に50人、100人という単位で検査を行いますので、長期化は避けられているというのは、皆さんもご存知の通りだと思います。やはり夜の街の複数店舗で、クラスターを探知した場合には、エリア全体で早期に一斉検査を行うことが不可欠であるということがわかりました。この他、本県では外国人コミュニティによるクラスターも複数経験しており、大使館などを通じた現地の言葉による周知が効果的であるということを学びました。これまでのクラスターへの対応から見えてきたのは、例えばまずは、感染を疑い検査を行うなど早期積極介入、体調がすぐれない方の出勤等が拡大を招くことから、労務管理、あるいは意識の徹底、業務BCPの策定が必要であるなど、徹底とガバナンス、そして、陽性者の情報提供を受けるための店舗の協力を求めたり、あるいは事務所、基礎自治体、保健所、これらが一緒になった時に非常に上手くいってますので、協力体制の構築、そして業務時間外を含めた意識の徹底が必要、つまり外国人コミュニティなんかそうなんですけれども同じ職場で働いていても、その外でパーティーをしたり、あるいは外を休憩してる時にですね、 飲料の回し飲みをすることもありますので、その外の意識の徹底というのも極めて重要です。また啓発、周知ですけれども手指消毒、これは改めてですけれど、こういったことについては、しっかりやっていただきたい。あるいは、マウスシールドではなく、マスクを着用していただくといったこともやっていただきたいという風に考えています。爆発的な感染拡大を防ぎ、重症者や死亡者を最小限に食い止めるためには、クラスターの発生を抑えることが重要であります。昨今の感染拡大の中の内訳を見ていると、福祉施設におけるクラスターが極めて重要な要素を示しています。他方、もちろん家族間の感染の方が多いんですが、家族間の感染はなかなか介入することができません。しかしながら、その一方で福祉施設に早期に介入することは、早期介入で効果があることが分かっている事が一つ、そして、他の施設や団体と違って、高齢者の福祉施設の場合には、総体的に重症化のリスクが大きい方が入所されていますので、命を守るということからも極めて重要でありますし、また、医療機関の負担を軽減するということからも重要であるので、福祉施設に対する対応というものを我々としても強化をすること、これが今最優先だというふうに考えております。以前から、埼玉県は戦術的な対応を行ってまいりましたが、現時点ではこれを戦術的に優先させていきたいと思っておりますので、引き続き、クラスター対策をこれらの知見を活かしながらしっかりと取り組んできたいと思います。

   次に、Go To Eatキャンペーンであります。11月16日の政府の新型コロナウイルス感染症対策本部における菅内閣総理大臣の発言を受けて、Go To Eatキャンペーンの食事券及びポイントの利用制限について、農水省から照会がありました。内容については、国の方針であるGo To Eatキャンペーンについて、お子様や、あるいは介助者を含めない、カウントしないで、4人以下の単位でのお食事の場合にしか、本県では、食事券、ポイントは利用ができないということになります。また、もう一つは11月21日からこれが実施されると、その2点について、今日合意をいただきました。昨日の第16回の埼玉県新型感染症専門家会議でも、本件についてお諮りをしたところ、この通りで差し支えないということでございました。これを受けて私から、事業者の方々や県民の皆様にお願いがございます。県民の皆さまに対しては、ご不便をかけますが、しかし子供達やあるいは介助者を除く、原則4人以下の単位に、食事券、ポイントがご利用をいただけることになった、これについてご理解を賜りたいと思います。また、感染症対策が不十分な店舗には行かないでいただきたいと思います。登録店舗は8,000店を超え、多くの方の利用が見込まれる、Go To Eatキャンペーンであります。12月1日より第2弾の販売が開始をされます。県民の皆さまには、感染拡大防止に御留意いただきながら、感染防止対策が整っている地元の飲食店を御利用をいただきたいと思います。

   また、次にイベントの開催ですけれども、先週の12日にイベント開催に関わる政府の方針が示されました。本県としても、昨日、イベントの取扱いについて専門家に御意見を伺い、来年2月末日までの対応を決定いたしました。全国的な移動を伴うプロスポーツイベント等ですが、引き続き、参加人数については、上限は国の目安であります。ただ、上限の中で参加人数を検証しながら、段階的に引き上げていくこと、そして感染防止対策に万全を確保できる参加人数、あるいは感染防止対策などを主催者が公表すること、そして開催をした後には、開催結果を検証の上、改善や見直しの内容などを適宜発表すること、そして、国や県の接触確認アプリを必ず導入することについて、主催者に対して求めることといたしました。その他のイベントにつきましても、国が示す目安をあくまでも上限とし、参加者が1,000人を超えるような大規模イベントにおいては、同様に万全を確保できる参加人数の宣言、接触確認アプリの導入等の要請をいたします。これらは改めて申し上げますが、新型インフルエンザ等対策特別措置法第24条第9項に基づく要請であります。繰り返しになりますけれども、ぜひご協力をお願いします。

   次に、年末年始の行事などにおける感染防止です。年末年始に向けて、多くの人が集まる機会が増えていくと思います。人の移動も増えるんでしょう、感染リスクが高まることとなります。そこでお願いがありますけれども、まずは基本的なところをお願いします。3密を回避する、マスクを着用する、手洗いをする、手指を消毒する、ぜひお願いをする。また冬においてこそ、換気と、そして一定の湿度の確保をお願いをする。さらには、LINEコロナお知らせシステムや、国の接触確認アプリの利用をぜひお願いをしたいと思っています。またお出かけの際には、出来る限り人混みを避けてください。また発熱等の症状のある方は、年末年始だけではありませんけれども、外出は控えて下さい。また旅行は、時期を分散していただき、大晦日やお正月は可能であれば、家でゆっくりと過ごしていただきたいと思います。また各企業におかれては、従業員の皆さんが分散して休暇を取得できるよう御協力をお願いいたします。続いて、それぞれの行事ごとのポイントを申し上げます。忘年会、新年会におきましては、感染症対策がとられていないお店は避けてください、大人数、長時間での開催は避けてください。そして座席は対面ではなく、一定の間隔を必ず確保する、お願いをいたします。最近では、若干緩んできていて、すぐ隣におられるような、そういった座席も店によっては見られるようです。多くのお店は懸命に対策を施していただいています。ぜひそういったお店をご利用ください。またお酒を飲むと大声で会話をしがちです。大声の会話は控えて下さい。それから帰省旅行ですけれども、特に高齢者の方への感染の拡大を避けていただき、「新しい旅のエチケット」を守っていただきたいと思います。また初詣や除夜の鐘など、正月三が日に関わらず、初詣の場合には1月いっぱい良いというふうに、神社庁も言っていますので、ぜひ分散参拝をお願いします、また非常に混み合う場合には、除夜の鐘なども避けていただきたいと思います。いずれにしても、くれぐれも参拝をする時にもソーシャルディスタンスを取って下さい。そして、境内で飲食をすることはなく、食べ歩きを控えて頂きたい。お買い求めなったものは、お持ち帰りをお願いをいたします。また成人式におきましては、式の前後、最中だけではなく、前後も、久しぶりの仲間かもしれませんが、大声の会話や発声は控えていただきたいと思います。式の後の会食をもし行うのであれば、大人数、長時間、2次会を避けていただきたいと思います。スポーツ大会では、着替える場所に密ができるケースが散見されます。ぜひ気を付けてください。また応援の方、大声での声援したいのは分かりますが今年は控えてください。

   初売りは混み合う可能性がありますので、ネットのご利用も考えてください。また賀詞交歓会では、マスクを着用した上で、できるだけ飲食の提供は控えていただきたいと思います。感染拡大の防止については、県民の皆様のご協力が不可欠であります。年末年始、確かに多くの方々が、新しい年を迎えるために、興奮をする、気が高ぶることもよくわかりますが、ぜひ今年はご協力を頂きたい。皆さんの愛するご家族、ご友人を守るためとご協力をお願いをいたします。

   私からは以上です。

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