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掲載日:2020年6月15日

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埼玉県新型感染症専門家会議後の知事メッセージ(6月15日)(テキスト版)

知事

   今日は第9回の埼玉県新型感染症専門家会議を開催させていただきました。私の方から概要を簡単にご説明申し上げます。本日はまず、専門家の先生方に現状の分析評価をお伝えした上で、大きく分けて3点、ご質問をさせていただきました。

   1点が施設の使用停止の協力要請の解除、これは最後の部分のいわゆる接待を伴う飲食店や、あるいはそのライブハウス等であります。それから酒類の提供時間制限についての協力要請の解除、この2点について、まずは一つ目の大きな括りとして諮問させていただき、先生方からは万全の対応を講じた上で、まだまだ懸念すべきところはあるかもしれないが、しかしながら、今後、しっかりとこれを実施していただいて、これをというのは、すいません、それぞれのガイドライン等を実施していただくということをきちんと遂行すべしと、そういうことで、全体としてはよろしいのではないかというご意見をいただきました。
   二つ目は県立学校の臨時休業の対応ということで、県立学校で仮に例えば陽性者が出たような場合の対応についてのガイドラインをまとめましたので、それを各県立学校にお示しをするということについてのご意見を今日はいただいて、これについても、一部訂正が入りましたけれども、訂正というかその先生方のコメントがつきましたが、それはどういうことかというと、例えば、お1人だけ学校で感染者が出て、その方が学校に行っていないような場合、その2日前さかのぼっても学校に行ってないような場合には、その学校に所属をしていても、その後、濃厚接触者等がいないことを条件に開校というかその営業するわけですけれども、逆にその濃厚接触者がいた場合に、濃厚接触者がこちらが出した案では、陰性であった場合には登校してよいという話ですが、そうじゃなくて、やはり、しっかりと経過観察をするために10日なり2週間なりといった定められた期間については登校させないという慎重な態度で臨んだ方がいいと、ここはコメントがつきました。
   最後に退院基準、解除基準が、皆さんご存知の通り、国が緩和をいたしましたので、それに従って埼玉県としても同様の退院解除の基準とするということについては、先生方から概ね了承いただきました。簡単に概要だけお話はさせていただいて、岡部先生がちょっとお急ぎなので先に岡部先生のお話を。

岡部先生

   すいません。岡部です。今のような課題を議論したわけですけれども、専門家会議としても、現状分析では埼玉県、幸いに患者さんの数が非常に少ない。ただ、それは決してゼロではないでしょうし、あるいは近県といいますと、隣の様子を見ますと、やっぱり十分警戒しなくちゃいけないことは間違いないので、あまりこれで安全宣言をといった状態ではなく、むしろ、きちんと続けて注意すべきところは注意していただきたい。ただ、やっぱりそこに社会生活あるいは経済生活もあるでしょうし、一人一人の楽しみその他もあるでしょうから、できるところから緩めていくというところがありますけれども、それから前回の時も話があったと思うんですけれども、各いろんな業者の方がそれぞれ努力して、ご自分のところでのガイドラインというものを作っていただいているので、そういうようなところの注意をして対応するということならば、それは委員会としても、専門家会議としても了承しますということが、概要です。
   それから、学校を再開をするということで、今度患者さんの発生した時に注意その他もあったわけですけれども、文部科学省の方のガイドラインにも書いてあるんですが、決して、やっぱり、リスクゼロではないんですね。
北九州市での例のように、しかし非常に軽症の状態で見つかるのが子供さんのほとんどの場合ですし、そこからの状態も早く見つければそんなに広げることができないので、そのリスクゼロにするまで学校が動かないというのは、これまた教育上の問題、いろいろあるでしょうから、学校の再開、それから休業の様子についても、県側のご提案あるいは報告ということで了承した。それは専門家会議側からの概要になります。
以上です。

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