ページ番号:230373
掲載日:2025年5月29日
ここから本文です。
感染症担当として、結核をはじめとした感染症患者に対する個別支援、感染症集団発生時の調査及び指導、会議や研修会の企画運営等を行っています。
拠点保健所である狭山保健所は保健師数が多く、保健所全体では23名、感染症担当だけでも13名が在籍しています。年齢層が近い保健師が多いこともあり、業務上の報告や相談はもちろん、休憩中のコミュニケーションも取りやすいです。
元々保健師に興味はありましたが、看護学生時代に元埼玉県保健師の先生から公衆衛生の魅力を説かれ、保健師を明確に希望するようになりました。その後、保健師の視点を活かして行政的な業務に挑戦していきたいという思いから、自身が生まれ育った埼玉県を就職先として志望しました。また、市町村よりも埼玉県の方が男性保健師の数が多く、男性の私でも馴染みやすいのではないかと考えたのも理由の一つです。現在、埼玉県には私含め10人(全体の約5%)の男性保健師が在籍しています。
私はまだ入職3年目の保健師ですが、現時点でも様々な背景を持つ住民の方々と出会い、支援を通して多くの経験を積むことができていると感じています。私が保健師として関わることができる時間は、住民の方々の長い人生のうちのほんのわずかな間だけです。だからこそ、限られた時間の中で、住民の方々が保健師との関わりを通して自分の健康を見つめなおし、より良い人生を自ら選択していくための手助けができればと考えています。また、他者の人生に触れることは、自分の人生を豊かにすることにもつながります。埼玉県では、概ね3年ごとに部署異動があります。種々の担当業務を通して、県内の多様な地域性を体感し、多くの人と交流できるのは、埼玉県保健師ならではの魅力ではないでしょうか。
感染症、難病、母子保健業務を担当しています。主に性感染症相談業務、感染症発生時の調査・指導、ケースの個別支援を担当しています。
3人の子どもを育てながら仕事をしています。子育て支援制度が充実しており、出産休暇、育児休業、育児短時間勤務制度等、子どもの成長に合わせて、子育てに関する制度を取得させていただきました。現在も、部分休業を取得しながら勤務しています。子育てのために仕事を離れていた期間も長く、職場復帰してから仕事と家庭を両立できるのか心配でしたが、職場に家庭の状況を相談しながら、両立することができています。仕事と家庭の両立については、職場の理解があり、制度も充実しているので安心できます。
私は、4年間の臨床経験を経て保健師になりました。臨床経験で身に付けた技術や知識は保健師になってからも活かすことができていると実感しています。人材育成においては、職場全体で人材を育てていこうという雰囲気があります。自分自身のキャリアラダーに合わせた研修も充実しているため、常に成長をし続けることができるということも埼玉県保健師の魅力のひとつです。県民の皆様の健康を守り、安心、安全に暮らすための伴走者として、埼玉県の保健師を目指してみませんか。
保健師の仕事は一人でできることは限られており、周囲の人との協力や連携が不可欠です。コミュニケーションを円滑にし、チームとして協力し合うこと、人と人との関係性を大切にすることを心掛けています。
保健所で働く保健師が最も多く、各保健所で健康課題解決に向けて保健活動に取り組んでいます。最近は保健所以外にも幅広く配置されるようになり活躍の場は広がっています。また、他自治体の派遣、自己啓発等休業制度や職員大学院派遣研修制度を活用してスキルアップして県に戻り活躍されている方もいます。災害発生時には保健師派遣チームを結成し被災地での保健活動を行うこともあります。自ら積極的に行動すれば、応援してもらいながらチャレンジでき成長につながる環境があります。
埼玉県では階層別に研修体制が構築されており、新任期(入職から3年目まで)は毎年研修が実施されています。またプリセプターによる指導や新規採用職員指導員制度、各所属でのOJTにより、困った時、悩んだ時に相談しやすい環境を整えています。皆様と一緒に働けることを心より楽しみにしています。
埼玉県では、個々の業務経験や研修受講履歴等を記録し、それらを通して獲得した能力等を確認し、自らの目標を再認識する目的で「キャリアファイル」を作成しています。定期的に「キャリアファイル」を振り返り、キャリア形成に活用しています。
ここでは、新任期、中堅期、管理期の階層ごとのキャリアファイルの一例をご紹介します。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください