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掲載日:2025年3月6日
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2022年4月入庁 狭山保健所 保健予防推進担当(感染症) 技師
感染症担当として、結核をはじめとした感染症患者に対する個別支援、感染症集団発生時の調査及び指導、会議や研修会の企画運営等を行っています。
拠点保健所である狭山保健所は保健師数が多く、保健所全体では23名、感染症担当だけでも13名が在籍しています。年齢層が近い保健師が多いこともあり、業務上の報告や相談はもちろん、休憩中のコミュニケーションも取りやすいです。
元々保健師に興味はありましたが、看護学生時代に元埼玉県保健師の先生から公衆衛生の魅力を説かれ、保健師を明確に希望するようになりました。その後、保健師の視点を活かして行政的な業務に挑戦していきたいという思いから、自身が生まれ育った埼玉県を就職先として志望しました。また、市町村よりも埼玉県の方が男性保健師の数が多く、男性の私でも馴染みやすいのではないかと考えたのも理由の一つです。現在、埼玉県には私含め10人(全体の約5%)の男性保健師が在籍しています。
私はまだ入職3年目の保健師ですが、現時点でも様々な背景を持つ住民の方々と出会い、支援を通して多くの経験を積むことができていると感じています。私が保健師として関わることができる時間は、住民の方々の長い人生のうちのほんのわずかな間だけです。だからこそ、限られた時間の中で、住民の方々が保健師との関わりを通して自分の健康を見つめなおし、より良い人生を自ら選択していくための手助けができればと考えています。また、他者の人生に触れることは、自分の人生を豊かにすることにもつながります。埼玉県では、概ね3年ごとに部署異動があります。種々の担当業務を通して、県内の多様な地域性を体感し、多くの人と交流できるのは、埼玉県保健師ならではの魅力ではないでしょうか。
感染症、難病、母子保健業務を担当しています。主に性感染症相談業務、感染症発生時の調査・指導、ケースの個別支援を担当しています。
3人の子どもを育てながら仕事をしています。子育て支援制度が充実しており、出産休暇、育児休業、育児短時間勤務制度等、子どもの成長に合わせて、子育てに関する制度を取得させていただきました。現在も、部分休業を取得しながら勤務しています。子育てのために仕事を離れていた期間も長く、職場復帰してから仕事と家庭を両立できるのか心配でしたが、職場に家庭の状況を相談しながら、両立することができています。仕事と家庭の両立については、職場の理解があり、制度も充実しているので安心できます。
私は、4年間の臨床経験を経て保健師になりました。臨床経験で身に付けた技術や知識は保健師になってからも活かすことができていると実感しています。人材育成においては、職場全体で人材を育てていこうという雰囲気があります。自分自身のキャリアラダーに合わせた研修も充実しているため、常に成長をし続けることができるということも埼玉県保健師の魅力のひとつです。県民の皆様の健康を守り、安心、安全に暮らすための伴走者として、埼玉県の保健師を目指してみませんか。
保健所の感染症担当で喀痰塗抹検査陽性の結核患者への支援をする中で、咳が長時間続いていたのに受診が遅く、医療機関を受診してもなかなか診断がつかなかった複数の患者さんに出会いました。そこで、医療機関や患者面接等から情報を集め分析した結果を管内市及び医師会と共有し、連携して医療機関等に対して研修会を行いました。個別から地域の予防普及啓発事業の展開へつながった貴重な経験であり、保健師としてやりがいを感じました。
職場のプリセプター、シスター・ブラザー制度によるサポートやOJTも充実しています。更に困った時や悩んだ時に相談ができる雰囲気があり、業務について学びあい育ちあいができる環境で働けます。
配属先は、分散配置が進み、広域的で幅広い業務を経験でき、保健師として成長し続けることができます。
世の中の動向を注視しながら、予防的視点から県民の健康や生活を守るために、必要な公衆衛生看護活動は何かを考え、必要なことを実践できる保健師を目指してください。色々な経験を積み重ね、県民・関係機関とともに学びあい、保健師としての成長を期待しています。
埼玉県では、個々の業務経験や研修受講履歴等を記録し、それらを通して獲得した能力等を確認し、自らの目標を再認識する目的で「キャリアファイル」を作成しています。定期的に「キャリアファイル」を振り返り、キャリア形成に活用しています。
ここでは、新任期、中堅期、管理期の階層ごとのキャリアファイルの一例をご紹介します。
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