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掲載日:2025年5月1日
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さまざまな働きがあり、私たちの暮らしに深く関わりがある森林。
木を「伐(き)って・使って、植えて、育てる」ことで豊かな森を育て、次世代につなげていくことが大切です。
【問合せ】県森づくり課
電話:048-830-4300
県産木材の利用は、県土保全やCO2吸収など森林の持つ公益的機能の発揮に貢献するとともに、林業の振興や地産地消につながります。
「森林を守る」ためには木を「使う」ことが大切です。また、木の香りや肌触りなどのぬくもりは心を落ち着かせてくれます。
県産木材を使って新築・増改築などをする場合に、使用した県産木材の量に応じて工務店等に補助する取り組みをしています。
【問合せ】一般社団法人 埼玉県木材協会
電話:048-822-2568
生活にぬくもりを与えてくれる小物や、子供にも安心なおもちゃなど県産木材を使ったグッズがたくさん。
【問合せ】雑貨&カフェkinoca
電話:042-978-8814
【問合せ】社会福祉法人 おぶすま福祉会 飯能事業所
電話:042-973-9879
【問合せ】社会福祉法人 皆の郷 川越いもの子作業所
電話:049-233-2940
\作る過程を楽しめる木工キットも!/
生き物調べや野外キャンプなどの体験・学習活動などを通じて、未来を担う子供たちの緑に親しみ、緑を愛する心を育みます。
*令和6年12月現在
▲県内の緑の少年団活動状況・問合せ先(別ウィンドウで開きます)
豊かな森林を次世代に継承するために、植樹、下刈り、間伐、除伐などの森林作業活動を行います。初めての人でも技術指導・基礎知識などの研修が受けられるので気軽に入会できます。
埼玉のおよそ3分の1は森林!
森林は、「水を蓄えきれいにする」、「人の営みを育む」、「癒やしを与える」など、さまざまな面で私たちの暮らしを支えています。
▲林野庁「水源の森百選」ホームページより
森林は雨水などを蓄えてゆっくりと河川に流すことで、洪水や渇水を緩和しています。また、その過程で水の濁りや汚れを取り除くなど水質をきれいにしてくれます。
城峰神(じょうみねかみ)の泉水源の森(神川町)
日本水(やまとみず)の森(寄居町)
森林で伐採した木材は建築資材や家具に利用されるなど、私たちの生活を支えています。
西川林業地域の山地林(飯能市、日高市、毛呂山町、越生町)
何かとストレスのたまる現代社会。そんなとき、森林に触れることで癒やされてみては?
彩の国ふれあいの森(秩父市)
奥秩父の広大な自然の中に森林科学館と宿泊施設「こまどり荘」があります。地域の特徴を生かし、森林トレッキング、登山、木鉢作り、そば打ち、林業体験、木工工作などさまざまな体験ができます。
山間地域でなくても、森林に身近に触れることができます。
きたもと森林セラピー
「里山であそぶ」がコンセプト。里山を舞台にガイドツアーや森林浴など、アクティビティを気軽に楽しめます。
写真:創建前の明治神宮周辺
写真:現在の明治神宮の杜(もり)とその周辺
11月1日で鎮座から105年を迎える、明治神宮。明治天皇と皇后の昭憲皇太后をまつる神社ですが、その創建には、実は埼玉県の偉人、渋沢栄一と本多静六(ほんだせいろく)が大きく関わっています。現在では都心にありながら豊かな森に囲まれていますが、もとは荒れ地のような場所でした。栄一と静六がその造営に東奔西走。100年以上が経過した今、私たちが目にする明治神宮の森は、天然の森と見まごう姿となっています。
現在の深谷市出身の「近代日本経済の父」。明治45年の明治天皇崩御を受けて、民間有志たちと明治神宮創建の運動を進めた。
写真:深谷市所蔵
現在の久喜市出身の林学博士で「日本の公園の父」。「永遠の森」を目指し明治神宮の森を設計した中心人物。
写真:久喜市教育委員会所蔵
当会は本多静六博士に縁のある秩父地域を活動場所として森林整備を行っています。間伐材を福祉関連施設に委託して販売することで、木材の有効利用や障害者の自立支援につなげています。さらには都市住民との交流として、親子の間伐体験やヒノキの葉を使ったオイル作りなどのイベントで森林を守る大切さを知ってもらっています。緑豊かな日本ですが、人の手が入らず荒れた森もあります。土砂災害や森林火災、地球温暖化とさまざまな問題を引き起こします。森林を健全に管理して未来の地球に引き継いでいかなければなりません。山が好きで楽しみに行ってきた活動が少しでも役立てばとても嬉しいことです。これからも森林の良さを伝えていけるよう活動したいと思います。
会長 市川 恵造さん(写真前列左)
66年ぶりに埼玉で開催!
全国植樹祭は、豊かな国土の基盤である森林やみどりへの国民的理解を深める行事です。
【問合せ】県全国植樹祭推進課
電話:048-830-4322
5月25日(日曜日)
秩父ミューズパーク
★あらかじめ招待された人のみ入場できます
サテライト会場 ★どなたでも入場できます
エミテラス所沢/深谷テラスパーク/モラージュ菖蒲
66年ぶりの記念すべきこの日に、私たちの大切な森林について一緒に考えませんか?
イベント内容
「全国植樹祭」の始まりは、戦後の過度な森林伐採により荒廃した国土を再生することを目的に開催された「植樹行事並びに国土緑化大会」(昭和25年・山梨県)。第21回大会(昭和45年・福島県)から現行の「全国植樹祭」となり、毎年春に天皇皇后両陛下をお迎えし、各都道府県持ち回りで開催されています。埼玉県では、昭和34年に金尾山(かなおやま)(寄居町)で、第10回大会を開催。「林種転換」を大会テーマとして、天皇皇后両陛下によるヒノキのお手植えや参加者による植樹などが行われました。
写真:昭和天皇(左)によるお手植え
写真:参加者による植樹風景
5月24日(土曜日)入間エリア
5月25日(日曜日)深谷から秩父エリア・秩父市内エリア
5月22日(木曜日)午前7時~25日(日曜日)午後5時
第75回全国植樹祭オリジナルエコバッグ・ピンバッジを5人、川越いもの子作業所 くねくねスネーク(色つき)を3人にプレゼント。詳細は「 クイズ&プレゼント 」をご覧ください。
埼玉県広報アンバサダーのSakurako(@sako_photo)さんが制作してくれました!
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