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掲載日:2024年2月1日
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県内各地の古くから伝わる龍(竜)伝説を紹介します。
見沼には、古くから竜の伝説が多く残っています。人々の生活に幸せや時には災いをもたらす「水」。その化身が「竜」だったともされています。
見沼代用水の工事をしていた井沢弥惣兵衛為永(いざわやそべえためなが)のもとに、美女に化けた竜神が現れ、「沼を残してほしい」と願いました。そこで弥惣兵衛は、干拓ですみかを無くした竜神のために万年寺境内に神灯を掲げ、「竜神灯」と名付けてその霊を慰めました。この神灯は毎夜、美女(竜神)自身によって灯されたと言われています。
© さいたま観光国際協会
見沼代用水東縁沿い、国昌寺と総持院の間付近(さいたま市緑区)
★東浦和駅からバス「総持院」下車徒歩5分
▲見沼の自然と竜伝説コースを歩いてみよう!(別ウィンドウで開きます)
【問合せ】(公社)さいたま観光国際協会
電話:048-647-1021
脚折の雷電池(かんだちがいけ)には、そのほとりにある脚折雷電社(らいでんしゃ)の前で雨乞いをすると、たちまち雨を降らせてくれる大蛇がすんでいました。ところがある時、大蛇が上州板倉*の池に移ったため、この地でいくら祈っても雨は一切降らなくなりました。干ばつに困った村人が板倉の池へ行き、その池の水を竹筒に入れて雷電社に持ち帰ると、空はみるみる曇り、まもなく雨が降ったそうです。*現在の群馬県板倉町
国選択無形民俗文化財に指定されている伝統行事です。
白鬚(しらひげ)神社~雷電池(約2キロメートル)
★白鬚神社:坂戸駅下車徒歩25分 雷電池:若葉駅下車徒歩15分
8月4日(日曜日)
★詳細は決定次第、同市ホームページなどでお知らせ
【問合せ】鶴ヶ島市生涯学習スポーツ課
電話:049-285-2194
その昔、少林寺の近くの天ヶ池という場所で龍が暴れたときには、決まって秩父神社にある龍の彫刻の下に水たまりができていたそうです。そこで、この龍の彫刻を鎖でつなぐと、池に龍が現れなくなったという不思議な伝説が伝わっています。
▲左甚五郎(ひだりじんごろう)作
秩父市番場町1-3
★秩父駅下車徒歩3分
電話:0494-22-0262
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