第88回九都県市首脳会議

令和7年10月31日（金曜日）、大野知事は、第88回九都県市首脳会議（神奈川県横浜市）に出席しました。会議では、各都県市からの首脳提案などについて議論を行い、今後、国への要望等を行うことを決定しました。

大野知事は、こどもの小学校入学に際して、保育所の預かり開始時間と小学校の登校時間の差により保護者等が仕事等を変更せざるを得ない状況になること、いわゆる「朝の小1の壁」の解消について国に要望することを提案し、採択されました。

また、地方分権改革の推進に向けた要望についても協議を行いました。地方税財源の充実・確保について、Eコマースの進展等により東京都への税収集中が一層進んでいる状況を具体的に指摘し、税源偏在の是正措置を早急に講じる必要がある旨を述べました。

さらに、東日本大震災からの復興について福島県副知事から取組状況の説明が行われ、九都県市が福島県の復興・創成の実現に向けて、今後も連携して支援を続けていくことについて共同メッセージを発出しました。