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掲載日:2025年8月20日

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第275回簡易アンケート「自転車損害保険等への加入状況について」の結果を公表しました(令和7年度実施)

1 調査の概要

(1)調査形態

  • 調査時期:令和7年7月10日(木曜日)~7月16日(水曜日)
  • 調査方法:インターネット(アンケート専用フォームへの入力)による回答
  • 対象者:全県政サポーター(3,596名)(内、県内在住3,335名)
  • 回収率:70.0%(2,516名/3,596名)(内、県内在住 69.6%(2,321名/3,335名))

回答者属性:(百分率表示は、小数点以下第二位を四捨五入したため、個々の比率の合計は、100%にならない場合がある)

年齢 人数(人)(内、県内在住) 比率(%)(内、県内在住)
16~19歳 9(7) 0.4(0.3)
20~29歳 83(69) 3.3(3.0)
30~39歳 235(210) 9.3(9.0)
40~49歳 440(401) 17.5(17.3)
50~59歳 725(681) 28.8(29.3)
60~69歳 530(486) 21.1(20.9)
70歳以上 494(467) 19.6(20.1)
全体 2,516(2,321) 100.0(100.0)

 

職業 人数(人)(内、県内在住) 比率(%)(内、県内在住)
個人事業主・会社経営者(役員) 238(221) 9.5(9.5)
家族従業(家業手伝い) 13(10) 0.5(0.4)
勤め(全日) 974(885) 38.7(38.1)
勤め(パートタイム・アルバイト) 413(390) 16.4(16.8)
専業主婦・主夫 370(343) 14.7(14.8)
学生 39(31) 1.6(1.3)
その他、無職 469(441) 18.6(19.0)

 

性別 人数(人)(内、県内在住) 比率(%)(内、県内在住)
男性 1,347(1,244) 53.5(53.6)
女性 1,045(962) 41.5(41.4)
回答なし(選択肢選択) 36(34) 1.4(1.5)
無回答(いずれも回答なし) 88(81) 3.5(3.5)

※本項目は任意回答(回答総数:2,428人、うち県内在住2,240人)

 

(2)調査結果の見方

  • 設問中の( )内の数字及びグラフの中の数字は、回答比率(%)です。
  • 回答比率(%)は小数点以下第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計と全体またはカテゴリーを小計した数値が、100%にならないことがあります。
  • 図表中の「-」は回答者が皆無のもの、「0.0」は回答者の比率が0.05%未満のため四捨五入の結果0.0%となったものです。 
  • グラフの中で「n」とあるのは、その質問の回答者の総数を示し、回答比率は「n」を基数として算出しています。
  • 複数回答の質問については、その回答比率の合計は、100%を超える場合があります。
  • 断りのないものについては埼玉県内在住のサポーターからの回答をもとに算出しています。

2 調査の目的

近年、自転車利用者が加害者となる交通事故により、高額な損害賠償事例が発生しており、過去には9,500万円に達したものもあります。

被害者の救済の確保や加害者の経済的負担の軽減等の観点から、自転車損害保険等への加入は、大変意義のあるものです。

こうした現状を踏まえ、本県では、平成30年4月1日に「埼玉県自転車の安全な利用の促進に関する条例の一部を改正する条例」を施行し、自転車損害保険等への加入を義務化しました。

埼玉県での条例施行から7年が経過した時点での自転車損害保険等への加入義務化の認知度及び加入状況等を把握し、今後のさらなる周知活動の参考とするためアンケートを実施しました。

 

アンケート結果は、自転車損害保険等加入率向上への取組に役立てさせていただきます。

また、保険加入の重要性や広報啓発方法、自転車の交通ルールについても御意見をいただきましたので、啓発活動に努めてまいります。

担当課

県民生活部 防犯・交通安全課

総務・交通安全担当 電話:048-830-2960 (E-mail: a2950-03@pref.saitama.lg.jp )

3 調査結果

自転車損害保険等の認知度

→「知っている」が9割半ば(95.9%)

質問1

あなたは、自転車の利用によって他人の生命又は身体を害した場合における損害を補填するための保険又は共済、いわゆる「自転車損害保険等」を知っていますか。

 

回答1

 

自転車損害保険等について知っているか尋ねたところ、「知っている」が9割半ば(95.9%)であった。 

埼玉県条例の認知度

→「条例で義務付けられていることを知っている」が6割半ば超(67.8%)

質問2

あなたは、埼玉県では条例で自転車損害保険等への加入が義務付けられていることを知っていますか

質問2

埼玉県では条例により自転車損害保険等への加入が義務であることを知っているか尋ねたところ、「条例で義務付けられていることを知っている」が6割半ば超(67.8%)、「条例で決まっていることは知らないが、加入が義務付けられていることは知っている」が1割半ば超(17.5%)であった。

 自転車損害保険等への加入義務を知った理由

→「テレビ」が3割強(32.8%)

質問3

質問2で「知っている」と答えた方への質問です。

あなたは、自転車損害保険等への加入が義務であることを何で知りましたか。(あてはまるものすべて)

回答3

自転車損害保険等への加入が義務であることを何で知ったか尋ねたところ、「テレビ」が最も多く、3割強(32.8%)であった。

 自転車の利用状況

→『乗ることがある(計)』が7割強(72.2%)

質問4

あなたは普段、自転車に乗りますか。

回答4

普段、自転車に乗るかを尋ねたところ、「よく乗る」(28.0%)、「たまに乗る」(23.3%)、「ほとんど乗らない」(20.9%)を合わせた『乗ることがある(計)』が7割強(72.2%)であった。また、「全く乗らない」は2割半ば超(27.8%)であった。  

自転車損害保険等への加入状況

→「加入している」が8割強(80.2%)

質問5

質問4で「よく乗る」、「たまに乗る」又は「ほとんど乗らない」と答えた方への質問です。
あなたは、自転車損害保険等に加入していますか。
 

回答5-1

自転車損害保険等に加入しているかを尋ねたところ、「加入している」が8割強(80.2%)、「加入していない」が1割強(13.6%)であった。

 

【参考:埼玉県内在住者と埼玉県外在住者の比較】

回答5-2

なお、埼玉県外在住のサポーターからの回答では、「加入している」が7割弱(69.7%)、「加入していない」が2割強(22.7%)であった。

加入している自転車損害保険等の種類

→「自動車保険の特約として加入している」が3割半ば超(37.4%)

質問6

質問5で「加入している」と答えた方への質問です。
あなたはどの自転車損害保険等に加入していますか。(あてはまるものすべて)

回答6

どの保険等に加入しているかを尋ねたところ、「自動車保険の特約として加入している」が3割半ば超(37.6%)、「自転車保険に加入している」が3割弱(29.9%)であった。

自転車損害保険等に加入していない理由

→「加入のきっかけがなかったから」が3割強(30.7%)

質問7

質問5で「加入していない」と答えた方への質問です。

あなたが自転車損害保険等に加入していない理由は何ですか(あてはまるものすべて)。

質問7

自転車損害保険等に加入していない理由を尋ねたところ、「加入のきっかけがなかったから」が3割強(30.7%)、「条例で加入が義務化されていることを知らなかったから」が2割強(23.2%)であった。

未成年のこどもの自転車利用状況

→「自転車に乗るこどもがいる」が2割弱(19.8%)

質問8 

あなたは、自転車に乗る未成年(18歳未満)のお子さんがいますか。

※令和4年4月より、成年年齢が18歳に引き下げられました。

 

回答8

自転車に乗る未成年のこどもがいるかを尋ねたところ「いない」が8割弱(79.1%)、「いる」が2割弱(19.8%)であった。

こどもの年代について

→「高校生」が3割弱(28.5%)

質問9

質問8で「いる」と答えた方への質問です。
お子さんの学年等をお答えください。
※未成年(18歳未満)のお子さんが2人以上いる場合は、一番上のお子さんについて教えてください。

回答9

こどもの年代を尋ねたところ、「高校生」が3割弱(28.5%)、「中学生」が2割強(22.4%)であった。

未成年のこどもの自転車損害保険等への加入状況

→『加入している(計)』が8割半ば超(86.0%)

質問10

質問8で「いる」と答えた方への質問です。
質問9のお子さんは、自転車損害保険等に加入していますか。

※「埼玉県自転車の安全な利用の促進に関する条例」により、未成年者の自転車損害保険等への加入は保護者の義務とされています。

回答10

未成年のこどもの自転車損害保険等への加入状況を尋ねたところ、「家族全体が補償対象となる保険等に加入している」(56.9%)、「こどもを被保険者として加入している」(16.3%)、「その他の保険等に加入している」(6.5%)、「PTAや学校に申し込む自転車損害賠償保険などに加入している」(6.3%)を合わせた『加入している(計)』が8割半ば超(86.0%)であった。また、「加入していない」が1割弱(9.2%)であった。

自由意見 

質問11

自転車損害保険等への加入促進のために必要だと思うことや、今後の埼玉県の自転車交通安全対策について御意見、御要望などがありましたら御自由にお書きください。

<主なご意見>

  • いつでも加害者になる可能性があるので、リスク回避の点から保険の重要性をあらゆる機会に発信すべきである。こうした考え方は、自転車に限らない交通機関に関して共通の課題と認識させることが重要である。
  • 自転車のマナーが非常に悪いと感じています。特に、歩道の走行や、横断歩道の歩行者の無視、違法駐輪などです。歩道の走行に関しては、歩道が狭い場合、自転車を通すために歩行者の方が車道を歩かざるをえない時もあります。自転車の交通違反は法に則って厳正に処罰し、ルールを守る社会にしてほしいと願っています。
  • 今回改めてこのアンケートでこどもの保険に加入しなければいけないことが分かり大変有難かったです。通学に使用するならともかく小学生などは結構盲点だなと思いました。
  • 自転車に乗る=保険に入る、をルールとして徹底すべきだと思います。悪質・危ない運転が増えていると感じるので、自転車に乗ること自体の気軽な便利さを上回る危険度、凶器にもなることをしっかりと明確にルール決め、取り締まりも強化して乗る人・乗らない人双方を守る社会にしていく必要があると思います。
  • 自転車の損害保険は、自転車損害保険として新たに加入(契約)しなければならなく面倒だと思っている人が多いのではなかろうか。殆どの世帯は、自動車保険、火災保険等に加入していると思われるので、特約で自転車損害保険に加入できることをもっとPRすべきと思う。
  • 自転車に乗る際のきちんとしたルールを小さいうちから教え、身に着けさせることが必要だし、大人にも必要だと思う。学校区くらいの小さい範囲でこどもも大人も正しい乗り方を知る講習会のようなものの定期的な開催が必要だと思う。その際に保険加入についての啓蒙活動も行えばよいと思う。
  • 埼玉県での義務化は知りませんでした。自転車置き場や駐輪場などに目立つようにシールなどで張り紙があると、意識できるかと思います。
  • 自転車の防犯登録の様に、自転車購入時に自転車保険を加入する方法がよいと思います。
  • 義務化された事をあまり普段の生活の中で目にしない。保険に入ってる人は、自転車に保険加入してる事がわかるステッカー等あれば貼るようにすればいいのかと思う。防犯効果もあると思う。
  • 保険についてあまり知られていないのがあると思う。事故になった場合だけを全面にだすのではなく、保険によって得られる安心感もしっかりと伝えて欲しい。

※上記を含め、計 757件の貴重なご意見をいただきました。今後の取組に役立たさせていただきます。アンケートへの御協力ありがとうございました。

 

お問い合わせ

県民生活部 防犯・交通安全課 総務・交通安全担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第3庁舎1階

ファックス:048-830-4757

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