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掲載日:2023年8月16日

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第228回簡易アンケート「自転車損害保険等への加入状況について」の結果を公表しました

1 調査の概要

(1)調査形態

  • 調査時期:令和5年6月29日(木曜日)~7月5日(水曜日)
  • 調査方法:インターネット(アンケート専用フォームへの入力)による回答
  • 対象者:全県政サポーター(3,100名)(内、県内在住 2,852名)
  • 回収率:71.1%(2,203名/3,100名)(内、県内在住 70.7%(2,016名/2,852名))

回答者属性:(百分率表示は、小数点以下第二位を四捨五入したため、個々の比率の合計は、100%にならない場合がある)

  人数(人)(内、県内在住) 比率(%)(内、県内在住)
全体

2,203(2,016)

100.0(100.0)

 

年齢 人数(人)(内、県内在住) 比率(%)(内、県内在住)
16~19歳 5(2) 0.2(0.1)
20~29歳 109(99) 4.9(4.9)
30~39歳 198(173) 9.0(8.6)
40~49歳 421(382) 19.1(18.9)
50~59歳 589(543) 26.7(26.9)
60~69歳 417(377) 18.9(18.7)
70歳以上 464(440) 21.1(21.8)

 

職業 人数(人)(内、県内在住) 比率(%)(内、県内在住)
個人事業主・会社経営者(役員) 229(210) 10.4(10.4)
家族従業(家業手伝い) 12(10) 0.5(0.5)
勤め(全日) 817(737) 37.1(36.6)
勤め(パートタイム・アルバイト) 350(329) 15.9(16.3)
専業主婦・主夫 305(278) 13.8(13.8)
学生 41(33) 1.9(1.6)
その他、無職 449(419) 20.4(20.8)

 

性別 人数(人)(内、県内在住) 比率(%)(内、県内在住)
男性 1,251(1,145) 58.1(58.1)
女性 877(803) 40.7(40.7)
回答なし 25(23) 1.2(1.2)

※任意回答(総数:2,153名)

 

(2)調査結果の見方

  • 設問中の( )内の数字及びグラフの中の数字は、回答比率(%)です。
  • 回答比率(%)は小数点以下第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計と全体またはカテゴリーを小計した数値が、100%にならないことがあります。
  • 図表中の「-」は回答者が皆無のもの、「0.0」は回答者の比率が0.05%未満のため四捨五入の結果0.0%となったものです。 
  • グラフの中で「n」とあるのは、その質問の回答者の総数を示し、回答比率は「n」を基数として算出しています。
  • 複数回答の質問については、その回答比率の合計は、100%を超える場合があります。
  • 断りのないものについては埼玉県内在住のサポーターからの回答をもとに算出しています。

2 調査の目的

近年、自転車利用者が加害者となる交通事故により、高額な損害賠償事例が発生しており、過去には9,500万円に達したものもあります。

被害者の救済の確保や加害者の経済的負担の軽減等の観点から、自転車損害保険等への加入は、大変意義のあるものです。

こうした現状を踏まえ、本県では、平成30年4月1日に「埼玉県自転車の安全な利用の促進に関する条例の一部を改正する条例」を施行し、自転車損害保険等への加入を義務化しました。

埼玉県での条例施行から約5年が経過した時点での自転車損害保険等への加入義務化の認知度及び加入状況等を把握し、今後のさらなる周知活動の参考とするためアンケートを実施しました。

 

担当課

県民生活部 防犯・交通安全課

総務・交通安全担当 電話:048-830-2960 (E-mail: a2950-03@pref.saitama.lg.jp )

3 調査結果

埼玉県条例の認知度

→「知っている」が8割半ば(85.8%)

質問1

あなたは、平成30年4月1日から、埼玉県では条例で自転車損害保険等への加入が義務であることを知っていますか。

※「自転車損害保険等」とは、自転車の利用によって他人の生命または身体を害した場合における損害を補填するための保険又は共済を言います。

質問1

 

埼玉県では条例により自転車損害保険等への加入が義務となったことを知っているか尋ねたところ、「知っている」が8割半ば(85.8%)、「知らない」が1割半ば(14.2%)であった。 

自転車損害保険等への加入義務を知った理由

→「テレビ」が4割強(42.4%)

質問2

質問1で「知っている」と答えた方への質問です。

あなたは自転車損害保険等への加入が義務であることを何で知りましたか。(複数回答可)

質問2

条例で自転車損害保険等への加入が義務となったことを何で知ったか尋ねたところ、「テレビ」が最も多く、4割強(42.4%)であった。次いで「新聞」が3割強(31.5%)であった。

 「個人賠償責任保険・特約」の認知度

→「知っている」が7割強(73.0%)

質問3

日常生活で第三者に損害を与えた場合に備える「個人賠償責任保険」や、自動車保険や火災保険などの「特約」などでも、自転車による事故の賠償を補償できる場合があります。

あなたは、自転車損害保険等は、「自転車保険」という名称が付いているものだけではないことを知っていますか。

質問3

「自転車保険」という名称がつく保険以外でも、自転車事故の賠償を補償できる場合があることを知っているか尋ねたところ、「知っている」が7割強(73.0%)、「知らない」が2割半ば超(27.0%)であった。

 自転車の利用状況

→『乗ることがある(計)』が7割半ば(75.3%)

質問4

あなたは普段、自転車に乗りますか。

質問4

普段、自転車に乗るかを尋ねたところ、「よく乗る」(29.3%)、「たまに乗る」(25.9%)、「ほとんど乗らない」(20.1%)を合わせた『乗ることがある(計)』が7割半ば(75.3%)であった。また、「全く乗らない」は2割半ば(24.7%)であった。  

自転車損害保険等への加入状況

→「加入している」が8割弱(79.0%)

質問5

質問4で「よく乗る」、「たまに乗る」又は「ほとんど乗らない」と答えた方への質問です。
あなたは、自転車損害保険等に加入していますか。
 

質問6

自転車損害保険等に加入しているかを尋ねたところ、「加入している」が8割弱(79.0%)、「加入していない」が1割半ば(15.4%)であった。

 

【参考:埼玉県内在住者と埼玉県外在住者の比較】

質問5

なお、埼玉県外在住のサポーターからの回答では、「加入している」が5割半ば超(57.6%)、「加入していない」が3割半ば(35.6%)であった。

加入している自転車損害保険等の種類

→「自動車保険の特約として加入している」が4割弱(39.8%)

質問6

質問5で「加入している」と答えた方への質問です。
あなたはどの自転車損害保険等に加入していますか。(複数回答可)

質問7

どの保険等に加入しているかを尋ねたところ、「自動車保険の特約として加入している」が4割弱(39.8%)、「自転車保険に加入している」が3割弱(29.4%)であった。

加入している自転車損害保険等の有効期限の把握

→「把握している」が7割強(70.1%)

質問7

質問5で「加入している」と答えた方への質問です。

あなたは、加入している自転車損害保険等の有効期限を把握していますか。

質問7

自転車損害保険の有効期限の把握の有無を尋ねたところ、「把握している」が7割強(70.1%)、「把握していない」が3割弱(29.9%)であった。

自転車損害保険等に加入していない理由

→「加入のきっかけがなかったから」が4割弱(38.5%)

質問8 

質問5で「加入していない」と答えた方への質問です。
あなたが自転車損害保険等に加入していない理由は何ですか。(複数回答可)

質問8

自転車損害保険等に加入していない理由を尋ねたところ、「加入のきっかけがなかったから」が4割弱(38.5%)、「保険料が高いから」が2割強(23.5%)であった。

未成年の子供の自転車利用状況

→自転車に乗る子供が「いる」が2割弱(19.6%)

質問9

あなたは、自転車に乗る未成年(18歳未満)のお子さんがいますか。

※令和4年4月より、成年年齢が18歳に引き下げられました。

質問10

自転車に乗る未成年の子供がいるかを尋ねたところ「いない」が8割弱(79.6%)、「いる」が2割弱(19.6%)であった。

子供の年代について

→「高校生」が3割半ば(35.9%)

質問10

質問9で「いる」と答えた方への質問です。
お子さんの学年等をお答えください。
※未成年のお子さんが2人以上いる場合は、一番上のお子さんについて教えてください。

質問10

子供の年代を尋ねたところ、「高校生」が3割半ば(35.9%)、「中学生」が2割弱(18.2%)であった。

未成年の子供の自転車損害保険等への加入状況

→『加入している(計)』が8割半ば超(88.2%)

質問11

質問9で「いる」と答えた方への質問です。
質問10のお子さんは、自転車損害保険等に加入していますか。

※「埼玉県自転車の安全な利用の促進に関する条例」により、未成年者の自転車損害保険等への加入は保護者の義務とされています。

質問11

未成年の子供の自転車損害保険等への加入状況を尋ねたところ、「家族全体が補償対象となる保険等に加入している」(61.4%)、「子供を被保険者として加入している」(20.7%)、「その他の保険等に加入している」(5.1%)を合わせた『加入している(計)』が8割半ば超(87.1%)であった。また、「加入していない」が1割未満(6.1%)であった。

自由意見 

質問11

自転車損害保険等への加入促進のために必要だと思うことや、今後の埼玉県の自転車交通安全対策について御意見、御要望などがありましたら御自由にお書きください。

<主なご意見>

  • 自転車の保険に加入するのは良いと思うが、それ以前に、自転車も軽車両ということを自覚するために、自転車の運転マナー講習を県内全域で行ってほしい。運転マナーが悪いから、事故が起こるので、未然の防止策が必要だと思う。
  • 自転車は、誰もが気楽に乗れるものだけに、正しい乗り方をしてほしいと思います。特に、信号無視したり、スピードをかなりあげて走っている人がいますが、きちんと自転車の乗り方のマナーを幅広く知らしめて欲しいと思います。
  • 毎年、自治会で自転車保険の用紙が回ってくるので助かります。自転車店でも説明を受けて入っています。良いことだと思っています。
  • 県の義務付けは初めて知りましたが、必要なことと思います。ヘルメットの着用とともに保険についても必要性について県民へ啓発されるよう宜しくお願い致します。
  • 自転車損害保険等への加入は、必要です。自動車運転免許の街頭での確認をしているように、自転車損害保険の加入確認を実施してほしい。自転車販売業者へも徹底を呼び掛けてほしい。
  • ルールを知らない自転車があまりにも多い。自転車は歩行者、との認識でなっていると思う。車の認識は皆無です。
    徹底的に告知、認識させる必要がある。
  • 自転車を購入した時に、店の方から自転車損害保険への加入を勧められて加入したので、それが良かったと思います。
    それがなければ、つい面倒なため、未加入のままでいたのでと思います。
  • 車両としての自転車なので、確実に保険には入るべきだと思います。学生だけではなく、大人の人達も保険、ヘルメットの着用は義務になるといいと思います。
  • ヘルメットの件も含めて案内をほとんど見ないので、チラシや案内などを人が集まるスーパーなどのお店や駅などにあると良いと思います。
  • 免許返納して自転車を乗る機会が多いのですが、果たして道路の整備も悪く乗る事自体危険で自動車の運転の方が安全かもと、今さらですが保険の加入の必要性を感じました。特に坂道や悪天候では、不整備な道路の自転車運転は弱年者、高齢者には難儀です。自動車と自転車の運転の立場から危険度がまるで違う事も知らされました。

※上記を含め、計 628 件の貴重なご意見をいただきました。アンケートへの御協力ありがとうございました。

 

お問い合わせ

県民生活部 防犯・交通安全課 総務・交通安全担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第3庁舎1階

ファックス:048-830-4757

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