トップページ > 文化・教育 > 青少年 > 立ち直り支援 > 青少年立ち直り体験交流会 > 令和5年度第1回埼玉県青少年立ち直り体験交流会

ページ番号:240382

掲載日:2023年12月12日

ここから本文です。

罰するのではなく やり直せる社会に(令和5年度第1回埼玉県青少年立ち直り体験交流会)

青少年の立ち直り支援に関心のある方や我が子のことで悩んでいる方等を対象に、令和5年度第1回埼玉県青少年立ち直り体験

交流会を開催しました。

日時:令和5年9月16日(土曜日)13時30分~16時30分(開場13時00分)

場所:埼玉会館  7階B会議室(さいたま市浦和区高砂3-1-4  JR浦和駅西口県庁通り徒歩6分)

第1部  講演

少年たちは何を求めているのか

講師:池田一さん(多摩少年院  院長)

第2部  当事者からのメッセージ

あの頃の私と今の私

ちあきさん    少年院・刑務所を経験し、日々薬物依存と向き合っておられます。

学さん           非行・薬物・裏社会を乗り越え、現在は受刑者を支援する立場に。

 【開催結果】

参加人数:79人

参加者の主な感想

・当事者として「自分を大事にできない」私だったので、共感しました。当事者の苦悩の過去についてのお話がきけてよかったです。寄り添い理解のある視点に安心し、感謝しました。「やさしくしたい」「認めてもらいたい」「幸せになりたい」が同じ気持ちでした。肯定的な言葉のシャワーは、本当に大切だと思いました。「自分の考えを押し付けはダメ」は、私も気をつけたいと思いました。

・非行少年たちの裏には被害者がいるということを頭に置きながら更生に携わる...とても難しいと思いました。人生にはいろいろな局面があり、非行少年たちもある側面では被害者なのだろうと感じます。社会全体で子どもの安全基地をつくりたいです。反省をうながそうとするよりも、「反省したい」と本人が思えるような生活体験を、社会を与えたいです。

・親は愛してくれていたと思うが、その愛を感じることができなかったという話から、お2人とも話し始められたのは、やはり、家が自分にとって受け入れられている場所と実感することが本当に大切なんだと思いました。親に受け入れられているという実感がなければ自分が大切な存在だとは思えない、そこが出発点なのかなと思う。刺激があって楽しいことが幸せではないと感じられたという言葉が印象的だった。あたり前の生活の中にある小さな幸せを感じられることが立ち直りには必要なのだと思う。

お問い合わせ

県民生活部 青少年課 企画・非行防止担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 衛生会館3階

ファックス:048-830-4754

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?