なぜ、若者は「闇バイト」に手を染めてしまうのか(令和8年度第1回埼玉県青少年立ち直り体験交流会)
青少年の立ち直り支援に関心のある方や我が子のことで悩んでいる方等を対象に、令和8年度第1回埼玉県青少年立ち直り体験交流会を開催しました。

【開催概要】
日時:令和8年9月19日(土曜日)13時00分~16時00分(開場12時30分)
場所:川口市立映像・情報センターメディアセブンプレゼンテーションスタジオ(川口市川口1-1-1キュポ・ラ7階)
池田一さん(法務省矯正研修所矯正研修分析官、元多摩少年院院長)
開催結果
- 社会の変化を踏まえて、少年院での現状を学ぶことができました。闇バイトだけでなく「何かがおかしい」「困っている」「悩んでいる」と少年が感じた時に、相談できる相手に自分がなれているかと自分自身を振り返る時間になりました。歳の差を言い訳にせず、信頼される人間になる努力を私自身もしていこうと感じました。
- 周りに合わせないといけないと思う気持ちや、心の線引きに思い当たるところがありました。よく使う「自己責任」という言葉は、子どもにとっては「誰も助けてくれない」と追い詰めてしまうことになり得るとわかりました。そういったボタンのかけ違いのようなやり取りが積み重なることで、若者が刹那的な生き方になり、「今が良ければいい」と考えて闇バイトへの抵抗感がなくなっていくという実情はとても残念で、大人が変わっていかなければいけないと考えさせられました。
少年院は時間と手間をかけて子どもに寄り添っているところだというお話がきけ、出来れば行かないで欲しいという考えが薄れていき、出院後に期待がもてるような気持ちになりました。話の中に「闇バイトをする子は普通の子です」というのと、まとめのお話しで、今の親に足りてないとすれば「ほどほど」だというお話しや、どうか結果を急がずゆっくり時間をかけてあげてという言葉が心に残り、自分自身も気付かされ、ありがたかったです。
- さまざまな立場の方とつながり、そのお立場での思いを聞いてよかったです。グループの最後のお二方の言葉が特に心に響きました。子どもに支援を行う立場として、根気よく親子の支援・関係改善に努めていきたいと思います。
- 講義型ではなく当事者の方の話を聴くことができ、興味深い場でした。もう少し時間があればいろいろと皆さまに聴いてみたいことはありましたが、自分とは違う立場の方々の目線で話を伺えて、よい機会になりました。