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掲載日:2019年7月4日

県民の日記念作文コンクール

コバトン

「県民の日」記念作文コンクールは、「埼玉県民の日」が制定された昭和46年から、毎年、県民の日を記念して県内の小中学生から作文を募集し、優秀作品を表彰するコンクールです。

  この作文を書くことを通じて、未来の埼玉をつくる子どもたちに郷土の歴史や風土、様々な魅力を見つめ直してもらうことを目的としています。

令和元年度「県民の日記念作文コンクール」について

第49回「県民の日」記念作文コンクール募集要領(PDF:294KB)

第49回「県民の日」記念作文コンクール作品応募票(PDF:91KB)

   平成30年度は「わたしが思う埼玉県の魅力」のテーマで募集をしました。地元への愛着や未来への希望をいきいきと表現した素晴らしい作品4203点が集まり、最優秀賞と優秀賞の計60作品が入選しました。

最優秀賞(小学生)

受賞者:桶川市立桶川東小学校 五年 田中 琥大朗さん

作品名: 伝統をつぐ―桶川ぎおん祭―

 「天つく てけすく 天つくつってけ天…」

 このたいこの音に合わせてぼくはひょうし木をたたく。ここに、かねの音と先生の笛が入ると桶川ぎおん祭の子どもばやしの音となる。桶川ぎおん祭は、大人のおみこしと共に山車に乗った子どものこのおはやしから始まる。お祭りを盛り上げるには、始まりが肝心だ。だから、ほく達は1ヵ月半という期間だが、一生けん命に練習する。

 ある練習の日、練習上がりに先生方がおかしをくれた。

 その帰り道、「何で教えてもらってるのに、おかしをもらえるんだろうね。ふつうお金はらうよね。」と母が言った。

 ぼくは、「ぼく達ががんばっているからかな。」と返した。

 すると、母が、「おかしを配ることでおはやしの思い出をより楽しくして、皆に伝統を守ってと思っているんじゃないかな。だから、琥大朗達はこの伝統をしっかりついでいくんだよ。」と言ったが、ぼくはこの時は特に何も思わずにいた。

 いよいよ七月十五日、ぎおん祭だ。始まりののろしが空にひびき、ぼくらはねじりはちまきをまいて山車に乗りこむ。六年生の合図でおはやしが始まり、妹達はまいをまう。おはやしの音をひびかせながら山車は進み、ひっかせ会場に止まった。目の前にひっかせを待つ沢山の人が見えた。ぼくは、去年のひっかせは、たいこだったので目の前にはたいこしかなかった。なので、こんなに沢山の人がひっかせを待ってくれていることに初めて気付いた。

 「皆、ぎおん祭のひっかせを楽しみにしてくれているんだな。よし、がんばるぞ。」と心をこめて楽器を鳴らした。十分間のひっかせが終わった時、やりきった満足感でいっぱいになった。

 山車が会所にもどり、会長が、「皆が一生けん命たたいてくれたので、お客さんが沢山見て喜んでくれました。来年も再来年も君達と祭りを盛り上げ、このぎおん祭の文化を後世に伝えていきたいと思います。」とあいさつをしていた。その時ぼくは、「そういえば前にお母さんが同じようなことを話していたなぁ」と思い出した。

 ぼくはぎおん祭が好きだ。いや、大好きだ。このお祭りが昔からあって、今、ぼく達を楽しませてくれるのは、ぐう然ではない。ぼく達の先生方やお祭りの関係者が受けつぎ、続けてきてくれたおかげで今がある。会長が話していた後世とは、つまりぼく達のことだ。そして、ぼく達がおはやしを続けて、ぼく達より下の子を楽しませ、またその子達がその下の子を楽しませる。これがつまり、伝統ということなんだと思う。だから、まずはぼく達が今のぎおん祭を楽しみ、おはやしを続け、しっかりと受けついでいきたいと思う。

最優秀賞(中学生)

受賞者:東秩父村立東秩父中学校 三年 百瀬 澄昭さん

作品名:正調秩父音頭の輪の中で

 「はい右~、左~、チョンチョンチョン。」

 正調秩父音頭講習生の僕たちは、先生の声に合わせて何度も何度も、同じ動きを繰り返し練習します。小・中学校で習った踊り方は、「なんとなくマネをする」感じでしたが、「正調」は指先や腕の位置、目線にまで意識を集中させるため、僕が経験してきた踊りとはまるで別物のようにキレイな動きでした。

 この講習会は、毎月一回全十回のコースで母と二人、皆野町文化会館へ通いました。最初の頃は、知らない人ばかりの「ジジババ軍団」の中に中学生は僕ひとりという状況が恥ずかしくて嫌に思うこともありました。でも、「僕上手ねー。」、「手先がキレイよ~。」とほめられたり、「夜の峠道は気をつけてね。」と声をかけられたりするうちに、会うのが楽しみな「ジジ友」、「ババ友」になっていきました。雪が降った峠道は危険なので休んだことがありました。次回までの1ヶ月がとても長く感じ、皆さんと久しぶりに会えたときとても嬉しかったです。

 指導して下さった講師の先生方、一緒に頑張った仲間の皆さんのおかげで無事に「修了証」をいただくことができました。

 これで「めでたし、めでたし~」で終わるかと思っていたら続きがありました。「第五十回秩父音頭まつり」に「秩父音頭講習会修了者チーム」の一員として参加、出場することになっていたのです。半信半疑でおりましたが、「澄~、おそろいの浴衣だよー。」と、母が嬉しそうに広げて見せてくれました。僕はよくわからないけど「僕は着ないよ!!」と言ってしまいました。母は少し間を置いて、「そう…。わかった。」と言いました。

 いよいよ当日の八月十四日。和装着装師の祖母も連れた母と僕の三人は、集合時間よりも少し早めに会場に入りました。母の着替えを済ませて集合場所の控え室に向かううちに、僕も浴衣を着たくなりました。突然の僕の言葉でしたが、早速、着替えが始まりました。

 お借りしている浴衣は大人用なので、やせている僕には長過ぎる帯を締めるのは、とても難しそうでした。予定していなかったことなので、着付け用のヒモも足袋もありません。すると、同じ部屋にいた人たちが、皆して僕の支度を手伝ってくれました。初めて会う人ばかりなのに、「講習の修了者なら同じチームの仲間だもの。」、「楽しく踊りましょう。」と笑顔で声をかけてくれました。僕は、なんてかっこいい人たちなんだと思いました。

 おそろいの浴衣で、お立ち台へと続くスタート地点。街全体がお祭りの熱気に包まれて、僕たちの他にもたくさんのチームが整列していました。ドキドキしてきたとき、一緒に練習してきたジジ友が声をかけてくれて安心しました。教わってきたことを思い出すため、心の中で「はい、右~、…。」のかけ声を唱えながら一生懸命に踊りました。街中の移動中、二十四時間テレビで視た新井先生と母のフェイスブック友だちの高橋さんに会いました。高橋さんは母が中学生だったときの担任の先生の息子さんで、新井先生はその当時、東秩父中に勤務していたそうです。母たちの周りだけタイムスリップしているような不思議なあたたかさでした。

 ついにお立ち台へ到着。たくさんのちょうちんに灯された会場は、とてもキレイで迫力があって、たくさんの人たちの力や思いを感じました。「正調秩父音頭」をテーマに、これだけの大きなイベントが開かれ、東秩父村に住んでいる僕たちも一緒に、仲間になれたことが、とても嬉しかったです。そして、仲間になっていくために、丁寧に、優しく指導して下さった講師の先生方、支度を手伝って下さった方々、家族、皆に感謝です。今度は僕も、「正調秩父音頭」を誰かに教えてあげたいと思いました。最高のお祭りありがとう。

第48回「県民の日」記念作文コンクール入選作品集

  1. 表紙(PDF:106KB)
  2. 発刊に当たって(PDF:132KB)
  3. 最優秀賞受賞者紹介(PDF:129KB)
  4. 目次(PDF:187KB)
  5. 最優秀賞・優秀賞受賞作品(PDF:342KB)
  6. 入選作品(小学生)(PDF:580KB)
  7. 入選作品(中学生)(PDF:733KB)
  8. 募集要領(PDF:265KB)
  9. 第2次審査員名簿(PDF:70KB)

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