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掲載日:2023年11月21日
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訪問日
令和元年11月26日(火曜日)
訪問地域
西部地域(入間市)
訪問先
昭和29年に事業者である磯野商会が米軍の求めに応じ、ジョンソン基地駐留米兵の家族用に米軍ハウスを建設しましたが、同基地返還後、まち全体の老朽化、荒廃が進みました。
平成15年以降、事業者と建築家が連携し、米軍ハウスの改修・保全、街路や広場の新設、コミュニティ活動の支援などに取り組んだ結果、魅力あふれる街並みや活気あるコミュニティが生まれました。
知事は、ジョンソンタウンの概要について説明を受け、タウン内を視察した後、事業者や建築家、入居者と意見交換を行いました。
米軍ハウスの改修・保全について説明を受ける
すばらしい街並みを御案内いただきありがとうございます。実際に住んでいる皆さんにとってジョンソンタウンはどんな街ですか。
建物の配置に工夫があり、隣同士の会話がしやすい街並みになっていると思います。
自分は独り住まいの高齢者ですが、隣近所とのコミュニケーションがとりやすく、ありがたいです。
子育て中なのですが、周辺住民の皆さんが子供のことを知っていて、コミュニケーションをとってくださいます。
街全体で子供を見守り、子育てをしてもらっているような感覚です。
遠方からも観光に来てくださるお客様がいて「こんな所に住めたら楽しそう」と言ってもらえます。
私はこの街に来てから新たな夢を持つことができ、いろいろなことに挑戦しています。
高齢者や子育て家庭の方を孤立させないコミュニティがすばらしいですね。
昭和51年に入間市で創業し、過酷な輸送環境でも中の物が壊れない安全性の高い「梱包材」の開発を行う企業です。
梱包材の設計、試作、評価を社内で行い、製造・生産は外部の協力工場が行う「工場を持たない」ビジネスモデルを採用し、フィリピン、ベトナム、インドネシアなどの海外でも事業を展開しています。
また、CSR活動にも積極的に取り組み、フィリピンでのマングローブの植林、「彩の国みどりの基金」等への継続的な寄附などを行っています。
知事は、会社の概要について説明を受け、施設を視察し、同社梱包材の性能実験「エッグドロップ(段ボール梱包材で生卵を包み、同社屋上から落としても卵が割れないか試すもの)」を体験した後、役員や社員の方と意見交換を行いました。
開発した製品等について説明を受ける
昨日お示しされた知事の政策方針で「世界のSAITAMAプロジェクト」を掲げておられました。
私たちも四半世紀前から海外展開しておりますが、まだまだ「世界のカネパッケージ」には遠いです。
これからも世界にとって価値ある企業であり続けたい、そうあるように頑張りたいです。
地域ごとに厳しい事情があると思いますが、優れた技術を海外展開されている姿勢に頭が下がります。
知事に来ていただいて、私たちの経営ビジョンである「驚き」「感動」「安心」を一緒に体験していただけたことは当社の誇りになります。
エッグドロップ体験など、御社の特長がよく分かる体験をさせていただきました。本当にありがとうございました。
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