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掲載日:2017年12月26日

平成29年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(齊藤正明議員)

教育の目的は何か

Q   齊藤正明議員(自民)

イギリスの教育関係者を訪問し、「イギリスの教育の目的は何か」と尋ねますと、「良き国民をつくること」と答えます。ドイツ、フランス、オランダでも同じです。イギリスの学校でイギリス人に「教育とは何ですか」と聞くと、「ジェントルマンシップを持つこと」と答えます。ドイツで同じことを聞くと、「ジャーマン魂を持つこと」と答えます。「ジャーマン魂とは何か」と聞くと、「悪いものは勇気を持って阻止し、いいことはみんなで協力して促進する。これがジャーマン魂、ドイツの心です」と答えます。フランスで「ボン・サンス、意識を持ち、文化芸術に理解を持つこと」と答えます。
約40年前、日本は世界の経済を牽引していました。しかし、当時外国の評論家は、「日本の企業が幾らお金を稼いでも立派な企業にはならない。また、日本の学生が幾ら勉強しても、立派な人間にはなれっこない」と言いました。なぜなら、「日本人にはバックボーンがないから」という指摘でありました。
では、このバックボーンとは何か。こまを回した経験がある人は分かるでしょうが、ぐるぐる回るためには、1か所絶対に動いてはいけないところがあります。真ん中の棒です。これを心棒といいます。心の棒ががたついていると幾らお金を稼いでも、あるいは幾ら勉強しても自分の人生が思わぬところに転んでいってしまいます。私たちは絶対に動いてはいけない軸を持っていないと、活発に動けば動くほどあらぬ方向に進んでいってしまいます。
そこで、教育長に「教育の目的は何か」と聞かれたら何と答えますか。
2点目に、日本人のバックボーンを心棒としたら、教育における日本人の心棒、埼玉の教育の心棒とは何であるかとお考えですか。
以上、2点についてお伺いをいたします。

A   小松弥生   教育長

まず、「教育の目的は何か」についてでございます。
教育の目的は、いつの時代にあっても、将来を担う子供たちの個性や能力を伸ばし、開花させ、子供から大人まで県民一人ひとりの人生を豊かにし、社会全体の発展の基盤を作っていくものであると考えます。
今後、人口減少や異次元の高齢化、予測不能な国際情勢の緊迫化や、人工知能に代表される飛躍的な技術革新など、社会が全く違うものに急速に変化していくと考えられます。
そのような社会に積極的に参画し、生き抜いていくためには、様々な情報を収集し、自分の頭で考え判断し、他と協力しながら行動を起こし、新たな価値を創造していくという能力が必要です。
そのため、教育の役割は一層重要になっていくものと考えます。
次に、「教育における日本人の心棒、埼玉の教育の心棒について」でございます。
我が国の美しい四季、変化に富んだ自然は、繊細な文化・芸術、四季折々の年中行事など、私たち日本人のものの考え方や生活に大きな影響を与えてきました。
日本人は外からの文化を受け入れ、日本独自の風土や文化などと融合させて自分のものとし、根付かせるなど、物事を柔軟に受け止め、受容する力を養ってまいりました。
また、礼儀作法を重んじることや他者に対する理解や思いやり、共感の文化などは、日本人の誇るべき美徳です。
このような日本人の特性は、グローバル化が一層進む厳しい社会を生き抜く中で、自らの拠り所となり、より良い社会の構成員となるためには必要な資質であると考えます。
本県の将来を担う次の世代には、まずは、こうした日本人の特性であります「心棒」をしっかりと身に付けてもらう必要があります。
このため、「より良い学校教育を通じてより良い社会を創る」という目標の達成を目指し、学校と社会が共有して連携・協働しながら、子供たちを育てていくことが求められます。
本県は、全国有数の産地である野菜やお茶、豊かな自然環境、有形無形の文化財、博物館や劇場などを拠点とする文化活動、サッカーやバスケットボールなどスポーツ活動など様々な魅力ある資源にあふれております。
学校教育とこれらの地域資源との連携を深め、学校と社会がともに豊かになっていく取組が必要です。
家庭や地域、NPOや企業など学校外の協力を得て、実社会からの学びを通し子供たちが幸福な人生を送り、よりよい社会の担い手となることができるよう取り組んでまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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