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掲載日:2017年12月26日

平成29年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(飯塚俊彦議員)

分散型の政策形成について

Q   飯塚俊彦議員(自民)

まず、こちらを見ていただきたいと思います。我が愛する埼玉県であります。ここに3つの円を書きました。まず1つは、浦和の県庁を中心に20キロの円を書いたもの、そして秩父市役所を中心に20キロの円を書いたもの、そして関越自動車道、本庄児玉インターチェンジを中心に3つの円を描きました。
今、私たちが一堂に会している浦和はここです。一口で言うと、人口が密集しているピンク色、市街地や商業施設がほとんどを占めます。何と皇居まで含まれます。埼玉県5か年計画でいう県南ゾーンから圏央道ゾーンの一部を含んだ部分になり、東京都の関係が非常に密接であります。
次に、秩父市、秩父市役所を中心に半径20キロの円は、浦和と比較して緑が多く、いわゆる山間地がたくさんあります。県南とは様相が異なってまいります。それから、県南ゾーンが東京都の関係で語られることが多いのと同様、県北ゾーンの北部地域は群馬県との関係が密接であります。
もとい、忘れました。ここが児玉、我々が住む県北の20キロの円であります。児玉インターチェンジを中心にした半径20キロの円であります。実に3分の1が群馬県となります。
さて、話は1868年、明治維新の年にさかのぼります。県北地域は岩鼻県という県が置かれ、その後、1871年に現在の埼玉県北西部から群馬県の大半は熊谷県という県になっておりました。熊谷県はその後、群馬県と埼玉県に分かれ、現在に至っています。県北部地域が群馬県と密接な関係があるというものは、歴史的にもゆえのあることであって、歴史にもしもはありませんけれども、我が本庄児玉郡市は群馬県と一緒の熊谷県であったかもしれません。
もう1枚パネルを御覧いただきます。よく目にする日本列島の地図はこんな形で見られる、御紹介されると思います。これは東日本地勢図という地図でありまして、実はこの形がこの地図の特徴、特徴というのはこの地図であります。この形です。大陸から日本、そして太平洋を見たものであります。ふだん見慣れた地図とは全く違うことが見てとれると思います。私が申し上げるまでもないことでありますが、物の見方というのは立脚点、つまり立ち位置が異なると全く様相が異なるということであります。この地図はそういったことを我々に教えてくれる良い例になると思います。
私は、ここで県北、県西部にもっと投資をと訴えるつもりはありません。私が訴えたいのは、この大陸から見た地図で見ていただいたとおり、立脚点が異なれば物の見方、考え方が異なるという点であります。県庁は浦和にあります。県南ゾーンの視点で物を考えがちなところが、あるいはあるかもしれない。しかし、政策立案に当たっては、県北ゾーン、圏央道ゾーン、県南ゾーンなどそれぞれの地域の立脚点にも立ち、様々な角度からよくよく検討をいただきたいというのが、私の思いであります。
例えば、埼玉県の5か年計画では地域特性を考える切り口として、東京都心からの距離を埼玉県の地図に落とし込んでいます。これ、ちっちゃいですね、157ページであります。このような区分けはもちろん考え方の1つなので、それ自体を否定するつもりでは決してありません。ただ、地域振興という観点からは、こちらのパネルのとおり、埼玉県中央集権型ではなくクラスター型、もしくは分散型の事業構築をしていくべきではないかと思うのであります。その地域に立脚した観点で政策立案をしていただきたいというのが私の考えであります。
今回はこのような観点に基づき、地域振興、観光、医療体制、下水道政策などについて、順次、質問をさせていただきます。
先ほど見ていただいたパネルをもう一度見てください。このとおり浦和地域、秩父地域、本庄地域だけをとってみても、それぞれ地域の特性が大きく異なっているのはもちろん、あるいは住民性、気質なども異なっているように思われます
先日、埼玉新聞「さきたま抄」に明治維新後、熊谷県や群馬県の官吏となった忍藩出身の篠原叶という方が上毛新聞の創業者になったとの記事が掲載されておりました。もし埼玉県の官吏として残っていたら、埼玉新聞の創業者になっていたかもしれません。
さらに記事は、県北と県南の壁は高崎線でいう桶川駅あたりを境にして、ある言葉に注目しています。それは「はぁ、けーるん?」、もう帰るのですかという意味ですが、これが通じるか通じないかが分岐点になるということです。このとおり、地域振興に当たっては、それぞれの地域の特性を十分に踏まえた事業構築が必要ではないかと考えます。
立脚点が異なればものの見方が異なるという観点を踏まえ、地域振興にどう取り組んでいくのか、企画財政部長にお伺いいたします。

A   砂川裕紀   企画財政部長

埼玉県には、首都に隣接した人口の集中している都会から自然豊かな田園まで多彩な地域があります。
各地域が、自然、産業、文化など特徴的な資源や環境を生かし、創意工夫して個性豊かで多彩な地域づくりに取り組むことが重要です。
このため、埼玉県5か年計画では各地域の特性や現状を踏まえ県内を10地域に区分し、地域ごとに異なる課題に対して地域づくりの方向性や主な取組を示しております。
この5か年計画に基づいて、各部局において各地域の振興のための事業を構築しているところです。
また県では、地域の特性と課題を踏まえながら市町村と連携した地域づくりを推進するため、地域振興センターごとに「地域の未来を考える政策プロジェクト会議」を設置しました。
その中で、市町村、地元金融機関、商工団体の職員などのメンバーとともに地域の政策形成を行っております。
例えば、北部地域においては、若者の定住促進や地域の魅力アップなどについて議論を重ね事業を構築しました。
具体的には、今年度、本庄・児玉地域において、緑豊かな自然環境や先程、御質問にもございました金鑽神社など地域の魅力を若者に体験していただくモニターツアーを実施し、参加者によるSNSを用いた情報発信を行いました。
南部地域においては、中小企業の人材不足を解消し、地元企業への就職により若年層の流出に歯止めをかけるため、県、市、企業で連携し、合同企業面接会を実施しております。
また、西部地域においては、県内の大学の5分の1が集中する特色を生かし、若者の地域への愛着心を育み、ずっと住み続けてもらうため、大学生を対象とした地元の名所や企業などを訪問するバスツアーを実施しております。
このように各地域振興センターでは、それぞれの地域の特性と課題を踏まえた事業を実施しております。
県といたしましては、地域の特性を十分踏まえ、各地域の市町村と連携して、個性豊かで多彩な地域づくりが進むよう、しっかりと取り組んでまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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