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掲載日:2018年1月19日

リュウキンの養殖技術

リュウキンは経営効率が高く、年間を通して需要があり養魚農家の生産意欲も強い品種です。丸い体型を作るための低蛋白餌料の飽食給餌、体型や尾型に悪影響を及ぼす水流を抑える瀑気方法の改良、選別のための取り揚げ方法の改良により,優良なリュウキンの養成技術を開発した。

技術内容

種苗生産

仔魚放養の約3週間前(4月中旬)に、石灰、醤油粕、鶏糞を施肥し、仔魚の餌となるミジンコを培養する。産卵適期は4月下旬から5月中旬であり、雌1尾に対して雄2~3尾の割合で、透明な水を貯めた産卵池に放養すれば、魚巣に卵を産みつける。卵は、水温20℃の時に5日でふ化する。ふ化後2~3日で卵黄を吸収するので、ミジンコが繁殖した養成池に、1平方メートル当たり200~300尾の密度で放養する。なお、養成池は放養の2~3日前から10日間昼夜瀑気を行い、酸素を補給する。

養成

(1)給餌

ミジンコを10~15日間摂餌させた後、配合飼料と炊き餌(仕上げ糖20kg、魚粉2kg、水170リットルの割合で、十分に煮てから放冷した自家調餌飼料)を併用し、餌付けを行う。リュウキンの丸い体型は、低蛋白餌料を飽食給餌することによって形づくられることから、炊き餌と呼ばれる低蛋白餌料を、餌皿の上に置き、食べ具合を観察して、餌を追加していき、1日中食べられる状態に給餌する(図)。

(2)瀑気

酸素を補給するための瀑気によって生じる水流は、体型や尾型に悪影響を及ぼすので、水流をなるべく抑えるように、噴水状に吐き出された水をポンプの周囲に落下させるようにする(表1)。

取り揚げ・選別

(1)取り揚げ

地曳き網、竹簾、つり揚げ網、かいぼり(池の水を全部排水し、魚を拾い集める)によって取り上げるが、長所、短所があるので、選別、出荷、池替え等目的に応じていくつかを組み合わせる。

(2)選別

ふ化後1~2か月目から始まり、0年魚のうちに3~4回選別される。それぞれの選別時ごとに、尾型、体型、色彩,班紋について基準に従いよりわけるが、特に尾型については入念に選別される(表2)。

具体的データ

給餌日数とリュウキンの消化管と体長、体高と体長の変化の図と曝気方法の違いによるリュウキン尾鰭の出現率の表

選別時期と選別基準の表

適用地域

平野部、養魚用水(井戸水、河川水)の確保が容易で、保水性が良く、排水が容易な場所。

普及指導上の留意点

  • (1)選別時に数回取り揚げるので、比較的小型の池(1面250~300平方メートル、深さ50~60cm)とする。
  • (2)採卵、ふ化、選別、出荷のために、コンクリート製の池(大きさ5~10平方メートル、深さ50~60cm)が必要である。なお、これらはいずれも兼用できる。
  • (3)仔魚から親魚まで、鳥獣害による減耗があるので、防鳥網を張る必要がある。

お問い合わせ

農林部 水産研究所  

郵便番号347-0011 埼玉県加須市北小浜1060-1

ファックス:0480-63-1012

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